最終決戦 戦闘開始 | ゆっくり☆一緒に☆NGS☆【仮】

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「今回の作戦内容を通達する。Jab利休さん達らの往年の退魔師達の先行部隊からの報告と、スパーダ達の大規模な殲滅作戦から得た情報により、今回の作戦迅速に行う物とする!」
 
 
会議室に着席しているのは、除闇、恋華、Jab利休、キリエ、クレド。と少人数である。
とは、いえ。Jab利休、キリエ、クレドの3人は所々に包帯を巻いておりとても戦える状態では無い。
 
 
除闇は、スパーダが座る席に「木魚」を置いた。
 
 
「今回の作戦は、敵のアジトの最深部に向かい、塔を破壊する。」
 
「塔、、、」
除闇は聞き返す。
 
「そうよ、塔、、、そのアジトは、ドクターベガが開発した。私と同じアンドロイドKill-0047を大量生産する自動生産機よ。」
「アナタが、射たれて入院中に、スパーダと大規模殲滅作戦を行ったわ。その時。スパーダの小隊は中央の突破部隊任命されたの、、、
 
カツラやジュリウス共に最深部へ向かったんだけど、交戦中に極東支部のオペレーターのヒバリさんが奇襲されて、指揮が混乱して敗北したのよ。」
 
「つまり、敵の最深部への突入と、ビッグバターの防衛同時にやるか?」
「または、ビッグバターが落とされる前に敵の最深部の塔を破壊するか?」
フライト艦長は、除闇に選択を委ねた。
 
「ちょっと待て!! この少数で、利休さん達しかも三人は戦闘出来る状態じゃないだろ?」
「現状動けるのは、俺と恋華だけじゃねぇか?」
除闇は、選択という問題じゃないだろ?と言わんばかり言った。
 
ーーさて、俺と恋華で速攻最深部まで行って、ビッグバターがやられる前に塔を壊すか?
 
ーー恋華にビッグバターの防衛任せて、俺が塔を壊すか?
 
ーーどっちにしろ現実的な選択じゃない!ラスボスに勝てないだから、どっちもゲームオーバーじゃねぇ?
 
 
そんな、除闇が迷っている間に、、、
 
 
 
 
ずずずずずずず
 
「なっ!!」
突然、ビッグバターの会議室にラスボスのミズキが乱入してきた。
 
焦って銃を乱射するフライト艦長。
 
「艦長!! ソイツに一切の攻撃は、効かない!銃は射つな!」
除闇は叫ぶ。
 
フライト艦長の射った弾は、蒼白い炎に包まれ、跳ね返ってきた。
 
「フライト艦長ォ!!」
クレドはとっさに、フライト艦長を押し退けた。
「クレドォ!」
キリエが叫ぶ。クレドの肩から銃弾による大量の出血。
 
「へっ、かすり傷、、、じゃない!物凄く痛っ、、、」
クレドは余裕を見せる事が出来ず、どんどん蒼白い顔になっていく。
「おのれぇぇ!!」
既に戦えない程の手傷をおっているキリエは、全身全霊で抜刀するが、キリエの斬撃は空を切るかのようにすり抜ける。
 
「逃げろォ!」
除闇は叫ぶ。
 
ラスボスのミズキは、睨みを効かせるだけで、キリエの頸動脈はグイグイしまっていく。
 
「げほ、、、、い、き、、、が、、、」
キリエは、首がしまる状態で宙に浮いていた。
 「哀れなこと、、、」
苦しみ踠く、キリエとクレドを見下ろし高らかに笑うミズキ。


「ミズキィィ!! やるなら、オレだけにしろォ!若い者には手を出すな!」
Jab利休は怒鳴り声をあげる。
 
「爆!!!炎!!!龍!!!🔥」
Jab利休は、包帯だらけの身体を無理やり動かし、退魔術を発動。
炎に帯びた龍が地をはい、ミズキに襲いかかる。しかし、炎の龍もやはり、ミズキに当たらず、Jab利休へ跳ね返る。
「ア~ハッハッハ、、、お話になりません」
「うわああああ!」
 全身を焼かれ倒れこむJab利休。


「利休さん、、、ちょっと、、、コイツ、攻撃も効かないし、会議中に襲ってくるし、、、ホントに不味いんじゃないの、、、」
実力差を実感した、恋華はガクブルに怯えていた。
 
「へっ、、、たまんねぇな、、、ギリギリ最終決戦で、恋華と気が合うなんてよ、、、」
除闇も勝てない事を実感し、逃げる事さえ出来ない事も解っていた。
 
 
 
「ラキラキラキラキ、、、ア~ハッハッハ、、、お話になりません、、、」
ラスボスのミズキは、勝ち誇った。
 
 
「人間共よ、恐れよ、絶望しろ、泣き叫べ、、、負のチカラは、我のチカラ、、、ラキラキラキラキ」
除闇と恋華のガクブルの怯えで、負のチカラで更に力をつけるミズキ。
 
 
 
「このまま怯えるのも、心地良いが、、余興として、教えてやろう、、、」
 
「退魔師のガキと、女を、、、生け贄として、預かった、、、我の食事だ、、、」
 
ミズキは、そう言い残すと煙のように消えた。
 
 
「な!退魔師のガキと、女って、、、まさか、、、」
「除闇、、、それって、黒鴉と、、、なひちゃんじゃ?」
 
 
 


比奈野なひ、黒鴉ケイジは、
羅将神ミズキに囚われた。

除闇と恋華は、

羅将神ミズキとの
絶対的な戦力差の前に

打つ手はあるのか?


 
つづく