書庫の整理をしていたら、懐かしい20代の頃の写真が出てきました。
まだ、ニューヨークに来る前の頃です。
このまま本棚に埋もれたら、もう何年も見向きもしないだろうと思い、もう一つのブログに備忘録にアップしておきました。
20代って、正しい判断ができる十分な年齢だけど、間違った判断をしても許される年齢。
娘に読んで欲しいのと、でも恥ずかしいのとで、英語でインスタグラムに書いたのですが。
これまでなら、この時代の写真を見ると、一瞬にして当時がフラッシュバックし、少し息苦しくなったものです。
わたしは20代の時は、人生という迷宮に迷い、あちこちに頭をぶつけまくっていました。
たくさんの間違った判断をし、失敗をし、路頭に迷い、だれも助けてくれず途方に暮れたことは一度や二度じゃなかったように思います。
今振り返っても顔が赤くなるようなバカなこと、愚かなことで羽目を外し、いつも自分勝手でした。
きっとそのことで周囲のたくさんの人に迷惑をかけ、傷つけてきたことでしょう。
できるものなら今、馳せ参じて謝りたい人も。
ここだけで告白すると、今も突然当時の一コマが鮮明にフラッシュバックし、突然「ああ」と声が出て、一人で穴を掘りたくなることがあるのです。
これらの写真だけを見ると、(楽しかった時のものだけを選んだから)なんとも華やかな感じがするかもしれません。
ダンディで憧れの岡田真澄さんらとパーティで
けれど、華やかな場所に身を置いていれば幸せを感じられるかというと、そうではないことはわたし自身、身をもって学びました。
自分に自信がなく、不安で、だからつい虚勢を張ってみたり、不自然に自分を語ったり、心にもないお世辞を口にしながら、同時にそんな自分にどんどん絶望していく。
つい最近までこの頃を思い出すと胸が苦しくなったのはそんな理由によります。
けれど、最近突然、自分の中で小さな革命がおきました。
そんな自分を愛おしいと思えることです。
あの葛藤も含めて、あの時代があったから今がある。
そして今の自分をやっと、これで良かった。
わたしにしては上出来だと思えるようになったのです。
タバコもお酒も縁がなかったけれど
夏になるとまっくろくろすけで
今になってシミとの激しいバトルを繰り返しています。😆
そして、今ならこうも言えます。
また20代をやり直すとしても、きっと同じようにするだろうと。
そして後悔はないと。
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