PSO2 ブログ小説・Midnight-Jab =除闇= 14話「ボクはイレギュラー対応は得意さ | ゆっくり☆一緒に☆NGS☆【仮】

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Midnight-Jab =除闇= 13話「不死身の大五郎」

http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12258435734.html

前回の話はURLをクリック

 

この物語は、PSO2のjabさん作のキャラクター「除闇」を主人公とした・・・

予測不可能なドラマ(物語)である。

 

 

◆キャラクター紹介

1~10の多サーバーのキャラクターが複数登場!

(そして増え続けるw・・・出演して欲しい方にはさりげなく・・・声をかけてますw)

(機会があれば・・・本編、ミニ小説等・・・撮影にご協力下さいw)

 

大勢のキャラクター 一覧はこちら☆

01http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12240933231.html

02http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12240940624.html

(集会で見かけた・・・あの人も登場!?)

 

◆前回までのあらすじ

黒鴉率いる・・・秘密組織 -蝶- メンバーが、帝國へ向けて侵攻を開始した。

「ビッグヴァーダー」、「秘密組織 -蝶-」、「帝國惑星派遣軍」(略 帝國軍)3者の間に結ばれていた「和平条約」は破られたのだ。

帝國に来訪していた・・・民間人を無事に救出!追撃の手を振り払い・・・

帝國の一つの拠点を放棄し・・・兵を建て直す為に別の拠点へと移動する。

 

現状帝國へ無事に移動したのは・・・

ラムダ=サウントリー、チムール博士、結月麻白、そして正面の兵士68人。

 

そして、少し遅れて

リム=フロイト=フォックス、ギン、グラサン、蓮牙、BK伊達

 

志願兵として、士官候補生から、

ゼノ=スカイブレイド、菊丸が加わった。

 

 

 

Midnight-Jab =除闇=

-the Butterfly-

14話「ボクは、イレギュラー対応は得意さ」

 

ここは、壊さないでくれよ~・・・キミ達・・・

ボクの我慢にも限度があるからね~

 

 

 

◆本編

-蝶- による突然の襲来により・・・苦戦しながらも、民間人を無事に脱出させ、なんとか・・・危機を脱出する事に成功したグラス=サン=マイハート達であった・・・帝國は、元々複数に拠点を持っている為・・・一つの拠点を破棄し・・・別の拠点へ移動したのだ。

しかし、そこの拠点は、帝國本部の社長管轄の拠点であり・・・この拠点での滞在は、社長の許可が必要であった。

 

金髪にサングラス、黒いフォーマルなスールを着こなす、イケメン・・・というベキ容姿をした所長は、新しい秘書を口説くに夢中で、挨拶に来たグラサンの話は・・・眼中に無い・・・と言ったカンジであった。

 

ゼノ

「・・・・・この方が、社長ですか・・・全く聞いてくれませんね・・・」

 

グラサン

「いつもの事だ・・・・こうなると・・・話を聞かん・・・」

 

 

社長

「やぁ・・・キミ!ボクのインスピレーションを高めるには、キミみたいな女性を傍に置くのが、一番理想的なのだよ・・・・給料は、以前の会社より、一万円多く払おう・・・どうだい?悪い話じゃないだろう??」

 

グラサン

「・・・・・・・・社長・・・・」

 

社長

「後にしてくれ・・・取り込み中だ・・・」

 

ゼノ

「ホントに社長なんですか?・・・なんかただ、チャラチャラしてるだけみたいですよ・・・」

 

グラサン

「仕方ない・・・・社長。緊急事態です・・・和平条約中であった、-蝶- の組織が我々に攻撃を加え・・・その結果、・・・・」

 

社長

「後にしたまえ!今、大事な話を・・・」

 

グラサン

「拠点が一つ落とされました・・・」

 

社長

「・・・・ちょっと後に・・・・・・・・・なにぃぃぃ!!!」

 

社長

「すまない!お嬢さん・・・5分だけ待ってくれ・・・」

社長は、さっきまでの余裕の表情から大きく豹変し・・・

 

社長

「キミ・・・拠点一つにどれだけのコストがかかると思ってるのかね?しかも、マイハート中尉と所属には、ケルベロス隊最強の傭兵、リムが居るじゃないか・・・それでも・・・」

 

グラサン

「落とされました・・・・」

 

社長

「むむむむむむむ・・・・・・で、敵は・・・」

 

グラサン

「再度、体制を整えて・・・帝國のどこかの拠点を攻撃するものと思われます。」

 

社長

「・・・・・・・・・・・!!・・・・ちょっと待ってくれたまえ・・・いくら、イレギュラー対処が得意なボクにも・・・・キャパオーバーだ・・・・まさか、ここに来たりはしないだろうな?今は、AISも迎撃用の戦艦も・・・メンテナンス中で・・・ここ、しばらくは・・・こちらに戦う手段は無いんだぞ!」

