30代になったばかり。
それまで出張や遊びで何度かは来ていたし
多少英語は話せたけれど。
かなり長い間
街を歩くだけでおっかなびっくり
すごい勇気をふるってえいやっと
掛け声をかけて出かけていました。
治安もまだまだ悪く
ニューヨーク通のカメラマンに
「ニューヨークの街を歩くときは
指輪とかブレスレットとか
目立つ高価なものは身につけないほうがいいよ。」
なんて言われて。
「指輪なんてしてると指から切られるからね」
という言葉を鵜呑みにし、
めちゃくちゃビビったりしてね。
当時は、東京とニューヨークでも
人の着るものがかなり違いました。
東京で普通に着ていた
中途半端にきちんと感のある服は
ニューヨークでは
全く出番がなくなり
地味目の仕事着か
さもなければ週末のドカジュアルか
ナイトアウトするときの
冬でも思い切って肌を出す服
真冬でもロングコートを脱ぐと
下はノースリーブのワンピースで
白い伸びやかな腕にドキッとする着こなしが
すごく新鮮でした。
一年の半年はお世話になるアウターは
まさに名刺的役割を果たしているなと
ホテルやレストランのクロークで
コートを預けるたびに思いました。
体全体の面積を大きく覆うコート
そのコートの質感は
ひいては着ている人の
クラスや品格にも
リンクしていきます。
手に取ったとき上等のコートは
その手触りで印象を残してしまうほど。
そうだ、上質のコートを着れば
どこに行ってもきちんと扱ってもらえる!
それがわかって以来、
日本から持参した
ミッチ雪三郎ワタナベの
キャメルのラップ式コートや
アズディンアライア
クリスチャンラクロアの
今も捨てられないコートで
臆せずどこにでも出かけるようになりました。
するとどこに行っても
笑顔で、時に恭しく
ていねいに扱われるようになりました。
以来、コートは着倒さず、
何枚かをローテーションし
大切に着ることにしました。
毎年、2、3枚新しく購入し
同じ枚数のコートを手放します。
昨年は30年前のジャン二ベルサーチの
チョコレートブラウンのコートと
10年前のマックスマーラ
ダイアンフォン・ファステンバーグのコートを
Real Realで売りました。
どれも状態はとても良かったからでしょうか。
すぐに売ることができました。
1年の半年ほどお世話になるアウター。
どうせなら頻繁に着替えたい。
インナーはベーシックな同じものでも
コートを変えると
ガラッと変身できます。
また、こんなお手入れ
に注意すれば、

クリーニング知らずで
本当に長く着ることができますよ。
そして脱いだら毎回衿ぐりが汚れてないか
チェックするようにしています。
明日、Rish NYからまたすごいコートが3着新発売になります!
どれも1枚で2枚分楽しめるリバーシブル。
旅行にも便利ですよ。
ぜひ今年の新顔に加えてください!
別ブログでファッションのこと、プライベートなことなどを書いています。
よろしければこちらもお立ち寄りください。
【 Rish NY10月28日正午発売 】



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11月6日(日)午前中
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