もしお時間ありましたらご意見いただけたら嬉しいです^^
わたしも、30歳ちょい過ぎていましたが
自分へのプレゼントでかなり思い切って
購入したものがありました。
それは、今振り返っても
大正解だったと思っています。
当時、マテリアルの迷宮に住んでいたようなわたしでしたが、「物」ではありませんでした。
それは何かというと。
世界一周のビジネスクラスのチケットでした。
当時、世界一周のビジネスクラスのチケットは
アメリカンエクスプレスで40万円で買えました。
日本の消費者物価指数はつい最近まで
当時とあまり変わりませんでしたが
当時、バブルの後の突然の金融危機で
航空チケットは今よりうんと安かったのです。
その優遇チケットは
2、3の航空会社を組み合わせて
一方通行で世界一周ができるというものです。
途中、5万円足してロンドンからニューヨークまでは、今はなき、コンコルドに乗りました。
はい、音速より早いと言われた超高速ジェットです。
今もコンコルドの機内でいただいたポーチを、中身共々持っています。
行ったのはシンガポール、香港、パリ、ローマ、ロンドン、ニューヨーク、ロスアンジェルス、東京だったと記憶しています。
一人旅です。
ちょうど会社を辞めたタイミングだったので、1ヶ月以上かけて回りました。
ちょうど人生のステージを根こそぎ変えてみたいと思っていた頃でした。
長年仕事で体を酷使して来たこともあり、体調は今一歩、メンタルでも人生の迷宮に入り込んだような状態でした。
何か、根底から覆すようなことがしたかったのです。
その旅行には、ファッション編集者としていただいていた1年のお給料の半分を費やしました。
わたしは20歳のお誕生にも
お祝いに何がいい? と親に聞かれ
ヨーロッパ旅行をお願いしました。
今はもうない、南回りで24時間かけてヨーロッパに行きました。
到着した時はヘロヘロでした。
でも、その時1ヶ月かけて回ったヨーロッパで見たもの、感じたこと、食べたもの、したことは一生忘れられない思い出になったばかりか、その後の人生を起動させていく大きな原動力になったとおもっています。
アイオープニングという言葉がぴったりの経験でした。
20歳の時のその経験があったからこそ、30代で一人旅ができたのだと思います。
30代での世界旅行は一人旅で、カメラも持たず行きました。
そのため写真は一枚もありません。
ちょうど仕事を辞め3ヶ月後からはニューヨークに住むと決めていたタイミングでした。
その時は体を壊しそうなぐらい
仕事に没頭して頑張った自分へ
東京での生活を初期化設定し
しがらみから解放され
日本からも自由になれる時間を
贅沢に与えたかったのです。
自分のそれまでの肩書や
お気に入りの場所や
日常を支えてくれていた
家族や友人たちから離れて
一人で大海に飛び込んでいく。。。
その一人旅は海外に住んでみるための
補助輪をつけた予行練習となりました。
この旅行は、わたしに
1、孤独と背中合わせの自由について考える良い機会となった
2、インディペンデンスに対する自信を与えてくれた
3、海外で独りで過ごす覚悟と自信への準備期間となった
という点で貴重なものとなりました。
旅行中よく思ったのは、
「今、もしわたしが不慮の事故で死んでも、家族や友人はそれを何年も知らないままでいるかもしれない」
というようなことでした。
圧倒的な自由、一方で心がキリキリ痛む孤独、
世界はどこにいってもかしましいのに
わたしだけが遮断された場所で
ガラスの格子越しに見ているような
どこに行っても言葉が通じない場所で
究極の「ひとりぼっち」を経験しました。
その経験がのちのち、自分の強さとなって、時には酷なニューヨーク生活を支えてくれたと思っています。
娘も、高校を卒業した年
何かプレゼントするといったら。。。
ヨーロッパ旅行の費用を出してほしいと。
夫が大賛成し、できれば
バックパックを背負って
若い時にしかできない旅行を
するといいとアドバイスしました。
娘は頭に??がいくつかありましたが
素直にそれを聞き、ラゲッジの代わりに
背中にバックパックを背負って
1ヶ月ユースホステルを回る
一人旅をしました。
18歳、娘の一人旅の最後は
ベニスで落ち合いました。
ただ、彼女は準備万端で、
1週間ごとに各地で
友人と合流する計画にしていました。
ユースホステルに泊まるのに疲れ
人恋しくなる頃に友人と会う。
とても心配をしましたが
物を紛失することも
トラブルに巻き込まれることもなく
無事に帰って来てくれました。
この旅行は、彼女にとってもかけがえのないプレゼントになったようです。
もし、旅行以外に「物」のプレゼントを考えてらっしゃるならば。。。
個人的に古いなと感じた部分は「時計」と「ハイヒールの靴」です。
パンデミックを経験し、時代は変わってしまいました。
そしてよろしければこちらもぜひ読んでみてください。

よろしければこちらもお立ち寄りください。
みなさま、
遅くなりましたがお礼を申し上げます。
たくさんの方がRish NY/リッシュニューヨークのプライム会員になってくださいました。
今、順番にプレゼントのアクセサリーをお送りしています。
最後にお申し込みくださった30人ほどの方のアクセサリーは、入会者多数につき、急遽追加オーダーをかけました。
まもなくニューヨークから東京オフィスに向かいます。
その関係で、今月いっぱいには全員の方のお手元にお送りできると思います。
まだ届いてない方、今しばらくお待ちください。
こんな嬉しいストーリーをちょうだいしました。
あつ子様〜ありがとうございます!
【Rish NY 3月15日正午発売!】
衿は開けても閉じても着られます。
風雨の侵入を防ぎのど元を防寒するスロートタブつき
上襟を立てその上から前面を押さえる。
全く違う印象で着こなせます。
トレンチコートの大きな襟に負けてしまうと感じる方
着こなしやすいカーキとトープ2色ご用意しています。
ここからお店に飛んでいただけます。CLICK⬇