NY式婚活の最短距離は結婚を前提にしない「恋活」 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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みなさん、こんばんは。コモンるみです。

みなさんはご存知ですか。
NYの人たちって結婚年齢が結構若いこと。
これ、わたしとしてはすごく意外でした。

大学時代、全員がキャンパスにある寮に住む関係でそのときに知り合った相手と早々と結婚してしまうケースがかなり多いことも関係があるのかもしれませんね。


そんな彼、彼女たちが大学時代の相手とは結婚せず、大人になって結婚する場合も、やっぱり早いんです。


特に長時間仕事に拘束されもっとも稼ぐ金融関係者たちはほぼ30歳までに第一ラウンドをきめるケースがすごく多いです。


10年前に比べ若いお母さんもたくさん見かけるようになりました。

それはもう一体いつ知り合っていつデートし、どうやって愛をはぐくんでいるんだろうって疑問に思うほどです。

(社内恋愛、学生時代の友だちの紹介、match.com で知り合うというのがわたしの周囲では圧倒的です)

そんな彼らをそばで観察してみて、もっとも成功率の高い婚活はやっぱりこれだなと納得したことがあります。
今日はそれをぜひご興味のおありのみなさんとシェアしたいと思います。


ずばり、NY式婚活最短距離は
結婚を前提にしない「恋愛活動」


「恋愛活動」つまり、結婚をしたいと思っても思わなくても、すごく気軽にデートやおつきあいの実践をつむことです。

その際、「結婚相手としてはどうだろう」とは考えないで、ただその時をめいっぱい楽しむ。


友だちが紹介してくれれば気軽にとりあえず会ってみる。
フットワークは忙しい人ほど軽いのは面白い傾向です。

好きな人が他にいても結婚の話しが出ているわけでないなら新しい人と会うチャンスをつぶさないのもニューヨーカーの傾向です。

NYでは恋愛活動の一貫で「ブラインドデート」をする人もすごく多いのはすでにご紹介ずみですね。


気軽に、結婚を考えずにする「恋愛活動」が実は逆説的に一番「婚活」への近道なんです。




世間では、結婚を前提としないおつきあいを「遊び」といいますが、いうなればそれです。


相手はあなたが理想とする人でなくてもいい。
目一杯好みじゃなくてもなんとなく好感がもてるならとにかく会ってみる。
いい異性の友だちを一人増やすつもりでね。


というか理想そのものの相手だと、逆に上がってしまっていいデートができないかもしれません。

だから「恋愛活動初心者」は少しハードルが低いぐらいから始めた方がいいのです。


将来のことはなりゆきまかせ。考えない。ここが肝心です。


なぜ? その理由は?


はい、女はある年齢に達するとやっぱりしたくなるのよ、結婚が。
もうDNAレベルで決められているとしか思えない。

一方、男はよほど惚れているか社会的プレッシャーでもないかぎり結婚は本能的にしたくない思っている。

この致命的な埋めようがない考えのギャップがあるからです。


だから女が結婚をちらつかせるとよほど好きな子でもない限りは走って逃げたくなるのが男なんです。


そんな彼らとのデートに結婚をちらつかせたら、うまく行くものもいかなくなっていまします。


なので正しい恋愛活動としては、一回いっかいが一期一会だと思ってベストを尽くすこと。

ベストを尽くすということは、自分にとってベストのデートという意味ではなく、彼にベストの自分を見せ、また会いたいと思わせるデートを心がけるという意味です。


彼にベストの自分を魅せるデートは、もしかしたらあなたがずっと行きたかった高級ホテルのスカイラウンジのバーで会うものではないかもしれません。

もしかしたら彼が行きつけにしているすんごくおいしい屋台の焼き鳥屋さんで、「うわっ、こんな美味しい焼き鳥食べたことない!」と言ってくれる気さくで柔軟なあなたを発見することのほうが彼にとってベストかもしれません。


