Midnight-Jab =除闇= 7話「罪華表裏(サイカヒョウリ)」
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この物語は、PSO2のjabさん作のキャラクター「除闇」を主人公とした・・・
予測不可能なドラマ(物語)である。
除闇&恋華のトーク
なぁ・・・突っ込んでいいか?
なに?
このサブタイトルって・・・さぁ
絶対に作者が昔・・・上司から言われた台詞だよな?
あはははは・・・するどいね・・・除闇・・・
はい・・・実話キター
Midnight-Jab =除闇=
-the Butterfly-
8話「オマエだけは勝て!」
◆キャラクター紹介
1~10の多サーバーのキャラクターが複数登場!
(そして増え続けるw・・・出演して欲しい方にはさりげなく・・・声をかけてますw)
(機会があれば・・・本編、ミニ小説等・・・撮影にご協力下さいw)
二人の退魔師
中学卒業後・・・二人は、退魔師の道を選ぶが・・・・
除闇(邪武乃タロウ)※左は、ベルトパンクを着用の除闇。
※退魔師として生きる為、親族を巻き込まぬように名を捨てた。
和平条約後の、所属は -蝶-
黒鴉ケイジ
邪武乃タロウの昔からの友人で友達思いであった。
※本名と家族の繋がりを断ち切らなかった為、本名のままである退魔師。
名前から素性を調べられ・・・ある組織に家族を皆殺しにされた過去があるらしい。
-蝶- の長。
帝國惑星派遣軍
かつて、アークスと呼ばれた巨大な組織を受け継ぐが・・・
その内部は一枚岩では無いらしい・・・
B・K=伊達
帝國所属の双刃剣の使い手だったが・・・今は、戦いを辞めてしまっている。
真の強さについて考えている。
ゼノ=スカイブレイド&菊丸(kill-0061型)
士官候補生として、帝國に所属
リム=フロイト=フォックス(Rimシリーズ0013型)
帝國所属の傭兵(階級は軍曹)
ドクターベガの作ったアンドロイドである。
グラス=サン=マイハートの直属で、グラサンの番犬と恐れられている。
大勢のキャラクター 一覧はこちら☆
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(集会で見かけた・・・あの人も登場!?)
◆前回までのあらすじ
黒鴉率いる・・・秘密組織 -蝶- メンバーが、帝國へ向けて侵攻を開始した。
「ビッグヴァーダー」、「秘密組織 -蝶-」、「帝國惑星派遣軍」(略 帝國軍)3者の間に結ばれていた「和平条約」は破られたのだ。
突然の予期せぬ事態に・・・帝國の士官候補生達に危険が迫っていた。
帝國の正面には、ゾンビの大群が迫り、
帝國の内部にも栽培ゾンビ繁殖!
帝國の後方には、マガシがさらに、栽培ゾンビを繁殖!
栽培ゾンビは繁殖を繰り返し・・・帝國の人間を約1時間で全て食いつくすという・・・
絶体絶命の危機に帝國の静かな狼・・・グラサンの放った番犬が牙を抜いた。
◆本編
禍志
「さぁ~どうする、私の放った、栽培ゾンビ達の繁殖能力は留まるところを知らない・・・1時間経たぬうちに、ここの人間どもを食いつくすぞ・・・・」
リム
「キサマ!」
禍志
「お~っと・・・私の相手をすれば・・・人間どもが食われる・・・。人間共を行こうとすれば・・・私に背を向け、背後から狙い撃ちだ・・・」
リム
「・・・・・・・・・・くっ!」
禍志
「ふはははははは・・・どっちに進んでもキサマはぁ・・・死ぬ!無意味なゲームの始まりだぁ!!」
禍志は、纏っていた黒いコート(ベルトパンク)を脱ぐとそこには、赤と黒のボディが印象的なキャストボディであった。この禍志という男の正体は、元エンドラムの指揮官であった、レンヴォルト=マガシが、死人として再生したモノである。
フラフラの死人とは思えない、真新しい身体である。
リム
「キマサを瞬殺し・・・民間人を助けるしかなさそうだ・・・」
禍志(マガシ)
「はぁ?・・・・瞬殺だとぉ??フハハハハハ・・・笑わせてくるぅぅぅ!そこに居直れ!!我が剣の錆としてくれるわぁぁぁ!!」
リム
「・・・・・ふっ・・・・よく吼える死人だ・・・いくぞ・・・」
禍志
「ブルァァァァァ!!」
グラサンの放った番犬、リム=フロイト=フォックス
元エンドラム指揮官であったレンヴォルト=マガシ
静かなる狼といわれたリムとは、対照的にマガシの雄たけびは、大きくこだましていた。
リムは、少し焦っていた。
このマガシという男が、-蝶- の中でもかなり使い手な事は、昔のデータからよく解っている・・・じっくり攻めて行きたいが、栽培ゾンビが繁殖を続け、この帝國内の民間人に危害を加えようとしている為・・・ここでじっくり戦う訳には行かない・・・
多くの戦力は外のゾンビの迎撃に出てしまっていて・・・内部の戦力は薄い。
さすがに、士官間候補生を戦闘に出したところで・・・戦力にはならない。
リム
「・・・・・・・・・・・・は!」
リムは、自分から攻めた。まずは、右に飛びながらマシンガンを連射した。
マガシ
「ふっ!」
マガシは、炎を纏ったセイバー(ラグナスレイヤー)を素早く振り、実弾を切り払う。
リムは、そのラグナスレイヤーに対して、腰に携帯していたライトセイバーを使い、マガシの剣撃に合わせ、つばせり合いの状態となった。
リム
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
マガシ
「グッ・・・小僧!・・・そのチカラは!・・・ぐぉ!?」
