今朝、残念なニュースが日本から入ってきました。
今日は、インスタグラムでご本人の言葉からそれを知りました。
参議院議員に比例代表区より立候補されていたえりアルフィヤさんが、今回は当選がならなかったことです。
今回と書いた理由は、きっと彼女なら次も再度挑戦されると信じているからです。
そして次回はきっと当選される。
そんな予感がします。
昨日は、奇しくもこんな記事を書きました。
これはアメリカのことです。
アメリカの大学に通われたえりさんならきっとこの意味がお分かりだと思うのです。
国連を辞められてから立候補されるまで、今回は時間が足りなかった。
けれど、保守の自民党が最年少で女性、親が帰化した日本人である彼女を公認候補にしたことに、わたしはものすごい可能性を感じます。
そして、今回の落選で彼女を推した人たちが諦めるとは思えない。
みんな彼女の器と秘めた可能性をかっている素晴らしい方だから。
今は考えられないと思います。
けれどぜひもう一度挑戦してほしいです。
今回の選挙戦は、えりさんにとって短期間とはいえ、きっと想像以上にキツかった選挙期間であったと思います。
えりさん、本当にお疲れ様でした。
ご報告されるインスタグラムのポストへの多くの温かいコメントにわたしまで涙が出ました。
本当にたくさんの方が応援して次も期待してらっしゃいます。
ところで英語にはこんな言葉があります。
What doesn’t kill you, makes you stronger
19世紀ドイツの哲学者、ニーチェの格言を英語にしたものです。
日本語に訳すなら
「逆境は人を強くする」
または、
「人はどんな困難に遭っても、死にさえしなければ、乗り越えたときより強くなれる」
えりさんも、この選挙戦でさらに強くなってまた戻ってきてくださる。
心からそう信じています。
この選挙戦を見ていて、15年以上前
現在では現役の衆議院議員でいらっしゃる
たまき雄一郎さんを
応援していた時のことを思い出します。
財務省のエリートであったたまきさん。
財務省を辞め、あえて、当時与党だった
自民ではない別の党から出馬されました。
が、初回は、準備期間が短く、落選。
それからがたまきさんの本領発揮でした。
東京以外には住んだことがなかった
奥様を説得し、地元四国に戻られ
4年間地道な活動をされました。
その間は、アメーバブログで
日々の活動内容についても
頻繁に更新されていて
コメント欄も開いていました。
そのためニューヨークからも
応援を続けることができました。
そして二度目の挑戦で
見事当選されました。
それ以降のご活躍は皆さんもご存知の通りです。
一方アメリカでは、我が家で二度の挑戦を応援した女性がいます。
エイミーマグラスさんです。
彼女は、二度目はミッチマコーネル上院議員に対抗して立候補しました。
マコーネル氏は、気が遠くなるほど長い間、上院多数党院内総務を務めていた共和党のドン的存在です。
が、何か州民のために取り組んでくれるというより、地元のロビーを大切にしている人です。
エイミーさんは、3人の小さなお子さんがいらっしゃる身での挑戦でした。
共和党からは、あることないこと、卑劣な誹謗中傷でバッシングを受けながらも、頑張っていらっしゃいました。
けれど、残念ながら二度目も当選は叶いませんでした。
彼女が出馬したのがニューヨーク州だったら、大勝利だったのに。
と、何度、たらればで考えたことでしょう。
けれど、わたしたちはまだ諦めていません。
三度目の正直と言います。
彼女はきっとまた。時期を見てもう一度挑戦すると信じているんです。
そして当選した暁には、彼女こそがアメリカの女性初の大統領になれる器の方だと夫ともども信じています。
トップガン(マーヴェリック)では、トムクルーズがエリートパイロットのさらに精鋭6人を戦闘機FA18で教育するシーンがありましたよね。
エイミーさんは女性では初、後部席ではなくパイロットとしてFA18を操縦、アフガニスタンでの戦争では89回操縦し、アル・カイーダとタリバン相手に命をかけて戦ったのです。
もっとも最難関と言われる空母着陸もされています。
男性たちでも成し遂げないことを成し遂げ、しかも男性たちの上に立ちリーダーシップを取ってきた方です。
一方、妻として、3人の子供の母としても普通の生活を営んでいらっしゃる。
だからこそ彼女の口から出る戦争反対、銃規制の言葉は重みがあります。
彼女の話になるとついつい興奮してしまいます。
言うのや書くのは簡単、
実行が難しいのは承知ですが
自分への言葉としても書いておきます。
一度の失敗で諦めるのは早すぎる。
二度の失敗もまだまだ早い。
最低でも三度はやってみましょう。
大丈夫。
死ななければ、逆境はどんどん人を強くするから。
娘の友人たちがそれを証明してくれました。
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