これは、鉱山ではなく、ラボで作られるダイヤモンドのことです。
(略してラボダイヤと書きます)
鉱山で採掘されるダイヤとは、
同じ炭素を原料としているだけでなく、
結晶構造や硬度も天然ダイヤモンドと完全に同じです。
だから天然ダイヤモンドより安めでお値段には魅力がありました。
そのため、あのラインストーンで有名なスワロフスキーもラボグロウンダイヤモンド市場に入ってきました。
また、ニューヨークのダイヤモンド鑑定では世界的権威のGIAまでもこのラボで造られたダイヤの鑑定もするようになりました。
と言っても、決して破格にお安いわけではありませんでした。
例えば、1カラットのブリリアントカットのラボダイヤがニューヨークダイヤモンド街で買えば、つい昨年までは20万円ぐらいでした。
これが鉱山で採掘される天然ダイヤだと1カラットでカラーは黄色っぽいJ、キズも肉眼で見えるぐらいのSI2で30万円。
ただ、よほどクオリティの良い天然ダイヤで、最高のDカラー、傷はVS1(VVS1が最高)、GIA鑑定書付きだと100万円以上してしまうので、結婚指輪に大きくて傷のないラボダイヤを買う人が急増したのです。
左は鉱山で採掘された天然ダイヤモンド中心は2.2カラット
カラーE、キズVVS1、
ダイヤモンドと比較し強いていえば
キュービックジルコニアは色に黄色味がありません。
中央のピアス各1.5カラット相当がお値打ちに再入荷しました!
ただし、ここで問題が起きました。
ラボグロウンは、人工で造られるダイヤで、これまでは製造に3ヶ月ぐらいかかりました。
ところが、最近はさらに早く製造できるようになったのです。
簡単にできれば、大量に出回ります。
大量に出回ればどうなるか。
お値段が下がります。
それはファストファッションと同じです。
つまり、今になってラボダイヤの値段が急激に下がってしまったのです。
きっと、高値で買った人は悔しい思いをしていることでしょう。
また、ラボダイヤ生産に乗り出していた世界のダイヤモンド市場を支配するデビアス社は、とうとう手を引くことにしたそうです。
ということは、やっぱり本当に長く所有していて投資価値があるのは鉱山で採掘される本物でしかないということですね。
それか。。。
硬度も屈折度もかなりダイヤモンドに近いけれど、お値段は破格に安いキュービックジルコニアで「お遊び」を楽しむか。
キュービックジルコニアはラボダイヤの10分の1以下のお値段で、プロの鑑定士が見てもほぼ見分けがつかないクオリティなのです。
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別ブログで主にファッションのこと、プライベートなことなどを書いています。
わたしが若くてタカビーで
でも自信がなくてとんがっていた頃
大好きだったコートの今