アメリカって嫌な部分も数えきれないほどあるけれど。
いいところもたくさんあります。
その一つが、こちら(⬇️)でも書いているように、一度こっぴどく失敗しても、二度、三度と復活やサバイバルのチャンスがあちこちに用意されていることです。
日本なら正門からうまく入れないとそれでアウトでも、これがアメリカなら、裏口とは言いませんが、脇に目立たないながら小さな入り口が隠されていたりするのです。
また、転んでも起きやすいツールもいたるところに用意されています。
上で挙げたGちゃんやHちゃんもそのいい例です。
うちの夫も、高校時代、名門私立男子校をドロップアウトし、車の修理工場やレストランの皿洗いをして遊んだ時期がります。
けれどみんな高校が忙しく遊び相手がいないことがつまらなくなり、再び復学をします。笑
そして、いざ高校に戻ろうと思い立ったら、夏休みに集中授業を取る条件で、1年スキップして同じ学年に戻してもらえたのです。
おかげでみんなに遅れずに復学でき、精神的にねじれることなくまた元のレールに戻れました。
また、娘のキンダーからの友人のお母様は、6人きょうだいのうち、ただ一人大学まで進学した人です。
西海岸の小さな町で育ち、賢かったため公立校を2年スキップして卒業します。
卒業後は女優になりたくて、ニューヨークに出てきて、ウエイトレスをしながらチャンスを待ちました。
けれど、なかなか役がつかなかったんですね。
結局、俳優の道では挫折することになりました。
ただ、そこで、凄いなと思うのは、彼女は一念発起して大学を受験することにしたのです。
実家からはお金を出してもらえないため、学生ローンと助成金を頼りにしたそうです。
また、2年高校を飛び級していたので、結局遅れを取らずに大学に入学。
その後、なんとメディカルスクールにも通い、その頃知り合った今のご主人と結婚。
最初の子供が生まれた頃は、小児科医のレジデントとしてめちゃくちゃ過酷な激務をこなしていたそうです。
ただ、このままでは激務は当面続くけれど、すぐに稼げるようにはならない。
それでは生活に困る。
そう判断し、30代で再びビジネススクールに入学。
2年後には、メディカル関連のコンサルに転職したのです。
大学やビジネススクールは奨学金や学生ローンで賄ったそうです。
この記事中のローナがその方です。
ご主人はヴォーグのカメラマンから転身しピューリッツァー賞を受賞した作家です。
こんなふうに、一度や二度挫折しても、第二、第三のチャンスがある、と信じて突き進めるおおらかな風潮や「サポート」がアメリカにはあるように思います。
ところで、昔はとても心配性だったわたし。
まだ起こっていないことまで
まるで起こってしまったかのように
心配していました。
一寸先は闇だから と
転ばぬ先の杖で
石橋を叩きまくって
壊して渡れなくなることも
何度もありました。
これ、メンタルに良くないんですよね。
よく、夜中は歯のくいしばりをしていました。
人生、一瞬先はバラ色
などと書いているけれど。。。
これは自分の気持ちを鼓舞するためなんです。
ただ、ニューヨークに住むようになり
壮絶な過去を背負いながら
乗り越えてきた人
不可能としか思えないことを
着々と可能にしていく人と
知り合うチャンスが増えました。
そんな人たちと同じ空気を吸っていて
ふと自分も同じようになれるかも。
まずはそんな勘違い? から入りました。
そうするうちに少しずつ
変われている気がします。
やり直しは可能。
いくつからでも遅くない。
そしてその気になれば、
必ず応援してくれる人は出てくる。
それがアメリカ、ニューヨークのいいところかなと思います。
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