昨日、中3受験生2名の授業がありましたが
「私バカだから」
「自分にはもう無理だから」
と、自分を低くみてしまったり、あきらめてしまって
勉強が手につかないパターンがこの時期よくあります。
でも、私から見れば
がんばれば手を伸ばせそうな範囲なのに
「(自分からは)伸ばしていない、あきらめている」
って感じに見えるんですね。
つまり、
本人がバカだからとか勉強の才能がない、とかではなくて
自分であきらめてしまっているから
努力をやめてしまっている、という状態です。
講師側としても
すごくもどかしい気持ちになります…!
しかし
周り(親や先生)から「がんばればできるよ」といくら説得しても
本人の気持ちが沈んでしまっているので
勉強させよう、というのはなかなか難しいです。
この場合、
「伝えるべきことを伝えて、あとは信じて待つ」
ことを私は選んでいます。
「そもそも、受験するかどうか」を決めてもらう
このうちの生徒1名には
期限を来週まで、と決めて
「まず、受験するかどうかを決めよう」
と話しました。
いまは、受験が「やらされている感」があるので
どうしても抵抗してしまうのかもしれないですね。
彼の場合
志望校の入試が
11月中旬に迫っており
一般的な入試(来年1月2月)より断然早い、ということが
昨日、わかりまして(笑)
こちらも待ってあげたい気持ちはあるものの
入試まで1ヶ月しかないことを考えると、むやみに先送りしていいわけでもないので
期限を来週までの1週間としました。
もし「受験する」と決めたなら
残りの日数をしっかりサポートしていきますし
「もう勉強なんてイヤだ、受験しない」と決めたのなら
それも本人の決断として見守るべきであるし
新たな進学先またはその他に代わる手段を探していきます。
「信じて待つ」ことの難しさは第三者と話して解決
保護者さまからは、よく
「信じて待つ」ことがほんとに難しい、と言われます。
保護者さま自身が、
「自分が信じてあげないからダメなんだ…」
と責められることもあるのですが、
中学生高校生の保護者さま
ほとんどに共通する悩みだと思っていただければいいです。
ご自身を責める必要はありません。
生徒の保護者さまには
「不安になったら、私に連絡をください」
とお話しています。
子どもに想いを伝えようとして、
【心配】する気持ちばかり伝わってしまったり
逆に親子ケンカに発展する場合もあります。
そういう不安な気持ちは
まずは夫婦で共有してもらい、
それが難しかったり、解決策が見いだせなければ
第三者(学校の先生、塾や家庭教師の先生)に共有してもらったほうが
俯瞰して状況を理解することができるのでオススメです。
私も公式LINEで
保護者さまからの相談を無料で受け付けています。
何名かの方は
定期的に連絡下さるので、お子さまの様子などもわかり
状況に応じてお母さま方にいろいろお伝えしています。
もし不安なことがあれば
以下の公式LINEから
お気軽にご相談くださいね。