今日はこちらの続きです。
けれど、これから書く理由で、ティファニーにならプラスアルファのお値段を払ってもいいと思いました。
ティファニーの偽物を寄せ付けない本気の取り組みや、エシカルであろうとする企業努力に感動したからです。
ティファニーのダイヤには鑑定書の記載番号と一致するシリアルナンバーが入っています。
しかしこれがね、ただのシリアルナンバーじゃないんです。
なんと、それは肉眼では見えないレーザー刻印なんです。
個別登録済みのダイヤモンド(0.18カラット以上)には、独自の「T&Co」シリアルナンバーが、レーザーによって刻印されるのです。
このレーザー刻印こそがティファニーの証。
しかも、このレーザー刻印をする機械は、なんと5億円ぐらいするらしいんです。
こんなことができるのはさすがティファニー。
これではいくらダイヤモンドは本物で、精巧に同じセッティングで作れても、刻印までは同じにできないでしょうから、専門家がルーペで覗けば偽物かどうかはすぐわかってしまいます。
また2019年より、ティファニーはダイヤモンドの原産地情報の公開も発表しました。
世界のティファニーで、陳列するすべてのダイヤモンドリングには、個々の原産地情報がわかりやすく表示されるようになりました。
なぜ産地情報を公開することが重要なのでしょうか。
ダイヤモンドの産地にはとかく、戦争や闇取引、児童保護法を無視しての過労働などの搾取がつきものだからです。
それを防ぐために、ティファニーでは、紛争地域で取得され、なおかつ武装勢力の資金源となっているダイヤモンドは断固扱わないと宣言したのです。
ティファニー最高経営責任者のアレッサンドロ・ボリオーロはこうおっしゃっています。
「自然の奇跡によって、30億年も昔に結晶化し、地表付近まで運ばれてきたダイヤモンドは、人生の大切な瞬間を共に刻む象徴的な存在です。
ティファニー ダイヤモンドには何ひとつ不透明なことがあってはなりません」
「お客様は、ご自身にとって何にもかえがたい大切なダイヤモンド ジュエリーがどこで産出されたのか、どのような流通ルートを経て手元に届いたのかを知りたいと思われるでしょうし、これを知る権利があります。」
また、研磨やカットの生産工程も、劣悪な環境下で行わるのが日常茶飯事です。
そのように加工された宝石を、知らぬ間に身に付けていることを知ってしまったら。
あまり気持ちの良いモノではありませんよね。
加えて鉱山の爆破を伴う採掘による環境への影響の問題もできれば避けたいではありませんか。
そのためティファニーは、同社で扱うダイヤモンドのおよそ80~90%をベルギー、ボツワナ、モーリシャスなどの自社工場で研磨、カットをしているそうです。
ティファニーのリングにある刻印の字体は
年代によって変わっています。
偽物として売り出された本物を見抜いた人たち
別ブログもぜひ覗いてみてください。
【Rish NY】
黒基調のツィードのジャケットです。
袖口にはフェザーのトリミングが。
飽きたら取って普通のジャケットとして着られます。
カーディガンには袖口に
ノースリーブのトップには裾に
フェザーのトリミングがあります。
カーディガンのボタンは
クリスタルのキラキラ。
キュービックジルコニア&スターリングシルバー
本物のダイヤモンドに全く遜色のない輝き
大きさは中央が0.7カラット前後
精緻なセッティングはレーザー
キュービックジルコニア&スターリングシルバー
https://rishny.com/SHOP/at-f23-09.html
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