未来は明るいと手放しに信じると
いい投資家や倹約家にはなれない。
かといって悲観しすぎても人生やっていけない。
ほどほどが大切。
義弟は一緒にいると本当に楽しいタイプです。
こんな彼氏がいたらめっちゃ楽しいはず。
お金離れもいい。
一流の良いものをよく知っている。
だからすごくモテます。
でも。。。
私なら絶対結婚はしないタイプ
なぜならば。。。
考え方が楽天的すぎて
未来に対しポジティブすぎて
万が一にも悪いことが起こるとは考えないんです。
自分の未来は明るい。
きっとなんとかなる。
そんな根拠のない自信がある。笑
それの何が悪いの？
って、思いますか？
未来に起こるかもしれない
不慮の事態に備えることをしないんです。
だからいくら祖父から十分な
信託財産をもらっても
どんなに稼いでいても
基本的にいつも貯金がない状態。
あればあるだけ使っちゃう。
そしてある日突然。。。
会社から解雇を申し渡される。
それがタイミング悪く
簡単に職探しができない時だと
さすがに、未来は
明るいだけのものではないと気づくのです。
一方、夫は血のつながった兄といえど
未来に対して「警戒心」があります。
長い人生にはこんな「悪いこと」も、
こんな「災難」も降りかかるかもしれない。
あらゆるよくない場面も人生に想定しています。
小さい頃は、お父様のお金の使い方に
子供心に危惧感を抱いていて
このままじゃ大変なことになる
僕がなんとかしなくちゃ！
と、10代の頃から責任感に目覚め
投資を始めたほどです。
投資ばかりではありません。
万が一に備え、小さなことで言うと、
鍵を失くした時のために。
バックアップキーを常に用意しています。
スマホとパスポート、
車のカギにはGPS機能のある
エアタグをつけています。
スーツケース、パスポート、車のキーなどに
エアタグ防水ケース
スマホを紛失した時のために
i cloud のバックアップは万全。
万が一病気になった時のために
良い保険会社を調べ
もちろん、若い頃からの
堅実な投資には余念がありません。
価格の変動が激しい株には
基本、手を出しません。
こういう人と一緒に暮らすと
例えば家族旅行は
つい最近までエコノミークラスでした。
みんなが景気がいい時も
倹約家であることに変わりなく
唯一世の中が不景気な時も
慌てずいつもと同じにしていられる。
ただ、今となっては
彼に感謝しかないこともあります。
彼と知り合ったばかりのほぼ30年近く前。
わりとすぐに一緒にアパートを買うことになりました。
それでわたし個人が所有していた
アパートは売ることになりました。
ニューヨークの不動産市場は
やっと上向きになったばかり。
とてもいいお値段で売れて
お釣りがかなりきました。
夫はそれをミューチャルファンドに入れることを提案してくれました。
しかも月々自動引き落としで
痛みのない程度の金額をその口座に入れていく。
手続きもしてくれてすぐに完了！
結婚しても自分だけの名義の口座はあったほうがいい。
そう言って作ってくれたのです。
そのお金が今や遥かに20倍を超える金額になりました。
28年ってあっという間でした。
彼がいなかったら。。。
きっとここまでは増えてなかったはず。
それどころかなんだかんだで
使っちゃって大して残っていなかったかも。
ミューチャルファンドとはつまり投信です。
言うならばカメさん投資です。
それでも着実に増えていくんですよね。
一方で、倹約にも余念がありません。
日々倹約に知恵を絞る。
それがもう板につきすぎて
倹約が「趣味」の領域に達しています。
電灯をLEDライトに変えて
週末の家の電気代が年間で六百ドル節約。
スーパーマーケットも
近所のスーパーより
数ブロック先のスーパーが
安いとなると足を運びます。
よほどのことがないと
ウーバーやタクシーは使いません。
車の駐車場も娘が高校を卒業し、
毎日使うことがなくなったら
いろいろ検索して
裏レートのある駐車場を近所に見つけてきました。
表レートだとアッパーイーストなので
１か月の駐車代は10万円以上。
裏レートだと同じところで
月々300ドル安かったのです。
今ってほんと、検索上手だと
お手頃情報が入りやすいですよね。
おかげさまで
老後の今こそ
今後の不安は全くしないでいられるます。
娘が夫のこの資質を見事に受け継ぎました。
幼少のみぎりから
父親の背中を見て育ったからでしょうね。
夫による英才教育が
開花した感じです。笑
趣味は節約と投資。
彼女もまた子供の頃から
お金を使うことにいつも少し
罪悪感があったと言います。
「いつかお金がなくなっちゃうんじゃないか」
そんな不安を感じていたそうです。
そんな不安がコアな部分にあり
それがドライブとなり
「趣味は節約と投資」の域に
到達することができたのでしょう
。
前にも書きましたが、彼女は
マンハッタンではバーには行かないと決めてます。
その理由はブルックリン価格に比べ
格段に１ドリンクの値段が高いから。笑
ビリオネアの親を持つ友人との食事は
ディナーでなくランチ。
しかも週に一度。
美味しくて穴場的な魅力があって
しかも「お値打ち」なところを
自分が主導して上手に調べてきます。
（彼女たちに任せると
とんでもなく高いところを選ぶから）
以前、彼女がブージーと呼んでいる
ブルジョワな友人たちを
生まれて初めてブルックリンまで
地下鉄に乗せるツアーをしたりね。
遊び感覚で痛みなく節約するのが上手です。
こちらマネー術に関する過去記事です。こちらもぜひ！
ただ、節約しないこともあります。
ドーンと使うこともあるのです。
そんなことなども続けて書いてまいります。
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