おうちをいかに快適空間にするかで
パンデミックが与えるインパクトは大きく違ってきます。
白や黒の単色でまとめる空間が流行だけど
インテリアだけは「差し色」や
もう1色、色を加えるだけで
すごく寛げる空間になるんです。
わたしは、ニューヨークに来たばかりの頃
最初はワンルームのレンタルに住んでいました。
家具を揃える際、何を思ったか
黒いレザーのソファー、
ベッドフレームも黒。
小さなベッドサイドテーブルも黒、
なんと、シーツはグレーで
大都会の洗練を気取った
インテリアにしてみたのです。
当時は友人も少なく、生涯で初めてという孤独を味わったのもその頃でした。
そのうち、洗練された黒いインテリアはただただ無味乾燥なものに感じられて来ました。
ずっとその空間にいるとどんどん孤独がつのります。
やがて、冬のお天気の悪い日は、部屋中のライトをつけても外に出るエネルギーすら奪う、牢獄のような空間に感じられるようになりました。
気分が低空飛行していたそんなある日、
友人が花を抱えて遊びに来てくれました。
その時、その花の「さし色」が救いとなりました。
それをきっかけにまず、シーツは
リバティプリントの花柄に変え
きれいな色のクッションをいくつか
買い足しました。
「花」が大きくメンタルのゲームチェンジャーとなってくれたのです。
黒の冷たいインテリアは、
洗練されているけれど。
長時間をその空間で過ごすなら
向いてないかもしれません。
冬のお天気が悪い日は、
気持ちを抑圧するかもしれません。
では、ミニマリストの真っ白なインテリアはどうでしょう。
真っ白な部屋や無駄なものがない
ミニマルな空間は明るくて
多くの人が一度は
憧れるのではないでしょうか。
わたしもその一人です。
いつか真っ白なお部屋に
住んでみたいと思っています。
ただ、わたしも含め一般人には
マイナス面もあります。
パンデミック中真っ白のお部屋は
メンタルに必ずしもいいとは
限らない理由を書きます。
娘がまだ小学生の頃、2年以上かけて大々的にアパートの改装をした、あるお友だちの家にプレイデートにお邪魔しました。
有名なコンテンポラリーアートが壁にかかる大きなアパートです。
が、入るなり、
靴を脱ぐよう言われたようです。
それはうちでもそうしているので
問題はないのですが。
リビングルームには入ってはいけない、
と、その子のママは続けます。
有名なデザイナーの家具たちは白基調。
もし子供が汚したら、お洋服と違って
簡単に洗うことはできませんものね。
結局、二人は彼女のお部屋で遊んだのですが、
そこにも座ってはいけない椅子がありました。
やはり有名なデザイナーの作品か
ビンテージだったようです。
そんなものを小さな子供の部屋に
置くことに意味がない気がするのですが。
結局、その子のお家に遊びに行くことは
なくなっていきました。
他にもいました。
高額そうなアートがそこら中にあり、
子供が走り回るとお母さんが
「そこに行かないで!」
と声を荒立てる。
そうなると子供たちは
思いっきり遊べなくなってしまいます。
子供が普通に友だちを呼べない家
招かれても緊張が走る空間。
白基調の空間は、子供ばかりか大人も
人を気軽にお招きしにくいのです。
また自分自身も常に汚れに気をつけていないといけない。
神経を使う家は長くいると疲れますよね。
コロナ禍の間はそれでなくても
外出するたびに神経を使います。
家にいるときぐらいくつろぎたいですよね。
そう、いいんです。
少しぐらい散らかったり汚れても。
ところで3年前、我が家ではマイアミにワンルームのアパートを購入しました。
最近まで貸していたのですが、テナントが出て、自分たちで使うことになりました。
娘がインテリアデザインを担当してくれました。
しかも、家具は全て彼女のお財布から買ってくれました。
娘ははりきって白にこだわり、買ったソファはこれです。
すごく素敵です。
まるでホイップクリームみたいな感触です。
でも、義母が泊まりに来たり
娘がお友だちをたくさん連れてくると
いつまでこのソファが
シミなしでいられるでしょう🤔
わたしもこのソファに座るたびに緊張し
長くこの部屋で過ごすのは
くつろげないでしょう。
「これだときっとすぐに汚れると思うよ」
「それに人がくるたびにハラハラして落ちつかないんじゃない?」
赤ワインは禁止。
土足禁止。
そこまでは許されても
ソファーに座るの禁止は無理ですから。
そういうと娘も納得し、こんな具合に
カバーを購入しました。
まるであのHブランドのブランケットみたいです。
違うのは自分のイニシャルの入ったスマイリーフェイスがついていること🤣
友だちが来るときはこれをかけておくそうです。
これならわたしも安心してソファーに座れます。ほっ。
床は木に見えるのですがセラミックで冷たいので絨毯も買ってくれました。
2万円以下の汚れにも強そうなリネンのものです。



また、キッチンなどには一部
白いコーナーを作っています。
この白の空間をこよなく愛しています。
まだまだ続くパンデミックですが
小さな工夫でおうちを快適にし
長時間くつろげる空間にして
乗り切っていきましょう!
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