週末の家のガレージに不審な水たまりが見つかり、チェックのために水道を一時的に止め、マンハッタンに戻ってきました。
いつもなら、帰宅した途端、仕事が山積みで、夜は必ずどんなに疲れていても深夜過ぎまでコンピュータと格闘していたのですが、それがすっかりなくなり、極楽です。
今のところ、リタイアしたメリットのほうがずっと大きいです🤣
いつまで続くかしら。
さて、今日は少し長くなります。
大人世代の婚活についてです。
あなたが40代以上で、結婚やパートナー探しを考えてらっしゃるならぜひ読んでみてください。
6月に帰国した際、イベントなどでたくさんの方にお会いする機会がありました。
実際に直接人と会ってお話しできるっていいですね。
普段、ニューヨークでは新しい出会いはほぼゼロなので、人との出会いっていいなぁとしみじみ思いました。
24日と29日にお越しくださったみなさま、ありがとうございました。
さて、その時お会いした方から、大人の婚活についてご相談を受けました。
正確にいうと、ご相談というより「だれかいい方を紹介してほしい」とお願いをされました。
「紹介」。。。。
実は、紹介って、以前ブログにも書きましたが、簡単そうで簡単ではないんです。
紹介でビジネスや恋愛、結婚を勝算につなげられる確率ってとても低いのです。
わたし個人の経験では自分でつかんだほうが手っ取り早いと感じます。
そこのところを短時間の会話ではうまく説明できませんでした。
そこでフォローアップのメールをお送りしたのですが、やっぱりうまくご理解いただけませんでした。
それでも紹介してほしいと書かれており、そのまま「メールなしのつぶて」にしてしまうのでは誠意がないと思い、メールを返信しました。
今日はその内容についてです。
コロナ禍の間、人は家の中に閉じ込められ、新しい出会いはゼロに近くなりました。
しかし、そんな状況でもめげずに行動するニューヨーカーはたくさんいました。
そんな反骨精神旺盛な？彼らは、コロナ禍が終わってみると次々と結婚しました。
例えば、エリック。
バンブルという女性からまずアクションを起こせる出会い系アプリで知り合い結婚。
ブログを長く読んでくださっていてRishのお客様でもあったみさきちゃんもバンブルで知り合った彼と先月ご結婚されました。
娘の友人のママ60代、隣人のお姉さん60代もコロナ禍に知り合った人と結婚し、とても幸せにされています。
そうそう、わたしのパーソナルトレーナーのナターシャも今は二人目の出産間近です。
この3人はHingeというアプリで知り合いました。
ご相談をくださったYさんもアプリは試されたようです。
でも、あまりいい経験ではなかったとのこと。
そこで、だれか紹介してほしいとおっしゃったのだと想像しました。
自分の力だけで新しい人と知り合うのは難しいですものね。
「婚活」って時に不毛ですよね。
そのジレンマ理解できます。
私も30代でとことんの孤独をニューヨークで味わった時、結婚するぞ！と決意し、かなり必死で（笑）いろいろな人とデートし、がっくりする繰り返しでした。
結局、親しい友人の知り合いとブラインドデートで知り合いました。
それが夫なのですが、諦めなかったのとラッキーだったのと両方だったと思います。
一方、日本に目を向けると。。。
私の周囲には、50代後半で最近再婚した知人がいます。
彼女は親しい友達の紹介で知り合った人と電撃結婚をしました。
相手は、彼女の親友のパートナーの知り合いで、ちょうど離婚して2年ほど経っており、やっと彼も次に進みたい気持ちになっていたタイミングで紹介され、トントン拍子だったそうなのです。
ただ「紹介」はなかなか便利な手段ではあるのですが、よく知っている人同士を紹介するからこそうまくいくと考えます。
紹介って、すごく責任が伴うことなので。
ビジネスの仲介も然りですが、中に入った立場としては、うまくいく当てもなしには紹介はできません。
気軽によく知らない方を紹介するのは無責任ですらあります。
では「紹介」はだれにしてもらえば、勝算は上がるのか。
勝算の高い「紹介」は、両者をよく知っている人にしてもらうのがベストです。
そのためには、既婚者の友人たち（目上、年下含む）との交流を大切にしましょう。
周囲に離婚してしばらく経つ素敵な人がいたら紹介してほしいと伝えておくと良いでしょう。時間がかかるかもしれませんが、結局それが一番近道かもしれません。
夫婦円満な友人や安定したパートナーのいる友人はロールモデルになります。
彼女たちの彼との会話、仕草、彼が喜ぶこととしては具体的にどんなことをしているか。
それを身近に学ぶいいチャンスです。
さらには何度も書くようですが、自分を磨くこともプラスにはなってもマイナスには絶対にならないと思います。
出会いを待っている間にできることはたくさんあります。
例えば、大人の歯科矯正、肌への投資、筋トレ、苦手な分野の知識を増やすことなど。
思いつく自分を向上させられることは全てしましょう。
さらに個人的によくしていたことは、気軽に人を家にお招きすることです。
一人暮らしですとお部屋は狭いかもしれませんが、そんなの関係なく気軽に複数の人をお招きする。
こうして苦手だった「おもてなし料理」の腕を磨きました。
さらに、今でも苦手分野である「スモールトーク」にも慣れるようにしました。
自分の家ならリラックスして臨めます。
こうして人と人をつなぐことが求心力になり、人が集まってくるようになれば、新たに出会いやすくなっていきます。
さらに私がよくお薦めをするのは、チャリティ活動へのインボルブです。
チャリティって志を共にする素敵な人たちが集まってきます。
そんな方たちと親しくなれば、中にはホームパーティに呼んでくださる人も出てくるかもしれません。
またお食事に誘われるかもしれません。
そこで知り合った人が良い人を紹介くださるかもしれません。
さらにそこにきていた素敵な人と知り合うかもしれません。
チャリティという共通の「キーワード」があるため、話がはずみやすいのもプラスです。
若い時と違って、新しく人と知り合うのはとても難しいですよね。
だからこそ、チャリティは質のいい人たちと知り合う最強のチャンスでもあります。
心が熱くなる活動を見つけ、長く続けることが大切です。
けれど勢いだけで結婚すると破綻する可能性も高いものです。
大人の結婚は、できることなら失敗（離婚）なしで成就を目標にしたい。
とにかく思いつくものをどんどん書き出します。
ただし、これだけで終わせないでください。
書き出したその条件の相手は、自分に興味を持ってくれるか。持ってくれるとすればどこがいいと思ってくれるか。今のままの自分ではダメだと思う部分を洗い出し、それを改善していく。ここをきちんと取り組まないとこれまでの繰り返しで次のステージには進めません。
さらには、
書き出した条件の中から妥協できる部分は削除・変更し徐々にハードルを下げていきます。こうして求める相手を明確化します。
相手が望む女性像と自分とのギャップを埋めていきます。ただ、漠然と紹介してもらうと、相手は気に入ってくれてもあなたが気に入らない場合や、反対にあなたが気に入っても、相手が気に入ってくれないこともあります。
一番避けたいのは、こちらが気に入っても相手が気に入ってくれないこと
そして不必要に自分に対する自信を喪失してしまいます。
そのため、上記で書いたように、高すぎる理想像から徐々にハードルを下げていき、相手が気に入ってくれる感覚を味わう経験をまず重ねてください。
ひどく戦略的ですが、ただの茶飲み友達ではなく、結婚をゴールにするなら、仕事同様、冷静に遂行することも大事かと思います。
結婚はある意味、もう一つの「仕事」です。
あなたの魅力を最大限に引き出す努力をすれば、きっとうまくいくと思います！
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