つばせり合い。剣と剣を合わせ、力比べの状態に持っていく技法であり。今回の戦いはリムに軍配が上がった。リム=フロイト=フォックス、ドクターベガの作ったアンドロイドであり、最新の技術と上官グラス=サン=マイハートの日頃から鍛錬(雑用を押し付けられ)を行っており、無駄に腕力(パワー)が高い。
マガシは、つばせり合いで押され、一瞬の隙に剣(ラグナスレイヤー)を弾かれてしまった。
マガシ
「ぬぉ!?」
リム
「・・・・・・・・・・・・・・・・終わりだ・・・」
無防備になったマガシに、リムはライトセイバーを向け、止めをさそうとした。
その時・・・・
リム
「!!」
マガシは、背中に仕込んだ、もう一つの剣(ラグナスレイヤー)を出し、素早く・・・ライトセイバーを持っていた右腕を切り落とした。
マガシ
「ふはははは・・・ふははははは!生憎だったなぁ~小僧ぉ・・・ワタシの剣は、ツーヘッドラグナスと言って・・・二本でワンセットなのだよ~」
リム
「・・・・・・・・・・キサマ・・・ワザと、剣を弾かれたフリをしたな・・・」
リムは、静かに床に崩れた。
マガシ
「ふん・・・いやぁ~ワザとだなんて・・・人聞きの悪い・・・確かにキミの最新型のアンドロイドのパワーには、驚いたよ~・・・実際にパワーではキミに負けたのだからね~」
リム
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
マガシ
「だが、ワタシの方が、少しだけ老獪だったようだな~・・・戦いとはなぁ・・・パワーだけでも勝てんのだよ~・・・フハハハハハハハハ・・・・どうした?笑えよ?・・・敗北から学ぶ事もあるだろう~?」
マガシ
「悔しいかぁ??このワタシが倒せなくて・・・それと、民間人が救えなくてか・・・?・・・まぁ、右腕が落とされた状態で、そこで芋虫のように這いつくばって・・・エネルギーが無くなるまで、民間人の叫ぶ声を聴くがいい!フハハハハハ・・・・」
マガシは、リムに背を向けたまま去って行った。
リム
(なんという事だ・・・・俺は、コイツを迎撃出来ず・・・民間人も救えず・・・噛ませ犬となってしまうのか・・・)
「リム=フロイト!応答しろ!・・・リム!・・・おい・・・シカトか?(怒)」
リム
「お・・・お嬢?」
通信の声の主は、リムの上官グラス=サン=マイハートであった。
「こちらの民間人は地下通路から全員脱出が完了した。」
リム
「!!・・・・全員脱出・・・は・・・早いですね・・・あんな大人数を・・・・」
「ふん・・・私を誰だと思ってるのだ?・・・オマエこそ、まさか負けたなんて事は無いだろうな?」
リム
「・・・・・・・・・・ま・・・・」
「もし、負けていたら、始末書20枚明日までに提出だ。」
リム
「・・・・・・・・ま・・・負けてません・・・・まだ、勝負は・・・終わってませんから・・・・」
「そーだよな?・・・・負けそうで倒れていました・・・なんてのも、モチロン無しだぞ・・・・」
リム
(・・・・・・・・・・・・・見られてるのか・・・・?)
リム
「いえ・・・・ま・・・負けそうでは・・・ありません・・・勝ちそうです・・・・」
(・・・・・・・・この状況を十中八九・・・お嬢には把握されている・・・・それにしても・・・民間人の脱出が、早すぎる・・・・まだ5分も経っていないのだが・・・)
「ここには、もう民間人は居ないのだ・・・だから、戦いに集中しろ!私は、民間人を逃がした・・・オマエも自分の仕事をちゃんとしろ・・・・」
リム
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お嬢・・・」
「普通なら、無理せず脱出しろ・・・という所だが、オマエにそれは言わん!・・・帝國の中で一番強いオマエが負けることは・・・・」
リム
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「この場の全員に諦めろ・・・と言ってるのと同じ事だ・・・どんな無様な勝ち方でも良い!オマエだけ・・・絶対に勝て!」
リム
「・・・・・・・・・・・・・・・・・勿論、言われなくても・・・このリム=フロイト・・・命をかけても・・・」
「命は、かけるな!」
リム
「!!」
「勝ち名をあげて、笑顔で戻れ!」
リム
「・・・・・・・・・・・・難しい・・・注文だ・・・・」
「・・・自分が出来る手本を見せて・・・指揮をあげる・・・それが、指導者だ!出来るなよ?」
リム
「・・・・・・・・ぐっ・・・・・・出来ます!」
リムは、切られた右腕を押さえて痛みを堪えながら立ち上がった。
その頃、帝國内部の中央広場では・・・・
「喋るんじゃない!・・・少しでも声を出したら・・・・」
民間人
「ヒィ・・・・」
「コロスぞ・・・・」
帝國内中央広場にて、民間人と士官候補生に・・・・グラス=サン=マイハートは、静かに銃を向けた。
「オマエ・・・・それ、やりすぎ」
「ギン兄ちゃ・・・キサマも黙ってろ!」
-蝶- メンバーであり13人衆の一人の正体は、
かつてエンドラムの指揮官だった・・・
レンヴォルト=マガシ!
レンヴォルト=マガシに再戦を誓う、
リム=フロイト=フォックス!
しかし、ダメージは大きい様子・・・
そんな中・・・冷酷にも・・・民間人に銃を向ける・・・
グラス=サン=マイハート!
グラサン・・・まさかの裏切り?
ついでに、ギンさん・・・?
つづき
Midnight-Jab =除闇= 9話「コイツ・・・嫌いじゃねわ」
http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12254883159.html
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