地獄神社の戦い | ゆっくり☆一緒に☆NGS☆【仮】

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ザ·適当なブログですが~
仲良くしてくださ~い~

「このまま怯えるのも、心地良いが、、」
「余興として、教えてやろう、、、」
 
「退魔師のガキと、女を、、、生け贄として、預かった、、、我の食事だ、、、」
 ミズキは、そう言い残すと煙のように消えた。
 
 
「な!退魔師のガキと、女って、、、まさか、、、」
「除闇、、、それって、黒鴉と、、、なひちゃんじゃ?」


「っ!!、、、、」

除闇は、ビッグヴァーダーのカタパルト(出口)へと急いだ。

「まて!!除闇よ!! まだ、ヤツ(⁠ミヅキ⁠)を倒す為の策を練っておらん!!」

「聞け!!聴くのだ除闇!!」

「心を沈めよ!!怒ればヤツの思うツボじゃ!!」
Jab利休がどれだけ叫ぼうが、除闇は聞く耳を持たなかった。

“仲間の危機!!” という不安感。

“ヤツ(ミヅキ)を許さん” という怒り。

除闇の「負の感情」は、

ミヅキに更なるチカラを与えていた。



時を遡る事、
ミヅキがビッグヴァーダー(除闇恋華達が乗る巨大な母艦)に急襲する
1時間45分程前の話


除闇、恋華、黒鴉ケイジ、比奈野なひ、
この4人、ビジネスホテルで滞在中に羅将神ミヅキに襲われる。

除闇、恋華は、スパーダの犠牲によりビッグヴァーダーへと辿り着く事に成功する。

 黒鴉ケイジ、比奈野なひ は、運悪くもミヅキからの追尾から逃げ切る事が出来なかった。

黒鴉は、なひ の手を引き流星(ミーティア)超高速移動(ほぼ瞬間移動)を連続で行い離脱を試みるが、逃げ切れないと覚悟を決め、迎え撃つ事を選択した。

丁度その場所は、恐山。ミヅキの拠点である地獄神社と、アンドロイド達を大量に自動生産する塔のある場所である。

「あれは、つい先日大規模な討伐作戦で、、、」
「あぁ、スパーダ達が目指した最深部の塔。アレを破壊すれば、暴走するアンドロイド達は止める事が出来る!」

なひ、黒鴉は、ミヅキと対峙する事を決めた。

「なひ、勝機がゼロな訳じゃない!あの時、なひを助けようとした一瞬だけ奴を押し退ける事が出来た。」
「つまり!!除闇が言うように、触れられない!という訳では無いらしい、、、」
黒鴉は、ヒントを探すよーに、自分の手の平を見た。

「黒鴉さん!! その手!!」
なひ は、何かヒント得た様に黒鴉へ伝えた。

「ふっ、そーいう事か、、、ならば、“コレ”を槍の先につけて、、、」
黒鴉となひは、“あるもの”を槍の先に塗り付けた。

黒鴉は、深呼吸するよーに大きく息を吸った。

黒鴉は、ミヅキに向かって槍を投げた。
ミヅキは、“何か”に勘づき槍を避ける。

流星(ミーティア)!!

黒鴉の特異な裏技と言える。流星(ミーティア)は、自分専用の赤い槍の場所に瞬間移動出来るのだ。
流星(ミーティア)という、主人公よりワンランク上の技を使いこなし、ゾンビを召喚出来る事で、黒鴉は第一部でラスボスとして除闇と何度か交戦した事もある。

ミヅキの避けた槍の場所へ、黒鴉は瞬間移動した。
「破ァ!!」
ミヅキは、御幣(⁠ごへい⁠)と呼ばれる巫女の棒で
黒鴉の槍を払い除けた。
ミヅキの扱う身体は、美津姫と言う名の神通力に優れた巫女であり、ミヅキの体術は巫女が御祓いを行う舞に近いモノとなっている。

なひは、黒鴉と同じ槍を弓でガンガン射る。
片手に3本の矢を握り、3本同時に速射する。

飛んできた槍は、ミヅキは御幣で払う。しかし、払った槍は黒鴉とリンクしている特別性の槍。

流星(⁠ミーティア⁠)!!
やはり、黒鴉は、槍の場所へ瞬間移動。
空中で槍をキャッチして、ミヅキに投げ返す。


「破ァ!! 邪っ!! 、、、くっ、、、」
飛んできた槍を御幣で切り払う。
2発槍を切り払うが、1発ミヅキの頬をかする。
ミヅキの頬から、ダラっと血が流れる。

ーー予想通りだ!! ミヅキは、俺達の槍に当たればダメージを受ける!!不死身じゃない。そして、神通力は優れているが巫女の媒体。動きも早いとは言えない。

なひは、どんどん槍を3本ずつ速射する。
ミヅキが払えば、瞬間移動した黒鴉が投げ返す。
次第にミヅキの足元や、周囲には槍が沢山増える。
ミヅキの周りに槍が増えるという事は、黒鴉の瞬間移動出来る箇所(テリトリー)が増えるのだ。

黒鴉の瞬間移動出来る範囲は、広がればミヅキも予想が出来なくなる。

グサ!! グサ!! グサ!!

ミヅキの肩や膝、右腕に槍が刺さる。

「アァァァァァァァァァ!!」
ついに、ミヅキは悲鳴をあげた。

ーー勝てるぞ!!
黒鴉となひは、攻撃の手を休めない。
この、非常な波状攻撃は、ネロを撤退に追い込んだ戦陣でもある。

ヒュン

ミヅキは、地面に溶けるよーに消えた。
そして、なひの背後に現れた。

「切り裂いてくれるゥー!!」
ミヅキは、鋭い爪を、なひに向ける。

流星(ミーティア!!)

ミヅキの背後に黒鴉が瞬間移動。ミヅキには、数本槍が刺さっている為、ミヅキの背後を取るのは楽勝である。

グサァァァ!!

黒鴉は、ミヅキの胸に深く槍を刺した。


「アァァァァァァァァァ!! アンブロジア様ァァァァァァ!!」
ミヅキは、勝てない事を悟り悲鳴をあげた。




※この話しは、黒鴉、なひ、2人が囚われ、ミヅキがビッグヴァーダーへと急襲する1時間以上前の話しである。




ラスボス相手に圧倒的

黒鴉ケイジと、比奈野なひが握った対ラスボスの秘策とは一体!!

つづく