女の生き方何でもありなアメリカ事情 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 

 

昨日は、セントパトリックデーでした。

そしてわたしは、義弟のフィアンセのブライダルシャワーに行ってきました。

 

ブライダルシャワーとは。。。

 

花嫁さんになる女性が、結婚式前に女性の友だちや親族を招いて開催するインフォーマルなパーティです。

 

 

その日はお互いにプレゼントを持ち寄り、みんなを前に花嫁さんが一つずつプレゼントを開けていくのです。

 

つまり花嫁さん(ブライド)にプレゼントのシャワーを浴びせるという意味のパーティです。

 

 

今まで何人か義弟のガールフレンドを見てきましたが

彼女が一番合っている。

何度か会って大ファンになりました。

 

 

 

アメリカってとにかくなんでも合理的。

例えば結婚にあたって、迷うのが贈るウエディングギフトではありませんか?

よく知っている友人ならまだしも。

 

それほどよく存じ上げない方の場合、困りますよね。

せっかくプレゼントするなら、喜んでほしい。

何がほしいのか的を射たものを差し上げたい。

 

 

受け取る方も、欲しかったものをプレゼントされたら嬉しい。

 

 

でも何がいいかわからない。

 

 

だから、アメリカでは、結婚が決まるとほしいものをリストにしてデパートなどでレジストリーします。

 

結婚式に招待されている人は、そのリストから自分の予算に合わせてギフトを選べばいいのです。

 

こうすれば、ほしいものだけをちょうだいすることができます。

 

 

そうそう、結婚式にお金を包む習慣はありません。

 

アメリカでは、未だにお金の話はビジネスの場でも露骨にはしないし、結婚式はもちろん、葬儀の際、香典を包む習慣もないんです。

 

 

 

 

義弟たちのために、我が家からのプレゼントはレジストリーからリネン類を中心に選びました。

 

 

それとは別に、シャワーにこちらを持って行きました。

 

 

ニューヨークで30年以上店舗を構える「SARA/皿」の器

オーナーのくみさんの審美眼が光ります。

こちらはカナダ在住の日本人女性が作家さんだそうです。

光の当たり具合で綺麗な模様が浮き彫りになります。

青磁器なので食器洗機にも入れられるそう。

 

 

 

 

 

とっても和やかで素敵なシャワーでした。

 

 

場所は、彼女の亡きお父様が長くプレジデントを務めていらしたニューヨーク郊外のカントリークラブ。

 

そのお部屋には歴代のプレジデントのお写真が掛けられており、40代ぐらいと思しきお父様のお写真もありました。

 

 

「父が見てくれているお部屋でシャワーができてよかったね」

と口々の話す妹さんやお姉さん。

 

 

義弟の花嫁さんになる女性は、7人きょうだいの末っ子です。

みんなとても仲がいい。

 

クリスマス、サンクスギビング、イースター、

そして夏のバケーションやそれぞれのお誕生日には必ず家族が集まる習慣があるそうです。

 

 

まるでケネディ家を彷彿とさせる大家族です。

 

いいなと思ったのは、彼女のファミリーの女性たちです。

 

お兄さんの一人は10歳年上の女性と結婚し、今年結婚27年目を迎えたそう。

 

一方その日の主役の花嫁さんは13歳年上の義弟と結婚します。

しかも義弟はバツイチで13歳の子供までいます。

 

 

また、一番上のお姉さまは現在、ピースコアで中国に行っていて参加できませんでした。

彼女は50代で唯一独身です。

 

 

が、別のお姉さまはには4人お子さんがいたり。

 

 

こんな具合に彼女のファミリーはみんなそれぞれに個性的。

ただ共通点はとても大らかで温かいのです。

なんでもあり、みんないらっしゃいという感じ。

 

お隣に座ったお姉さまが、義弟の連れ子であるセリーンちゃんも夏は別荘に連れてらっしゃいとおっしゃっていて感激しました。

 

 

アメリカに暮らしていると日本で頑なに持っていた小さなこだわりがどうでもよくなります。

 

 

もう何歳だから結婚しなくちゃいけないとか、

 

彼がたくさん年上(下)だから結婚は考えられないとか、

 

連れ子がいるからどうだとか、

 

子供がたくさん生まれたから

好きな仕事を辞めなくちゃいけないとか、

 

学歴や家柄が釣り合わないとか。

 

そういうの一切ないなという感じ。

 

友人のご主人は58歳で3番目と4番目の双子ちゃんのパパになりました。

 

50代で4度目の結婚をしラブラブの友人、

 

4人の子供を抱えて会社を切り盛りしている知人、

 

みんなまずは自分を信じて発車するのです。

自分の直感を信じて、決意が固ければ突き進めばいい。

 

そして家族や友人たちもそれを否定しないで応援するスタンスなのです。

 

 

一見不可能に見えること、

人と違うことをサラリと実行してしまう

そんな人は、自分に対し、

キャップ(限界)を設定しないのです。

 

結局、一番の敵は、自分には無理と、つい否定してしまう自分自身なのかもしれませんね。

 

 

さて今週もみなさんにとって素晴らしい1週間になりますように。

 

 

 

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