PSO2 ブログ小説・Midnight-Jab =除闇= 8話「オマエだけは勝て!」 | ゆっくり☆一緒に☆NGS☆【仮】

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Midnight-Jab =除闇= 7話「罪華表裏(サイカヒョウリ)」

http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12252163885.html

前回の話はURLをクリック

 

この物語は、PSO2のjabさん作のキャラクター「除闇」を主人公とした・・・

予測不可能なドラマ(物語)である。

 

 

除闇恋華のトーク

 

なぁ・・・突っ込んでいいか?

 

なに?

 

このサブタイトルって・・・さぁ

絶対に作者が昔・・・上司から言われた台詞だよな?

 

あはははは・・・するどいね・・・除闇・・・

 

はい・・・実話キター

 

 

 

 

Midnight-Jab =除闇=

-the Butterfly-

 

 

8話「オマエだけは勝て!」

 

 

 

 

◆キャラクター紹介

1~10の多サーバーのキャラクターが複数登場!

(そして増え続けるw・・・出演して欲しい方にはさりげなく・・・声をかけてますw)

(機会があれば・・・本編、ミニ小説等・・・撮影にご協力下さいw)

 

 

二人の退魔師

中学卒業後・・・二人は、退魔師の道を選ぶが・・・・

 

   

除闇(邪武乃タロウ)※左は、ベルトパンクを着用の除闇。

退魔師として生きる為、親族を巻き込まぬように名を捨てた。

和平条約後の、所属は -蝶-

 

 

黒鴉ケイジ

邪武乃タロウの昔からの友人で友達思いであった。

本名と家族の繋がりを断ち切らなかった為、本名のままである退魔師。

名前から素性を調べられ・・・ある組織に家族を皆殺しにされた過去があるらしい。

-蝶- の長。

 

 

 

 

帝國惑星派遣軍

かつて、アークスと呼ばれた巨大な組織を受け継ぐが・・・

その内部は一枚岩では無いらしい・・・

 

B・K=伊達

帝國所属の双刃剣の使い手だったが・・・今は、戦いを辞めてしまっている

真の強さについて考えている。

 

 

ゼノ=スカイブレイド&菊丸(kill-0061型)

士官候補生として、帝國に所属

 

 

リム=フロイト=フォックス(Rimシリーズ0013型)

帝國所属の傭兵(階級は軍曹)

ドクターベガの作ったアンドロイドである。

グラス=サン=マイハートの直属で、グラサンの番犬と恐れられている。

 

 

 

大勢のキャラクター 一覧はこちら☆

01http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12240933231.html

02http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12240940624.html

(集会で見かけた・・・あの人も登場!?)

 

 

 

 

◆前回までのあらすじ

黒鴉率いる・・・秘密組織 -蝶- メンバーが、帝國へ向けて侵攻を開始した。

「ビッグヴァーダー」、「秘密組織 -蝶-」、「帝國惑星派遣軍」(略 帝國軍)3者の間に結ばれていた「和平条約」は破られたのだ。

突然の予期せぬ事態に・・・帝國の士官候補生達に危険が迫っていた。

帝國の正面には、ゾンビの大群が迫り、

帝國の内部にも栽培ゾンビ繁殖!

帝國の後方には、マガシがさらに、栽培ゾンビを繁殖!

 

栽培ゾンビは繁殖を繰り返し・・・帝國の人間を約1時間で全て食いつくすという・・・

 

絶体絶命の危機に帝國の静かな狼・・・グラサンの放った番犬が牙を抜いた。

 

 

 

 

 

◆本編

 

禍志

「さぁ~どうする、私の放った、栽培ゾンビ達の繁殖能力は留まるところを知らない・・・1時間経たぬうちに、ここの人間どもを食いつくすぞ・・・・」

 

リム

「キサマ!」

 

禍志

「お~っと・・・私の相手をすれば・・・人間どもが食われる・・・。人間共を行こうとすれば・・・私に背を向け、背後から狙い撃ちだ・・・」

 

リム

「・・・・・・・・・・くっ!」

 

