昔大好きだった人に嫌悪を感じた理由

*この記事は一旦保存状態にした上で、また書き直しています。

長くこのブログを読んでくださっている大切な方からメールをちょうだいしました。

そのメールは、彼女がかつて好きだった著者の本を20年経った今読んでみたら、なぜかしっくりこなくて、嫌悪感すら感じたというものでした。

奇しくもその著者の方をわたしも知っており、オリジナルの記事では、大昔の出来事がフラッシュバックした内容をつい書いてしまいました。

ただ、わたしの書き方が悪かったことと、考えが甘かったため、読んでくださった数人の方はその著者を特定できてしまったそうなのです。

深く考えず著者の方を今更批判するような内容になってしまったと深く反省し、とりあえず記事は書き直すために保存状態にしました。

遠く過ぎ去った20代の頃のことがフラッシュバックし苦しくなりつい感情のまま書いてしまいまいた。

けれど、ここで書きたかったことは批判が目的ではなく、自分の自己肯定感の低さゆえの弊害についてでした。

ということでここからは書き直した内容となります。

その前に…

まずは本日発売になる商品です。

ぜひチェックしてみてください。

【Rish NY 11月3日（金）正午発売】

洗濯機で洗えるエコダウン

ウエストのシェイプが美しい

フードはジッパーで取り外し可能。

身頃にはふわふわのボアが貼ってあり暖かです。

エコのスエード洗濯機で洗えるライダーズジャケット

内側のボアはふわふわ

保温力抜群です。

ふわっと軽くて

「まるでハグされているよう」

と、モデルになってくださった朝子ちゃん。

シルクウールの薄手ホワイトニット

白のニットがあれば重くなりがちな

冬のワードローブが軽くなります。

メリーノウールサイドに繋ぎ目がない薄手ニット

この質感を画像でうまく

お伝えできないのが残念です！

どちらも洗えるため

カシミアには少し早いシーズンに

冬の重いコーディネートを

軽くするお役立ちアイテムです。

Kさんから久しぶりにメールをいただきました。

Kさんとはお会いしたことは一度だけ。

しかもイベントでご挨拶だけ。

それでもふんわりと良い印象に残っています。

かれこれ10年以上ブログを読んでくださっていて、今もメールをくださり、長きにわたり、成長を陰ながら見届けてきた大切な方です。

一部こんな嬉しいことを書いてくださいました。

るみさんは辛い時でもユーモアに努め、そしてとても可愛らしいです(生意気にどうもすみません！！)　

きっとるみさんのブログを15年以上毎日拝読させてもらっているのもるみさんの誠実さとユーモアと人としての可愛らしさと、挑戦し続け勇敢なところが大好きだからだと思います。

るみさんのブログと共に私も成長してしていけると思うので、Mさんの本とはたくさんの感謝の気持ちと共に卒業することにしました。

正しいかどうかはわかりませんが、30年前に感銘を受けた本に違和感を持つことができた自分は多少なりとも人間として成長した結果なのでは、そうであって欲しいとも思っています。

これからもるみさんの挑戦に鼓舞されながら、私も頑張ります。

Kさん、ありがとうございます。

Kさんが書かれていたその著者の方のことはずっと忘れていましたが、その方にされたことが怒涛のフラッシュバックでよみがえり、ちょっと息苦しくなったのです。

人を恨むとか憎むということはあまりない人生を歩んできましたが、当時彼女がしたことは、まるで韓ドラみたいで、実際にそんな人がいるという事実がショックでした。

それでも、その時のわたしは、

「わたしもどこか生意気なところがあったからだ」

と、自分を責めたりしていました。

いや、生意気な小娘だったと思います。

けれどだいぶ後になって、その彼女とは親しいと思っていた別の人が、やはり彼女に仕事関係で嫌なことをされたと憤慨しているのを知り、ああ、そうか、わたしだけではないんだ、だれとでもそんなトラブルがある人なんだとわかりそれで自分を責めることから解放されました。

