ニューヨークではほんと!
呆れるほど多くの言語が飛び交い
いろいろな民族、国籍、
宗教的バックグランドを持つ人が
ひしめき合うように暮らしています。
だからなのでしょうね。
人は、まずは見た目で判断します。
しかもその判断方法もかなり複雑です。
例えばわたしにも
最近ではこんな判断が
できるようになりました。。。
✔️この人はWASPっぽく振る舞うから
ユダヤ人に見られたくないユダヤ人だ。
✔️この人は漆黒の美しい肌の持ち主なので
アフリカから来た黒人だ。
✔️この人はドイツ語を話しているけれど
アメリカが長いドイツ人だ。
✔️この子は韓国人に見えるけれど
服装の感じから考えて日本人に違いない。
✔️この人は爪が長すぎ
デコラティブで
まつエクも半端ない長さだから
断じて職業は外科医じゃない。
という感じ。。。
見た目から入ってくる情報を
知らないうちに
カテゴライズする判断材料にします。
ニューヨークに慣れてくると
かなり当たるようになるけれど
それでも90%止まりの確率。
過信は禁物です。
例えば
娘の大学時代の親友Bちゃん。
この子ほど
外見から入る情報が
当てにできない人はいません。笑笑
先日もボストンから一時戻ってきた彼女と
娘たちがナイトアウトした時のこと。
相変わらず胸が溢れ落ちそうな
レースの下着みたいなトップに
超がつく短いスカート
それに10cm以上の高さの
プラットフォームの靴。
彼女は背が低いので
いつもこんな感じなのです。
で、軽く知らない男の子に
話しかけられたりします。
バーなどで話しかけられ
「何してるの?」
と聞かれます。
まさか
ハーバード大学の病院で
研修医をする精神科医だなんて、
だれが信じるでしょう。
彼女自身も見た目と中身のギャップを
楽しんでいるようです。
ニューヨークに住んでみると
自分のイメージは
人が勝手に決めるものだけど
逆手にとって
自分が見られたいように
操作していいんだと
思うようになりました。
人間はみんな多面体。
いろいろな面を持っています。
それをダイヤモンドの
ブリリアントカットに例えるなら。
複雑な多面体だからこそ輝くのです。
多面体とは、もっというと
違う引き出しをたくさん持っていると
考えてみてもいいかも。
自分のみせたい面を
装うこと、つまり衣装で
調整できると手っ取り早い。
さらに仕事を離れ
久しぶりに羽目を外したいときは
いつもの自分とは全く違うイメージを
装ってみると
いいストレス解消になるかも。
そう、コスプレのつもりで。。。
そうか、Bちゃんは
ナイトアウトする時は
コスプレを楽しんでいるんだ。
なりたい自分
見せたい自分
それを見た目で演じることで
だんだんそれが自分の
多面体の一つになり
人生に奥行きが出てくる。
見た目から人が判断する
自分についての情報
人生のオンとオフ
両方を楽しむために
それを自由自在に
操れるようになり
他人の思い込みを
たまにドカンと裏切ってみる。
なんだか
人生さらに楽しくなりそうですね!
これで十分ストレス発散できそうですね。
さあ、今週末、
あなたはどうされますか?
ハロウィンにはまだ早いけど
イメージの裏切り
楽しんでみてくださいませ。
別ブログもぜひ覗いてみてください。