禍志

「ふはははははは・・・どっちに進んでもキサマはぁ・・・死ぬ!無意味なゲームの始まりだぁ!!」

 

禍志は、纏っていた黒いコート(ベルトパンク)を脱ぐとそこには、赤と黒のボディが印象的なキャストボディであった。この禍志という男の正体は、元エンドラムの指揮官であった、レンヴォルト=マガシが、死人として再生したモノである。

 

フラフラの死人とは思えない、真新しい身体である。

 

リム

「キマサを瞬殺し・・・民間人を助けるしかなさそうだ・・・」

 

禍志(マガシ)

「はぁ?・・・・瞬殺だとぉ??フハハハハハ・・・笑わせてくるぅぅぅ!そこに居直れ!!我が剣の錆としてくれるわぁぁぁ!!」

 

リム

「・・・・・ふっ・・・・よく吼える死人だ・・・いくぞ・・・」

 

禍志

「ブルァァァァァ!!」

グラサンの放った番犬、リム=フロイト=フォックス

元エンドラム指揮官であったレンヴォルト=マガシ

 

静かなる狼といわれたリムとは、対照的にマガシの雄たけびは、大きくこだましていた。

 

リムは、少し焦っていた。

 

このマガシという男が、-蝶- の中でもかなり使い手な事は、昔のデータからよく解っている・・・じっくり攻めて行きたいが、栽培ゾンビが繁殖を続け、この帝國内の民間人に危害を加えようとしている為・・・ここでじっくり戦う訳には行かない・・・

多くの戦力は外のゾンビの迎撃に出てしまっていて・・・内部の戦力は薄い。

さすがに、士官間候補生を戦闘に出したところで・・・戦力にはならない。

 

リム

「・・・・・・・・・・・・は!」

リムは、自分から攻めた。まずは、右に飛びながらマシンガンを連射した。

 

マガシ

「ふっ!」

マガシは、炎を纏ったセイバー(ラグナスレイヤー)を素早く振り、実弾を切り払う。

 

リムは、そのラグナスレイヤーに対して、腰に携帯していたライトセイバーを使い、マガシの剣撃に合わせ、つばせり合いの状態となった。

 

リム

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

マガシ

「グッ・・・小僧!・・・そのチカラは!・・・ぐぉ!?」

つばせり合い。剣と剣を合わせ、力比べの状態に持っていく技法であり。今回の戦いはリムに軍配が上がった。リム=フロイト=フォックス、ドクターベガの作ったアンドロイドであり、最新の技術と上官グラス=サン=マイハートの日頃から鍛錬(雑用を押し付けられ)を行っており、無駄に腕力(パワー)が高い。

 

マガシは、つばせり合いで押され、一瞬の隙に剣(ラグナスレイヤー)を弾かれてしまった。

 

マガシ

「ぬぉ!?」

 

リム

「・・・・・・・・・・・・・・・・終わりだ・・・」

無防備になったマガシに、リムはライトセイバーを向け、止めをさそうとした。

 

その時・・・・

 

リム

「!!」

 

マガシは、背中に仕込んだ、もう一つの剣(ラグナスレイヤー)を出し、素早く・・・ライトセイバーを持っていた右腕を切り落とした。

 

マガシ

「ふはははは・・・ふははははは!生憎だったなぁ~小僧ぉ・・・ワタシの剣は、ツーヘッドラグナスと言って・・・二本でワンセットなのだよ~」

 

リム

「・・・・・・・・・・キサマ・・・ワザと、剣を弾かれたフリをしたな・・・」

リムは、静かに床に崩れた。

 

マガシ

「ふん・・・いやぁ~ワザとだなんて・・・人聞きの悪い・・・確かにキミの最新型のアンドロイドのパワーには、驚いたよ~・・・実際にパワーではキミに負けたのだからね~」

 

リム

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

マガシ

「だが、ワタシの方が、少しだけ老獪だったようだな~・・・戦いとはなぁ・・・パワーだけでも勝てんのだよ~・・・フハハハハハハハハ・・・・どうした?笑えよ?・・・敗北から学ぶ事もあるだろう~?」

