失敗を成功に変える人のしつこさと粘り強さは紙一重 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 

 

 

サウスビーチの閑静なウエストアヴェニュー
今夜は灯りが見えるレストランで
定番カレーチキン(バナナみたいなプランテインとレーズンが美味)を食べ過ぎたので
9階まで階段で上がってきて窓から写真を撮りました。

 

 

 

 

「下手の横好き」でもしつこく続ければ

「好きこそものの上手なれ」に達する。

 

 

同様に失敗ばっかりしていても

諦めないで続ければ成功に手が届く日がくる。

 

 

こちらの記事で

大学受験には失敗したけれど

大逆転としか言いようがない

展開を果たした人たちのことを書きました。

 

 

 

 

 

彼らだって一度は苦渋を舐めて

プライドもズタズタに傷ついたはず。

 

 

それでも自暴自棄になったり

投げ出したりせずに

自分を励ましながら凛と上を向いて

諦めずにがんばった。

 

 

 

 

 

人間って不思議な生き物です。

 

もしダメだったら。。。

と、まだ起こってないことを

ネガティブに想像すると

ついついそっちに引っ張られてしまう。

 

 

そして気持ちが萎えてしまうと

「ダメだったら」が現実になってしまう。

 

 

 

 

でも、こんな記事も書きました。

 

 

 

 

 

不可能を可能にする人たちって

ある共通点があることに気づきました。

 

 

 

彼、彼女たちは

「もしダメだったら」とは、考えないのです。

 

 

それは起こってしまった後に悩めばいい。

 

 

まずはとりあえず、

必ずうまくいくと信じ、

疑うことはせず、とにかく!

そこに照準し突き進むのです。

 

 

 

一方、わたしはけっこう、

諦めが早いタイプでした。

 

 

一度ダメだったりすると、すぐ

「まあ、いいや」と諦めてしまいます。

 

 

する前から逃げ道を作っておいて

コテンパンに失敗しないよう

大きな無鉄砲なチャレンジは

しないタイプだったかも。

 

 

娘がそんなわたしに似たタイプでした。

(転職をきっかけに変わったようです)

 

 

 

けれど、一つだけ、粘りつよく続けられたことがありました。

 

ファッションです。

 

ファッション編集者という仕事と、今のファッションとアクセサリーのオンラインストアは続いています。

すごく大変なことも、もうやめようと思ったことも、かなり崖っぷちに立ったこともあります。

 

でも、ファッションだけは簡単にやめようと思ったことはありません。

 

 

 

 

小さい頃から本当に服が好きでした。

 

子供の頃の趣味は生地見本の収集。

いろいろな綺麗なハギレを集めるのです。

 

そしてその生地たちの名前も好きでした。

 

綸子、繻子、紬、縮、サッカー、ポプリン、グログラン、ジョーゼット、オーガンジー、クレープデシンなどなど。

 

 

今でも素材フェチでこだわりがあるのはこの頃からの名残のようです。

 

 

ファッションを生業にしたのは、たまらなく好きが発端になっています。

 

 

 

わたしたちの気分を上げ

ワクワクさせてくれるファッション。

 

 

けれど、その美しいお洋服やアクセサリーを生み出す裏側は、決して「きれい」なだけではありません。

 

ブランドとして立ち上げると、たくさんの人を巻き込まないと回らないのがファッションです。

 

 

 

 

90年代の初頭、ニューヨークにきたばかりの頃、マークジェイコブスをインタービューしたことがありました。

SOHOのオフィスに出かけると、撮影もする予定だったのに、出てきた彼はとても不機嫌で、無精髭をはやし、ヨレヨレの作業着のままでした。

 

 

写真で見ていたあのハンサムな青年とはあまりに違っていました。

 

 

聞くと、コレクション直前で、実は取材はできないとお断りしたとのこと。

 

