リタイア1年目の家計簿 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

気がつけば今日は夫のお誕生日。

これで知り合って30年人生を共に過ごしていることになります。

 

 

 

今日夫は、普段は絶対に食べない巨大なアーモンドケーキをオーダーしていました。

甘いものに目がないのですが今日はわたしもNoと言わない日です。

 

 

 

夫は乳糖アレルギーがあるので、このピルを飲まないとこの種のケーキは食べられません。

巨大すぎて二人で1つオーダーして80%は残してしまいました。

 

最近ケーキなるものを食べてないので控えめな甘さと言われましたが、すごく甘く感じました。笑

 

 

30年前の今頃
知り合ってすぐに一緒にマイアミビーチに来た時の写真
娘が大好きで自分の部屋にも飾ってくれてます。
 
 

 

昨年は夫がセミリタイアし、わたしがリタイアした記念すべき年でした。

 

夫はまだ仕事をしていますが、リモートワーク中心で自由時間はかなりとりやすくなり、その分収入はうんと減り、娘の年収より少なくなりました。😆

 

昨年はこうして二人のライフスタイルが劇的に変わった年でした。

収入は激減し、これまでの蓄えで生活する日が始まりました。

 

で、一年目はどうだったかというと。。。

 

個人的には、あまりに支払う税金の額が多くて卒倒しそうになりました。

 

今まで税金の大半は夫のお給料から源泉徴収されていたため痛みを感じなかったのです。

が、昨年は会社を辞めて源泉徴収もなくなり、自分たちのポケットからごっそり払うことになりました。

それに慣れてなかっただけなのですが。。。

 

当然ですが、これまでの蓄えを費やせば、それに税金はかかります。

 

さらに昨年はアフリカに大名旅行をしました。

この出費も夫が計上した旅行バジェットを大幅に超えるものとなりました。

 

ということで初年度は、夫が綿密に立てた予算を超える出費となりました。

 

「この調子で使っていて大丈夫なのだろうか」

いくら、「ゼロで死ね」のコンセプトに賛同し、それを目指しているとはいえ、仮に二人共あと30年以上生きるとすれば、死ぬ前にゼロになることはないのだろうか。

 

そんな不安が胸をよぎりました。

 

アメリカでもベストセラーとなった本
頑張って貯めたお金は遺産として遺すのではなく
すべて自分たちできれいに楽しく使おうという本です。
 

 

 

 

 

ところが夫は。。。

「大丈夫、全て想定内」と。

しかもかなり使ったのに、それでも蓄えの全体は一年前より増えているようです。

 

 

夫が注意深く算出してくれたお金を生み出す法則はきちんと機能していることがわかりました。

ありがたい。。。

 

 

 

加えて今月から、昨年始めたわたしの「お小遣い」の額も増やしました。

わたし名義の各種投信を一本化し、これまでしてきた積立はやめました。

 

そればかりか、アメリカで持っている投信の2%分の額を毎月、逆に私の口座に戻す措置をとりました。

これも全て夫のアドバイスの賜物です。

 

 

つまり、その金額と、メディケアの保険料を差し引いた社会保障年金の合計がわたしが自由に使えるお小遣いです。

 

加えて、昨年のミューチュアルファンドのパフォーマンスがとてもよかったので、今月からさらに1%引き上げ3%分を自分の口座に戻すことにしました。

 

ちなみに我が家の現在の生活費も同様で、我が家の貯蓄全体の4%未満を充てています。

が、やはり株、ミューチュアルファンド、その他の配当や利子が4%以上だったため、財産が目減りすることはなく、逆に増えていました。

 

リタイア後一年目の家計簿は、思わぬ出費もありましたがそれでも目減りすることなく年を越すことができました。

 

 

!この仕組み、若い時に始めるほど痛みなく習慣にできます。ぜひ始めてみてください。

 
 

!リタイアしたタイミングで投資を解約するか切り崩すか、それが問題です。

 

 

!ずっとお金に悲観的だった夫がリタイアした途端激変しました。

 

!夫の血を引いた娘の倹約術にも学びがあります。

 

!​​​​倹約にもプリンシパルがあります。