 

グラサン

「・・・・・・・・・・・敵は、一番手薄の本日を狙ったのだと思います・・・我々の拠点も外部交流会を開催中で・・・迎撃に大幅に時間をとられ・・・敵に遅れをとりました。」

 

社長

「・・・・・・・・・・・・・くぅ・・・・このままでは・・・おっと・・・5分絶ってしまった・・・お嬢さんをこれ以上待たせるのは・・・僕のメンツに関わる・・・マイハート中尉・・・あとは、レポートに現状と対策事項を纏めて、僕にメールしてくれたまえ・・・」

 

グラサン

「・・・・・・・・・・・・・・早急に手を打つ場合は?・・・・社長にお電話を??」

 

社長は、チラっと目の前の女性の胸元を見て・・・

 

社長

「うむ・・・・緊急時の場合・・・マイハート中尉の判断に任せよう・・・」

 

ゼノは、流石にイラっとした・・・緊急事態でも、この社長は女性の胸元を優先した・・・

 

ゼノ

「くっ!!」

ゼノは、文句を言おうと身を乗り出したが・・・・グラサンは、直ぐに静止を促した。

 

グラサン

「社長・・・・お時間頂き恐縮でした・・・・本日の一件に印鑑を・・・」

グラサンは、書類を素早く2枚出すと・・・・社長は、読まず・・・素早く実印を押した。

 

ゼノ

(この社長・・・読まずに・・・印鑑を!どこまでも馬鹿にして・・・・)

 

グラサン

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・失礼しました・・・・」

 

社長の部屋から出る際・・・ゼノは、愚痴をこぼした・・・

 

ゼノ

「なんという社長なんだ・・・・こっちの話より・・・女の人を優先に・・・これじゃ、わざわざ相談をしに行った意味は無い・・・・あの人は・・・何も考えてない・・・」

 

グラサン

「いや・・・これでいい」

 

ゼノ

「え??」

 

グラサン

「覚えておくといい・・・・何も考えない上司は・・・・上手く使えば有利に進む為のエサになる・・・」

 

ゼノ

「・・・・・・・・・・・・・・・つまり・・・」

 

グラサン

「緊急事態は、こちらに判断を委ねると・・・社長は仰られた・・・つまり、今の緊急事態は、私に社長の権限と判断を任された・・・つまり・・・私は、今社長になったのだ・・・」

 

ゼノ

「いえ・・・流石に、それは、無理ですよ・・・口約束では・・・いつでも、破られてしまいます・・・あの社長は、いい加減だ・・・」

 

ゼノ

「・・・・・・・・・・・・あの、先程の書類は・・・?・・・・・・・・・!!!!!」

グラサンは、先程の書類をゼノさり気なく見せた。

 

ゼノ

「・・・・・・・・・・・いつ・・・それを・・・・・(白目)」

書類を見たゼノは、顔面蒼白になり・・・グラサンの用意の良さとズル賢さに何も言えなくなってしまった。

 

グラサン

「いい加減な上司は、物事を進める為のエサになる・・・・良く覚えておくといい。」

ゼノ

「解りました・・・・グラサン社長・・・(アナタが、軍曹、曹長、中尉・・・とスピード出世した理由が良く解りました・・・)」

 

グラサンが、さりげなく実印を押させた2枚の書類とは・・・??

 

みなさんは、もうお気づきでしょうw

 

書類は必ず読んで良く理解をしてからサインしましょう・・・・

 

 

 

 

 

社長への挨拶をすませたゼノは、グラサンと別れ、拠点の近場の公園で菊丸と会っていた。

菊丸とは、士官候補生の一人で、姉が行くへ不明になったきっかけで軍へ志願したのだ。

ゼノは、元々志願兵だったので・・・志願の大きな理由は無い。

 

菊丸

「あ・・・おかえり・・・どんな人だった?社長・・・」

 

ゼノ

「うん・・・なんか・・・イロイロありすぎて、オレはついていけなかったw」

菊丸

「そーなんだ・・・オイラもあって見たかったな・・・」

 

ゼノ

「まぁ・・・近々会えると思うよ・・・新しい社長とは・・・」

 

菊丸

「新しい社長??・・・社長って変ったの??」

 

ゼノ

「・・・・・あ・・・・うん・・・・・イロイロ・・・・あったんだよw」

 

菊丸

「とにかく・・・ようやく軍に入れたね・・・これで、姉ちゃんを探せるよ・・・」

 

 

 

 

ゼノ

「うん!みつかるといいね・・・お姉さん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆次回予告

 

ヒナギク

「ヒナギクです・・・次回は、襲来する -蝶- と・・・そして、邪舞乃くん・・・もとい、除闇が登場します・・・」

 

ヒナギク

「そういえば・・・邪舞乃くんが登場するの・・・久しぶりね・・・主人公なのに・・・」