それでも、間に入った会社がマークジェイコブスに対し力があるため、無理を押して承知させてしまったのかもしれません。

 

とても気まずい雰囲気の中、少しだけお話を聞いて、結局撮影はできず帰ってきたのを思い出します。

 

 

 

ただ、その時、わたしなりにコレクション前の彼の抱えるストレスや関係者への多大なプレッシャーは理解できる気がしました。

 

コレクションで編集者や消費者のウケが悪ければ企業としては死活問題につながります。

 

大勢の人が彼のために働いているわけで、そのみんなの生活を背負っているわけです。

 

 すごいプレッシャーで孤独な闘いです。

 

 

彼はそれでもいまだに頑張っています。

本当にすごいと思います。

 

 

 

どんなに機械化が進んでも、お洋服だけは、機械が全てをオートメーションで作れるわけではありません。

 

 

お安い服も、全てが世界の何処かでだれかがミシンを踏んで作られているのです。

 

 

デザイナー、生地の仕入れ、

デザインを型紙で起こすパタンナー、

型紙にそって生地を裁断し縫製をする人、

出来上がったもののクオリティを検品する人

(実は不良品が多く、それを発見するここで一番お金がかかるとある経営者がおっしゃってました)

倉庫で管理する人、

キャンペーンやPRをする人、

オーダーを取る人、出荷する人

 

わたしたちの手元に届くまでに

たくさんの人の手を介し、

ものすごく手間がかかるんですよね。

 

 

だから簡単に儲かる業界ではありません。

 

 

会社として立ち上げると、1スタイルヒット商品を出せば会社が回るわけではありません。

 

 

ワンシーズンに何スタイルも売らないと利益が出ません。

 

それを毎シーズンごとにずっとずっと続ける。

 

気が遠くなる繰り返しです。

 

 

一度や二度の成功や、ヒット作品は生み出せても、そのレベルを継続するのは本当に大変なことなのです。

 

 

それでも、好きだからみんなやっている。

 

 

 

 

 

わたしも好きでやっている一人です😊

 

服は、纏うことで日常を輝かせてくれ、自信を持てせてくれる。

その「威力を知っています。

 

 

 

長年ファッション編集者としての立場から、服の作り手に多大な尊敬の念があるから、ガンバっているブランドを応援し、みなさまにご紹介したいのです。

 

 

 

 

 

編集者時代は、スタイリスト業務もこなしていたため、新人時代は特に、たくさんの服を一枚ずつ手に取り、アイロンをかけ、好きだから、一流ブランドの服などは裏側まで丁寧に見極めるのが大好きでした。

 

 

本当に「服」が好きなんです。

服には本当に投資してきました。

 

だからこそ、ガンバっている彼らを応援したい。

 

 

下手の横好きから始め、厳しい道を継続しているうちに好きこそものの上手なれの域に達したデザイナーをご紹介することがわたしの使命だとすら思っています。

 

 

このジャケットを作ったジェシーの

裏での大変さが想像できるからこそ

たくさんの方にオーダーいただいて

心から嬉しく思っています。

 

 

長く大切にしたくなる名品です。

 

 

 

今日、正午に発売になるアクセサリーは、パームビーチにお住まいのおばあちゃまマダムお二人が長年作り続けている老舗のコスチュームジュエリーです。

 

 

高見え効果があって、リアルのジュエリーと合わせても遜色なく馴染みます。

 

ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

 

【 Rish NY 2月8日(水)正午発売】

自分へのご褒美に!

それどこのと聞かれるアクセサリー

 

 

 

【 Rish NY SHOP NOW】

環境に優しい洗濯機で洗えるカシミア

前と後ろを逆にして2WAYで着られる!

3色ご用意しています。

 

 

 

image

スカイブルーと黒の色違いもあります!

 

 

 

 

 

 

 

 

前と後ろでボーダーの色使いが違う!
洗濯機で洗えるカシミアです。

 

 

 

 

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