今回は時差の解消も順調です。
週末は、SATCを見ました。
2年前、20年ぶりにリリースされたSATCの「And Just Like That」
サマンサを演じるキム・キャトラル抜きのドラマとなったことで話題になりましたよね。
でも、このシーズン1は、わたしの周囲のSATCファンの間では不評でした。
わたし自身もかつて放映されていたSATCは大好きだったので、見てみたのですが、エピソード3で挫折しました。
50代となった彼女たち、なんだか迷走している感じなのです。
彼女たちには、こんな50代を迎えたいと、憧れられる姿で登場してほしかった。
でも、特にミランダが「こんな50代は悲しい」な感じなのです。
残念!
シーズン1で挫折した時の感想です。
ミランダは、ハーバード大学ロースクール出身、一流法律事務所のパートナーまで上りつめた女性です。
でも、50代になった彼女は仕事を辞め、ニューヨークで第一線で働いていたとは思えないほど人種的にも理解が足りず周囲を驚かせる人になっていました。
若い黒人女性がコロンビア大学の教授として登場するのですが、ヘアをブレードしていたことから、学生と間違え、教授らしくないと大袈裟に驚きます。
話せば話すほどにブラックライブマターに反する微妙発言で墓穴を掘るのです。
人種の坩堝ニューヨークで弁護士として働くミランダの人物設定ならありえない!
また、シャーロットの口元のヒアルロン酸か何かが膨らませすぎなのも気になります。
Mr.ビッグがペラトンで走っている途中亡くなるのですが、その前後の夫婦の会話も「違うでしょう?」な感じ。
まあ、やめておきましょう。
とりあえず、シーズン1はスキップして6月26日にリリースされたシーズン2を見始めました。
アメリカでは毎週木曜日に1エピソードずつリリースされます。
で、今は4まで見たところです。
ネタバレに気をつけながら感想を書いてみます。
まず、キャリーのセラ・ジェシカ・パーカーが20年前と変わらない体型とパーソナリティでほっとさせてくれます。
彼女、若い時よりいい感じ。
シャーロットの気になっていた口元も普通に戻っていました。
ただ、やっぱりミランダが残念すぎる!
バーテンダーの夫には別れを告げ、ゲイ路線に目覚めます。
それはもちろんいいのです。。。
ただ相手役がね、いかにもなレズビアンの男役的な感じです。
でも、今どきって、見た目では全然それとわからない人がゲイだったりするんですよ。
髪が長くて女らしかったりしてね。
それがダメならせめて、エレン的なもうちょっと爽やか系のキャストにしてほしかった。
TVパーソナリティのエレン。
それと、ミランダがパートナーにまで上り詰めながら、法律事務所を辞めてほぼプー太郎(言葉古い?)的生活をしているのも残念!
ミランダ役のシンシア・ニクソンは実生活ではN Y市長候補にまでなったのです。
たとえ法律事務所を辞めたとしても、人権弁護士としてプロボノ(自身が持っている専門的な知識やスキルを公益のために無償で提供する社会奉仕活動のこと)で活躍する道を歩み始めるとか。。。
そんな気骨を見せるかっこいい人であってほしかった。
キャリーやサマンサが脱ぐシーンはないのに、ミランダはズッコケヌードシーンも多い!
こういうのを見ると、キム・キャトラルがサマンサとしてのSATCはもう十分、と判断したのは、ギャラの問題もあったかもしれないけれど、60代になってまで、ヌードになってセックスがどうのという役柄に飽きちゃったのかなと想像しています。
彼女とわたしは同年代ですから。
そう思えてなりません。
と言いつつ、シーズン2では、1シーンだけサマンサも登場予定です。
ただ、他のキャストたちと一緒のシーンはなく、彼女だけ個別に撮影したようです。
さて、このドラマ見る価値あり?
シーズン1を飛ばせば見る価値はあるかも。
新しい女性キャラも登場します。
これまでは4人全員が白人だったので
いい具合に「調整」が入ったキャストです。
なにより、ニューヨークらしいシーンが満載で、見慣れた背景が多く信ぴょう性があって嬉しいです。
また、METギャラ的MET ボールが登場したり
METボールに行く際、ウーバーを頼み忘れてタクシーが捕まらず
歩いて行くことになったシーン。
パークアベニューの70丁目代で撮影されたようです。
キャリーがバーグドルフグッドマンで大好きな靴を爆買いしたり
シャーロットの娘がエレクトロニックオルガン欲しさに、シャーロットのシャネルのスーツを勝手に、Real Real的なReal Dealに売り飛ばしたり、
新しく登場したキャリーのハイパワー不動産ブローカーのシーマが家の前で持っていたバーキンを盗まれたり。。。
家を出たところで盗難に遭うのだけど
泥棒にはバーキンの価値がわからず
お財布だけ盗ってバッグは生垣に捨てて立ち去るという。。。
黒人とラテン系2人の新キャラも登場。
二人ともカッコいいいけれど、
イマイチ感情移入するところまで行っていません。
キャリーの体型は20年前のまま。
いい感じに年齢を重ねています!
ただ、ありえないシーンも。
ブルガリのジュエリーデザイナーの作品が、ブライアント公園のテントでお披露目中、みんなの前で盗まれる。
これは絶対ありえない。
ニューヨークの宝石会社の警備はめちゃくちゃ厳しいはずですから。
また、キャリーとシーマがカフェみたいなところにいると、そばに座っていた大勢のオーストラリア人男性たちが話しかけてきたり。
年齢的にはみんな40代以上なのにカフェで集団ナンパなんて。
少なくともニューヨークの今なら、アプリ系で知り合うのが筋だと思うんです。
でもまあ、こんな具合にツッコミを入れながら見るのも楽しいかも。
とってもニューヨークっぽい「固有名詞」も満載です。
みなさんの感想もお聞かせくださいね。
一つ前の記事ではご心配くださったり温かいお言葉を頂戴したりしました。
みなさんのお優しさに感謝です。徐々にですが元気になってきております。
本当にありがとうございます!
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