そういう意味です^^。


最初は何人かの相手と同時進行でしてもいいんですよ。
つまりそのぐらい気軽にね。


ただ、ここが肝心です。
自分の気持ちが納得できないうちは体の関係は持たないこと。

ここはやんわりでも毅然とNOといっていい。
それで離れる相手ならあなたへの気持ちもその程度だったということ。



アメリカ人は結婚の約束を「コミットメント」といいますが、「この人!」と決めコミットメントをするまではかなり時間をかけます。

おつきあいは気軽な半面、答えを出すまでは慎重なのです。
これは女性もしかり。



これって、本命のドレスを決めるまでに何度も試着するのと同じ、といえばいいかしら。

もちろん、やみくもに手当たり次第試着しても本命のドレスには出会えないかもしれません。


でもちょっと違うかな、好みじゃないわ、と思っていても、いざ着てみて意外にも気に入ることはよくあること。

服と結婚相手を比べるのはおかしいかもしれないけれど、いいたいことはこれで伝わるといいなぁ。


繰り返すようですが、気軽に、結婚を考えずにする「恋愛活動」が実は逆説的に一番「婚活」への近道です。


そして自分を知ってもらうことより、彼を知ることにエネルギーを費やすといいですね。

話すより聞く。
あなたのことは全部を一度に見せたりわかってもらう必要はありません。


なぜ?

次につなげるため。


はい、追いかけたいのが男性のDNAでインプットされている習性だからです。

昔からよくいわれることだけど、結局、肩一つ先を行き、ちらっちらっと後ろを振り返りながら上手においかけさせてあげるというのはやっぱり効果あるのよ。


ということで、こんなメールをちょうだいしていますが、わたしからの答えはもうご想像いただけたと思います。




私は今年で26歳になったのですが、未だに男性とお付き合いをしたことがありません。

もうこの歳になると、誰とも付き合ったことがないとは周りに言えず、仲の良い学生時代の友人しか知りません。

今まで何度か好きな人は出来たのですが、自分からアプローチするとこが出来ずこの歳になってしまいました。

しかし、最近なんですが職場に実習にきた1歳年下の子にアプローチされました。

今までアプローチをあまりされたことがなかったので、ビックリした反面嬉しさもあったのですが、年下で学生というのと私には好きな人がいたのもあって、それとなく断りました。

しかし、ついこないだ久しぶりにきたメールで突然告白されました。
ルミさんのブログと本を熟読(笑)しているので、興味がない相手でも三回はチャンスをあげよう!と書かれてので、そうしよう!と思う反面、好きな人もいるし、、、というジレンマに陥っております(´Д` )

この先、わたしのことをここまで本気で思ってくれる人はいないんじゃないか?
でも、ここで失敗したら嫌だし、、、
友人に相談したら、興味がないんだったらメール無視すれば?と言われたのですが、きっと彼は悩んで送ってくれたメールですからそれを無下にするのは申し訳ないですし、、、

長々と恋愛相談してしまって申し訳ないのですが、良かったらアドバイスを頂けたら嬉しいです^ ^



ぜひその彼と会ってみてください。

「恋愛活動」初心者としては、あなたに好意をもってくれている年下の相手なら立場的にこちらが優位に立て、あまり緊張しないで会えるというメリットがありますよね。


我が家も夫は年下ですが長年連れ添って今となっては年下で良かったと思うことはたくさんありますよ。笑


初デートで、ディナーをしたりお酒が入るのが気が重いなら近所でお茶だけでもいいのよ。


それでも時間を作ってくれた! と彼、すごく喜ぶと思うわ。


もしあなたが今、他に好きな人がいるならその人との「恋愛活動」もどんどん先行させてください。


ただ好きだと思っていても2人だけで会うチャンスもないなら何も始まりませんもの。

まずは会ってみないとね。


その際も結婚のこととか先のことは考えず、ベストのデートをエンターテインするこを考えてね。



いざ結婚してしまうと長丁場です。
どんな困難な状況が待ち構えているかわかりません。

いつまでも猫をかぶっているわけにはいかないのが結婚です。


「恋愛活動」は、猫をかぶらなくても楽チン、地のままでいても楽しい相手かどうかを試す実験でもあります。


ということでぜひ、その年下の彼と会ってみてください!

最後にもうひとつお約束を!

デートは割り勘で。


少なくとも相手があなたに本気になり、結婚の話しが出るようになるまでは割り勘というのが21世紀現代のデートのユニバーサルな常識です。



ちなみにわたしの周囲には、最初はまったくその気がなく1年以上辛抱強く誘ってくれた彼がだんだん好きになって結婚したカップルが結構多いんです。

しかも10年以上経ってもラブラブです。


却って、女のひと目惚れ、大恋愛で結婚したカップルのほうがあっけなく離婚したりしてます。

ホントわからないものなんです。


拙著でも書かせていただいたように
「女がひと目惚れをするとうまくいかないケースが多い」のですね。


運命の人との出会い方

未婚、結婚、離婚、再婚

欲しいものは執着をやめたときに手に入る










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