勉強のやる気がUPするきっかけは
主に3つあります。
①お子さま本人の中で、志望校に対して強い想いがある
②勉強内容自体に興味をもつ
③成績が上がって「自分もできるかも!」という自信が生まれる
この3つをみていくと
②の勉強内容自体への関心は
周りが興味を持たせる、というよりは
本人が「知りたい!」「やってみたい!」という気持ちが大切なので
同じ育て方をされていても
兄弟間でまったくちがうこともあります。
「なにかをやらせる」というよりは
いろいろ興味関心の種を蒔いて
芽が出てくるのを待つイメージですね。
しかし、高校受験を意識するなら
「そんな悠長なこと言ってられない!」
というお気持ちもあると思います。
そこで大切になってくるのが
①お子さま本人の中で、志望校に対して強い想いがある
です。
(③成績が上がって「自分もできるかも!」という自信が生まれる
は、実際に勉強し始めないと生まれてこないですし
2~3ヶ月はなかなか実感できないこともあるので
最初から目的にするのは難しいかなと思います)
過去の生徒たちを見ていても
志望校に対して「ここへ行きたい!」
という強い想いがあるからこそ
成績を上げて来られた、という経緯があります。
・提出物が未提出のまま→提出物を全教科提出できるようになり
中2学年末から内申+5UPして第一志望・私立に推薦合格
・中3春に志望校を家族に宣言し、一度もブレずに勉強をつづけた結果
第一志望・私立専門学科に推薦合格
・他県の私立高校も検討した上で、「やはり地元に進学したい」という強い気持ちで
勉強を続け、第一志望・公立専門学科(県内トップ5)に一般合格
・「私には無理だと思います…」というところから
地道な努力で定期テスト過去最高点→私立第一志望に推薦合格
・「受かるかわからない」と言われたところから
範囲を絞った対策で併願私立合格、その後公立第一志望専門学科合格
・通知表(内申)が下がり泣きながら帰宅→
結果に左右されずに努力を続けることを伝え続け、実践した結果、公立第一志望専門学科合格 他
今年度も、保護者さまより
「少しでも選択肢を増やしてあげたい」
というご相談があり、
私も親として自分の子どもを見る限りでは
同じように考えてしまうのですが
結局は「選択肢を増やす」ことよりも
お子さま自身の中で
なにか、明確な目標や強い感情が必要になってきます。
たとえば
各駅停車のバスや電車で
「ここで降りてみよう」
というぶらり旅も楽しいものですが
飛行機乗るときに
行き先がわからない人はいませんよね。
同じように
「今の成績で行ける高校へ行ってみよう」
という考え方も否定はしませんが
飛行機のように、より早く、より成績をぐんと伸ばしたいときには
「○○高校へ行きたい、そのために1点でも多くとる」
という強い意識が必要になってきます。
GW明けて6月ごろから
中学校の中でも高校見学の案内が出始めます。
中学校によって、見学先の高校によって
「個人で申込」「中学校経由で申込」などの条件も変わってきており
申込期限も設定されているので
もし志望校候補がなかなか見つからない方でも
5月中に3~5校ほど候補を出しておくのがオススメです!