娘曰く、
もはや、マンハッタンには、老人か、観光客しかいない。
いえいえ、そんなことはありません。
アッパーイーストやウエストには全米が注目する私立校が何校もあり、そこに通わせるご家族はたくさん。
ただ、まんざら外れてもいないと思うのは、マンハッタンで生まれ育った人たちが大学を卒業してニューヨークで独り立ちをする時、多くがブルックリンに引っ越してしまうことです。
13丁目5番街&6番街の間にある超人気レストラン
Da Andrea
忙中閑あり、いえ、暇はなくても作るもの。
わたしがあまりに忙殺されていることにご機嫌斜めな夫と一悶着。
弾丸のロンドンでもパリでも長時間コンピュータに向かっている妻。
嫌なものだと思います。
これではいけない!
そう思い、週末は夫とダウンタウンに出かけました。
夫から2021年にもらった10枚のサプライズの封筒。
これらの封筒を開けると彼が選り抜いたレストランの名前があります。
選んだ封筒に書かれているレストランにナイトアウトするのがプレゼントなのです。
2年も前なので、もうとっくの昔に全部使い切っているはずなのに。
なかなか使うチャンスがなくて。。。
そのことにムッとしながらも、本当によく理解してくれる夫に感謝し、今回はウエストビレッジの封筒を選びました。
場所は、こちら。
激混みのお店、Da Andreaです。
35 West 13th Sreet
New York, NY
最近すっかり乗り慣れた地下鉄で
まずはユニオンスクエアまで行き、
そこからブロードウエイに寄り道です。

中古も扱う本屋さんに夫は行きたかったようです。
この老舗のストランドブックストアは
ニューヨークが舞台の
数々の映画にも登場しています。
マンハッタンではどんどん本屋さんが
消えていきます。
でもこの本屋さんはすごい人でした。
娘が1歳になるまで住んでいたビルを見上げながら、レストランに行きました。
本当におしゃれなニューヨーカーたちは、
今、ブルックリンに行くのです。
流れは反対になってきています。
ダウンタウンでも見かけるのは、
余裕のありそうな初老のカップルか
服装の感じが少しマンハッタンの人とは
違う感じの若い子たちです。
例えば、綺麗なワンピースを着て、
ハイヒールを履いていたら
間違いなく観光客かB&T
※B&T
マンハッタンへ橋BridgeかトンネルTunnelで来る人たち。
それでも、マンハッタンの賃貸はうなぎのぼりです。
お金を切り詰めている若い人たちは、
必然的に、マンハッタンには住めず
ブルックリンに引っ越すのですが
そのブルックリンでさえどんどんと
郊外に離れて行っています。
娘曰く。
「マンハッタンは世界中の人たちが憧れる「ショーケース」になりつつある」
確かにそうかもしれませんね。
別ブログでファッションのこと、プライベートなことなどを書いています。
ぜひ覗いてみてください!