ニューヨーク生活30年＋となった今なら、ウジウジ泣き寝入りした自分を

「あの時のあんたは、どんだけいくじなしなんや！」

と、自分にカツを入れたことでしょう。

今ならニューヨークで生き延び、心臓に毛も生えていることだし、きっと面と向かって対峙したでしょう。

そして今なら、

「わたしの態度が生意気だったことはお詫びします。そのように感じられる原因はわたしにもあったと反省します。けれど、、、なぜ陰でそのようなことをされるのですか？　」

と、きっぱり言えたでしょう。

でも、自己肯定感が低いとはこういうことなんです。

他人に責められると、自分も自分を責める方にまわってしまうんです。

20代、生意気で可愛げがなくて、人の好き嫌いが激しかった自分。

でも、そんな自分をだれより嫌っていたのが「自分」だったから。

そんな自分を変えるきっかけとなったのは、その数年後、雑誌の表紙も担当するようになり、とりあえず会社に大きく貢献したと言えるだけのことをした後で、スッパリ会社を辞め、スーツケース２つと報道ビザを持ってニューヨークに引っ越してきたことでした。

わたし30代。

まだコモンるみが出来上がってない頃です。

それからいろいろあって。

でも、やがて一念発起して自分だけのアパートを購入。

清水の舞台から飛び降りる勢いでした。

けれどそれから人生に勢いがついたように思います。

それからすぐに出会ったのが夫でした。

彼の一番のすごい点はこんなわたしが嬉しくなるような褒め方がとっても上手なこと。

そしてそれは知り合って30年後の今も続いていること。

世界中のすべての人が敵にまわっても彼だけはわたしの味方でいてくれる。

そう信じさせて（妄想？）くれることを「愛」というのかもと最近思います。

（すみません、のろけました？　大喧嘩した後なので言ってみたかった。ワハハ）

そうなんです。

ファッションと人生哲学は別物ではない、とわたしも思います。

Kさんがお好きだった著者の書かれるものはわたしもずっと好きでした。

何より文章がとてもお上手です。

でも、そんな若い頃の経緯から、書かれたものには、「飾った作り話」といえば言い過ぎなら、「盛り過ぎた」部分があるとKさんも思われたのではと感じました。

メールをくださったKさんは、もしかしたら、ご自身も年齢をいい感じに重ねられて、ご本人と面識はなくても、その「飾った嘘」の部分が透けて見える年齢に到達されたのかな、なんて思った次第です。

そしてそこに嫌悪感を感じられたのかもしれませんね。

文章って、どんなに飾っても、盛っても、長く書いていると自ずと自身の本性が出るんだと思うんです。

ところで、、、

このブログでは、嘘で飾ることは絶対にしないと決めています。

知り合いや家族も読んでいるので嘘を書きようがないというのもあります。

わたしもプロの編集者であり、ライターであり、コラムニストだったので、ずっと書いていると、たとえよく見せようとしても、行間から真実は透けて見えることも知っています。

最近は白内障や若い頃からある緑内障で、視野に死角ができ、いろいろなケガもしています。

（どんだけおばあさんなんやという感じです）

コンピュータに向かうことが辛いと感じることが増えました。

それでもいただくメールやコメント、お客様に商品をお褒めいただくことが大きな励みとなってなんとか続けています。

最近では長いお付き合いの方がカミングアウトしてくださり、実際にお目にかかる機会もあり、いや〜SNSも悪くないかも。

もっともっとおばあさんになっても、SNSだけはちゃんと使えるように頑張ろ、と思っているほどです。笑笑

さて、そんな自己肯定感がうんと低かったわたしですが、遅ればせですがやっと克服できたかなと思います。

いつも書いていますが、本当にファッションのお世話になりました。

だからこそRish NYでご紹介しているお洋服やアクセサリーは、こんな点が誇れる点です。

・肌身に触れることで気分が上がる素材感

・自己肯定感が低い人が自分に自信を持てる

・身につけることで守られていると信じられる

・年齢関係なくいくつになっても必ず褒められる

・ここぞという時あの服やアクセがあれば大丈夫と思える

その点に留意して厳選してお選びしています！

どうぞ引き続き末長くよろしくお願いします。

お買い上げくださった方からこんな感想を頂戴しています。

まいさま、ありがとうございます！

オンラインでの衣類購入はがっかりすることも多いのですが、Rish NYさんはいつも予想以上の満足を届けてくださるので安心してお買い物ができます。
いつも素敵な服との出会いをありがとうございます。

ブログも毎日楽しみに拝読させていただいております。
これからニューヨークも日本も益々寒くなって参りますが、どうぞご自愛くださいませ。

今後とも宜しくお願い致します。