まだトライベッカが脚光を浴びる前、
アッパーイーストのCoopには受け入れてもらえない
ハリウッド関係者、ファッション業界のビッグネームたちは、
イーストサイドに比べれば、
ボード審査も若干「ゆるい」アッパーウエストのセントラルパーク・ウエストに
どっと押し寄せたのが80年代から90年代。
少女向けのかわいい絵本まで出版して、今やすっかりいいお母さんのマドンナ。人間変われば変わるもの?!
でもこの間に、たとえば80年代に、
マドンナが、セレブやハリウッド関係者がわんさか住んでいるサンレモにはねられ、
San Remo、セントラルパークウエスト&74丁目 セントラルパークの貯水池から臨む
マライヤ・キャリーがサンレモなどに比べれればうんと庶民的なアーズレーにはねられたということを書いてきました。
マドンナ姐さんも一応面接にまではこぎつけたの。しかも! 黒のワンピースに真珠のネックレスをつけて登場したのよ。でも、↓のコラムに書いた理由ではねられちゃったのよね。ボードのうち、唯一、マドンナを入居させるほうに1票を投じたのは、ダイアン・キートンだけだったそうな。
ここでマドンナの名誉のために加えておくと、彼女はサンレモには拒否されたけれど、
その後まもなく別のセントラルパーク・ウエストのビルに見事入居が認められています。
そしてマライア・キャリーはトライベッカのロフトに落ち着きました。
なんとかしてアッパーイーストのCoopに入りたかったバーブラ・ストライザンドは、
結局は諦め、最後には「いい人」と知り合い、結婚してマリブに引っ越して行っちゃいました。
21世紀に入ってからは、セレブたちもそんなすったもんだに嫌気がさしたのか、
あまりCoopにはねられたという話は聞きません。
きっとブローカーたちも危ない橋を渡りたくないから、
たとえイーストサイドに住みたい! というセレブがいても、
「これは無理かも」と思えば、なんとか諦めていただくんでしょうね~。
何度もこの写真を使用してごめんなさい。すっごくパークアベニュー界隈のイメージが出ているもので^^;
しかも、アッパーイーストの気どったトップビルの多くは、シングルの若い女性を隣人としては歓迎しない傾向にあるの。
その理由等に関しては、拙著をご覧くださいませ。うそのようなホントです。
とはいっても、たとえば、
イザベッラ・ロッセリーニはつい数年前まで83丁目のマディソン街にあるCoopに住んでいたし、
シガニー・ウィーバーは、今でもサットンプレイスの、超敷居が高いと言われているビルに住んでいます。
そして、わたしがとても好感をいだいている元スーパーモデルのこの人は、
見事アッパーイーストの5番街近くのCoopに入居が許されたの。
次回はその「彼女」についてです^^
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