マガシ

「悔しいかぁ??このワタシが倒せなくて・・・それと、民間人が救えなくてか・・・?・・・まぁ、右腕が落とされた状態で、そこで芋虫のように這いつくばって・・・エネルギーが無くなるまで、民間人の叫ぶ声を聴くがいい!フハハハハハ・・・・」

 

マガシは、リムに背を向けたまま去って行った。

 

 

リム

(なんという事だ・・・・俺は、コイツを迎撃出来ず・・・民間人も救えず・・・噛ませ犬となってしまうのか・・・)

 

 

リム=フロイト!応答しろ!・・・リム!・・・おい・・・シカトか?(怒)

 

リム

「お・・・お嬢?」

通信の声の主は、リムの上官グラス=サン=マイハートであった。

 

こちらの民間人は地下通路から全員脱出が完了した。

 

リム

「!!・・・・全員脱出・・・は・・・早いですね・・・あんな大人数を・・・・」

 

「ふん・・・私を誰だと思ってるのだ?・・・オマエこそ、まさか負けたなんて事は無いだろうな?」

 

リム

「・・・・・・・・・・ま・・・・」

 

「もし、負けていたら、始末書20枚明日までに提出だ。」

 

リム

「・・・・・・・・ま・・・負けてません・・・・まだ、勝負は・・・終わってませんから・・・・」

 

そーだよな?・・・・負けそうで倒れていました・・・なんてのも、モチロン無しだぞ・・・・

 

リム

(・・・・・・・・・・・・・見られてるのか・・・・?)

 

リム

「いえ・・・・ま・・・負けそうでは・・・ありません・・・勝ちそうです・・・・」

(・・・・・・・・この状況を十中八九・・・お嬢には把握されている・・・・それにしても・・・民間人の脱出が、早すぎる・・・・まだ5分も経っていないのだが・・・)

 

ここには、もう民間人は居ないのだ・・・だから、戦いに集中しろ!私は、民間人を逃がした・・・オマエも自分の仕事をちゃんとしろ・・・・

 

リム

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お嬢・・・」

 

「普通なら、無理せず脱出しろ・・・という所だが、オマエにそれは言わん!・・・帝國の中で一番強いオマエが負けることは・・・・」

 

リム

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

この場の全員に諦めろ・・・と言ってるのと同じ事だ・・・どんな無様な勝ち方でも良い!オマエだけ・・・絶対に勝て!

 

リム

「・・・・・・・・・・・・・・・・・勿論、言われなくても・・・このリム=フロイト・・・命をかけても・・・」

 

命は、かけるな!

 

リム

「!!」

 

勝ち名をあげて、笑顔で戻れ!

 

リム

「・・・・・・・・・・・・難しい・・・注文だ・・・・」

 

・・・自分が出来る手本を見せて・・・指揮をあげる・・・それが、指導者だ!出来るなよ?

 

リム

「・・・・・・・・ぐっ・・・・・・出来ます!」

リムは、切られた右腕を押さえて痛みを堪えながら立ち上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、帝國内部の中央広場では・・・・

 

「喋るんじゃない!・・・少しでも声を出したら・・・・」

 

民間人

「ヒィ・・・・」

 

「コロスぞ・・・・」

 

帝國内中央広場にて、民間人と士官候補生に・・・・グラス=サン=マイハートは、静かに銃を向けた。

 

 

 

「オマエ・・・・それ、やりすぎ」

 

ギン兄ちゃ・・・キサマも黙ってろ!」

 

 

 

 

 

 

-蝶- メンバーであり13人衆の一人の正体は、

かつてエンドラムの指揮官だった・・・

レンヴォルト=マガシ!

 

レンヴォルト=マガシに再戦を誓う、

リム=フロイト=フォックス!

しかし、ダメージは大きい様子・・・

 

そんな中・・・冷酷にも・・・民間人に銃を向ける・・・

グラス=サン=マイハート!

 

グラサン・・・まさかの裏切り?

 

ついでに、ギンさん・・・?

 

 

 

 

つづき

 

Midnight-Jab =除闇= 9話「コイツ・・・嫌いじゃねわ」

http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12254883159.html

 

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