今日は、編集者時代の男友だちにランチをご馳走になりました^^
彼とは実は、NYに住みはじめて以来、実に百万年ぶりぐらいの再会でした。
2人して、当時、働いていた会社では浮いているもの同士、
妙に気が合って仲良くしていただいていました。
彼はいまやこの業界では大御所、
男を仕掛けるカリスマ・ファッション・ディレクター
泣く子もだまる森岡弘
これまでメンズの雑誌&広告のディレクション、
スターフライアーのパイロットやキャビンアテンダントのユニフォーム、
車のアウディフォーラム東京のユニフォームのデザイン、
新聞や雑誌への寄稿、
聞くところによると、わたしが超好きだった俳優Tのスタイリング、
世界に名高い企業の社長がマスコミに登場する際のスタイリングからイメージ戦略まで、
政治家、スポーツ選手やミュージシャン、
その道の達人たちがもっと「それらしく」見え、なりきるための仕掛けをする男、
それが森岡くんなのです。
待ち合わせは、彼のオフィスの近くということで、グランドハイアット。
2階のフレンチ・キッチンに行ったのですが、
あのレストランの、まるで、ファッションショーのランウェイのようなアプローチを二人で中に進むと、
満員状態だった両脇から、すごい視線。
みんな森岡くんを見ているのよね。
「何者だろう」
「芸能人にしてはカジュアルのセンスが良すぎる」
「IT関係者とも思えない」
「ビジネスマンのはずはない」
「でも何はともあれ、只者ではない」
180cmを超える堂々とした体躯、
まるでショーのモデルのような、
背筋の伸びた、それでいて自然体の歩き方、
織りが美しいプラダの黒のジャケット、インナーも黒のTシャツ、
それにカーゴパンツを合わせるというすごいミスマッチ、
カリスマ・オーラいっぱの彼、
他にない存在感が注目を浴びたようです。
このランチはものすごく楽しいものでした。
ひいては社会に貢献することにつながるわくわくする企画が生まれたし、
もともと「いい男」も普通の男も、
外見からこうして「最高ランクのいい男」に変えていく
その仕掛けのさわりを教えてもらったし、
昔、闘わせた熱いファッション哲学論に花が咲くうち、
なんだか、長い年月を飛び越えて、
すっかり隙間は埋まっていることを痛感しました。
森岡くんは、しかも1度死にかけているのです。
白血病の闘病生活、無菌室治療、
骨髄の移植手術を乗り越えているからこそ、
会えたことが感無量だったし、
昔とは違った意味で超越した「いい男」になっていて、
すごくうれしかった。
次回からは、ファッションのプリンシプルを少しお届けします。
森岡くんに聞いた、
目からうろこの「ちょいワルを超えたいい男」の仕掛けについて、
だれも語らないマスコミの掟、裏表、
わたしとも共通するファッション哲学について、
お届けいたします。
彼を、
ご主人さまをワンランク上の男に改造するために
きっと役に立つこともあると思いますよo(^▽^)o。
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