型破りの男とぜひ!ご一緒しましょ♪ | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

7日夕方からマンハッタンミッドタウンのイェール・クラブであのセス・モルトンくんを応援する会を開催します。

この会は夫と、あの、天が二物も三物も与えた男ネイトくんが仕切る寄付金集めを目的とする会です。

以下、今米政界も注目する話題の人、セスくんにご興味のある方ぜひ読んでみてください。


そしてもし、これを読んでくださっているみなさんの中に、米国グリーンカード所有者でセスくんに希望を賭けてみたいと思われる方がいらしたら、ぜひ7日、NYイェールクラブでの会でごいっしょしましょう!

(註/選挙権には市民権が必要ですが寄付はグリーンカード所有者であればできます)


セスくん過去記事です。
近未来の米大統領? 天から二物も三物も与えられた男

オバマを超えるかも、型破りの大型新人

米政界トップも注目する男が立候補を決めた理由


セスくんはアメリカの教育が生んだまさに文武両道の逸材です。

天が与えた二物を両方伸ばす教育 


セスくんは、このたび、激戦区であるマサチューセッツ州よりまずは米国下院議員として民主党から立候補することになりました。

これまでも拙ブログでお伝えしてきたように、ちょっとハンパではない器の男です。

近い将来、彼のすることは逐一すごい勢いで注目を集めることになると、わたくしここで宣言させていただきます。

まずは簡単に彼の略歴をご紹介させてください。


ハーバード大学で物理学を専攻し優秀な成績で卒業したセスくん、普通に象牙の塔に残ったり、企業のエンジニアとしてエリート街道を走ることもできるのにそれを否定し、両親の大反対も押し切ってなんと米軍マリーンに入隊します。

多くのアメリカ人が自国のために命がけで国を守ろうとしているのに、自分は他人任せにしているわけにはいかないという国を思う熱い思いがあったのです。


そして9・11の半年後にイラク戦争に参加。
最前線で6回も! プラトーンの隊長として指揮をとりました。

そしてあの混乱につぐ混乱、まったく意味のない戦争だったのではとまで批判されている戦争の最前線からともかく隊員たちを無事に守り抜き帰国。

同じ時期、アメリカのフットボールのスター選手、パット・ティルマンが数億円という契約をしていたチームを辞め米軍に入隊しました。
これは9・11の直後だっただけに全米を騒然とさせました。

その後イラクからアフガンに送られたティルマンは、なんと前線の混乱のため同じアメリカ兵の誤射で命を落とすという悲しい結末を迎えてしまいました。


しかも、その事実はブッシュ大統領はじめトップシークレットとしてずっと隠蔽されてきたのです。
しかし、ご両親の熱心な調査で最近やっとすべてが明るみにでて、全米をショックに陥れることになりました。


このように危険と過ちの多い戦いだったイラク&アフガンでの戦争。

セス君、そんな中無事に戻って来てくれて本当によかった!


実は彼の友人、ネイトくんの結婚式で初めて会った後、またイラクに行くと聞いていたのでみんなでどれほど心配したことか。


そんなセスくん、イラクでは心動かされずには聞けない話しがてんこもりなんですが、それはまた追ってお話しましょう。

イラク戦争から戻って来たセスくんは、ハーバード・ケネディスクール(政治)とハーバード・ビジネススクールを二本立てで三年で終了するプログラムの奨学金を勝ち取ります。

が、イラク戦争最前線中、彼の頭を使いユーモアのセンスを駆使した気骨ある活躍が、後のCIA長官で当時イラク戦争の指揮をとっていたデイビッド・ペトレイアスの耳に入り、ぜひ再び力を貸してほしいと言われます。

これを聞き入れ、セスくん、学業は先送りにし再度イラク入りすることにします。

そしてペトレイアスのアシスタントとしてさらなる大活躍をしました。

が、イラク戦争で感じたワシントンへの怒り、何よりも兵士たちの命が軽んじられている現場を見て来たセスくん、それを変えなくて世界平和はない、なんとか自分が政治に生かしたいという思いをいっそう強くします。

時期をみて再び
ハーバード・ケネディスクールとハーバード・ビジネススクールに戻り卒業、そして現在にいたるわけなんです。

つい1ヶ月ほど前も、今年のアカデミー賞助演男優賞を受賞したジェレド・レトが、セスくんのためにハリウッドで寄付金集めのキャンペーンをはってくれたそうです。

うれしいじゃありませんか。


わたしの身近なところでは、ピューリッツァー賞受賞者、ギルバート・キングも7日はイェール・クラブに駆けつけてくれるそうです。



この夏、主にマイノリティの権利を擁護する立場で国際政治に興味のある娘も、セスくんの選挙事務所でインターンをさせていただくことになっていて、我が家全員でこの日を楽しみにしています。


インターンシップは、一人より、志を同じくする友だちと参加すればさらに楽しいということで、昨年ペルーのサマーキャンプにいっしょに参加したN校のマーゴやC校のAくんも誘い一緒に参加する予定です。
2人とも娘と同じぐらいやる気満々、7日にセスくんに会えるのを楽しみにしています。


まだ心が柔軟な時期にセスくんのようなハンパではない人材のおそばでインターンをさせていただくメリットは、たとえそれがお茶汲みでも計り知れないと思うのです。

場所がボストンの近郊なだけに、彼の大学の後輩たちもたくさんインターンに来ることでしょう。
大学生や若くてやる気あふれる人たちに囲まれたキャンペーンのお手伝いはきっと娘の今後の人生にものすごいインパクトを与える経験になるのではないかと思います。



というわけで家族総出で応援しているセスくんのこと、これからも折りをみて書いて行きますのでぜひ読んでみてください。


繰り返すようですが将来の大統領も夢ではない器の男です。
キャンペーンマネージャーにはあのカーター大統領選を仕切った大ベテランです。

ただ、選挙ってお金がかかるのよね。
だからこそみんなで応援し、大切に見守っていけたらなと思います。



また7日のイベントにご興味がおありの方、条件はグリーンカードをお持ちでセスくんに寄付ができることです。

若くて熱い気持ちをもつ仲間が集まりますよん。
セスくんをググってみてうん、これはイケル男だと思われた方、米政治にも興味がある方、ご参加をお待ちしています!

まずはわたしあて、メッセージをお送りください。
詳細をお知らせします!

コモンるみにメッセージを送る!









近いうちに、イラクでセスくんたしてきたこと、政界やメディアの大御所も感動させたことをぜひシェアさせてくださいませ。



Harvad Magazine Mar/Apr Issue ハーバードマガジンでも紹介されてます。





イラク戦争にかかわった人たちをインタビューしたドキュメンタリー映画。いかにブッシュ政権がこの戦争でたくさんの過ちを犯したかインサイダーが語ります。セスくんもその一人です。

No End in Sight: Iraq’s Descent into Chaos/PublicAffairs
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