今年もだんだん終盤戦に近づいてきましたね。
あなたにとってどんな1年だったでしょうか。
わたしにとってはビジネスの面では、インフレと円安でかつてないチャレンジを強いられました。
8月ぐらいからずっと張り詰めた気持ちで自分に拍車をかけてきました。
また、まだまだコロナの影響もあって、買い付けたものが全部キャンセルになったり、大好きなブランドが倒産したり、いきなり値段が上がり、買い付けを打ち切る決断をしたり。
けれど、なんとかここまで来ることができたのは、ずっと一緒に仕事をしているパートナーやスタッフのおかげです。
こんな大変な時は、一人だったら乗り越えるのが大変だった山も、みんなが一丸となって協力してくれるからなんとか超えることができました。
創立以来の仲間、もしくは一番新しい東京アシスタントのりょうこちゃんもかれこれ7、8年のお付き合いです。
信頼でき、気持ちが通じる仲間と一緒に仕事ができてなんてラッキーなんだろうと日々感謝。
また、創業以来長くご贔屓にしてくださる方も本当に多くて、みなさんのご愛顧にも心から感謝でいっぱいです。
素敵な方が多くて、お客様にも恵まれているRish NYです。
プライベートでは、後半数ヶ月は、義母がらみで夫も頭を抱える大きな問題を背負うことになってしまいました。
来年も問題は山積みです。
一歩一歩クリアしていくしかないのでしょうね。
一方、わたし個人にとっては人生を左右するいいこともありました。
夏にミネソタの病院まで行って徹底チェックしていただいた結果、懸念の不治の病疑惑がきれいに吹き飛んだことです。
今すぐに余命がどうという病気ではないのですが、いつかその日がやってきた場合、まだ特効薬がない病気にかかっていることは間違いがない、と日本で診断を受けました。
娘にはずっと内緒にしてきましたが、夫は知っており、いつも「死」を意識して生きてきた数年でした。
それまでの期間が長かっただけに、わざわざ3日がかりで信頼できる病院に行った甲斐があったというものです。
不治の病疑惑を抱えて生きるのは、能天気なわたしにも、健康に対する真摯な、そして謙虚な気持ちを目覚めさせてくれました。
それ以来、食べるものに気をつけるようになったし、何より体をきちんと鍛えることは後回しにできない、とやっと重い腰をあげることができました。
また、抗酸化ということに着目したのもこの時期です。
体の中で腫れている状態が続くと免疫が落ちるんですよね。
口の中の口内炎なども同じです。
老化にもつながるし、さらに癌を発症するきっかけになったり。
それまでは体力だけは自信があるタイプだったので、ずっとずっとかなり無理を敷いてきました。
ちょっと不調を感じても、寝れば治るという感じでずっと病院からも遠ざかっていました。
そんなわたしが、定期的に人間ドックや健診を受けるようになったのは、愛する友人、えりちゃんのおかげ。
まだ30代たった当時から、彼女は、自分のお誕生日には、必ず未来の自分への投資として、「人間ドック」を入れる人なんです。
彼女に大きくいい影響を受けました。
生きていると毎日、何かと小さな問題が目の前に立ちはだかります。
ダウントンアビーのグラニー曰く
「みんな死ぬまで毎日立ちはだかる大小の問題を次々と解決していくの。そう死ぬまでね。それが人生なの」
かなりシニカルないかにもグラニーらしい言葉ですが、
明日死ぬかもしれない。
でも、100歳まで元気に生きられるかもしれない。
その両方に備えて、毎日を生きようと思うようになりました。
いつ死んでもいい、という若い頃の傲慢さや、似非の怖いもの知らずは、死を意識して吹き飛んだのです。
昨日という日はヒストリー
明日という日はミステリー
今日という日はギフト
だから今(現在)をpresentというのよ。
これはエレノア・ルーズベルトの言葉だそうです。
最近、わたしはベッドに入ると、3つから5つ、今日したこと良いこと、自分を褒めてあげたいことを頭の中で思い出して意識化し、今日というギフトに感謝して眠る習慣ができました。
あなたが今日した良いことはなんだったのでしょうか。
どうか1日の終わりにご自身をたくさん! 褒めてあげてくださいね。
夫の名言YOLO Babyとは。。。
一瞬先はバラ色とは。。。
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