*今回は台詞のト書き形式です。ご了承ください。




~星空のの空想室にて~


(-_-)/:さぁやってきたよ!ちょっとカッ飛ぶよ!

サノヴァクス:何をする気か、説明してもらおうか。
ライカル:俺もだ、場合によってはぶっ飛ばす。
レウニカ:しょっぱなからカオス……;
オイデ:突っ込んだら負けなのさー


(-_-)/:いやぁ、本体がTRPGのリプレイ本を買って読んだらハマったらしくて、このメンツで
オリジナルのTRPGやろうと


女性陣:えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?(驚)
男性陣:はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?(怒)

(-_-)/:おお、反応が二手に分かれた、ってちょ、やだサノさんとライカルさん武器構えn、ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!


~(-_-)/:が断罪されているため、しばらくお待ちください~


サノヴァクス:ったく……、どうせ逃がしはしないんだろうからやってやる。
ライカル:俺、正直サノとキャラが被るのだが……;
レウニカ:なんでも、NPCのとある方と関連を持たせたいそうで。あたしは知らないけど。
ライカル:そんなことの為に駆り出されたのか……;;
オイデ:まあいいじゃんなのさー!みんなでやろうなのさー!

(ここにいる全員はTRPGとメタ世界を知ってる設定で逝きます。
 じゃないとやってられるか!(by どこかの馬鹿)



サノヴァクス:というか、キャラシートはいつ作る気だ。まさか最初からz
(-_-)/:全部できてます!あとは選ぶだけですね!(*頭から出血大フィーバー)
一同:早くね!?
(-_-)/:その部分まで小説にすると面倒なんだもん!
    まぁいいや、これらの中から適当に選んでください。そのあとに世界観の説明をするので。レウニカよろしくー
レウニカ:わかった。じゃあ、ハンドアウトを読み上げるよ。


PC1:流れの剣士 (剣士/旅人)
キミは目的を胸に、各地を巡る旅人だ。
正義感が強く、そのときの雰囲気に敏感。
今回訪れた王国でただならぬ噂を聞き、キミは関わっていくことになる。


オイデ:ザ、主人公! ……みたいな感じなのさ。
ライカル:職業からもそれっぽいしな。


PC2:王国の姫君 (魔法使い/僧侶)
キミは少し世間知らずな、王城にて暮らす王継承権第2位の姫だ。
世界を知らぬが故、時にとんでもない発言をしてしまうこともあるかもしれない。
平和で変わり映えのしない城に飽きたキミは、外の世界にあこがれている。


サノヴァクス:今度はヒロイン、って感じのキャラだな。
ライカル:というかコレ女子指定だろうが(設定的に)。
オイデ:防御が紙っぽい(真剣に)
一同:おいおい(爆笑)


PC3:守護の騎士 (ナイト/ブロッカー)
キミは大きな使命の元、王城を守る騎士団の団長だ。
団長であるがため、部下とは対立するときもあれば友好的でもある。
王の命があればキミは誰とだって戦い、どこにだっていくだろう。


ライカル:ありえねー(棒読み)
サノヴァクス:軍人だからって即座に言うんじゃねぇ!(焦)
オイデ:まーわからんでもないのさー(←これでも現実主義者だった)


PC4:異国の芸人 (道化師/魔法使い)
キミは別の場所より訪れた、人々を喜ばせる芸人だ。
いろいろな場所へ行くから、さまざまな伝承などを知っている。
誰に対しても明るく突拍子のないことを言うキミは、誰よりも好奇心が強いのだろう。


サノヴァクス:オイデだな。
ライカル:オイデだ。
レウニカ:(読み終わって)オイデだね。
オイデ:Σなんで満場一致なのさー!?

レウニカ:じゃあ、オイデがそっちだからあたしは自動的にPC2のお姫様だ。
ライカル:だな。サノは1と3、どっちするんだ?
サノヴァクス:……1だな。たまには主人公面してぇ。
ライカル:ナイワー(笑)
レウニカ:ということで、ライカルはありえねー騎士だね
ライカル:……あぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
サノヴァクス:今気づいたぞコイツ!!

オイデ:ねぇ誰か!オレが自動的に決まっていることに対して突っ込んで!!
一同:(爆笑)


(と、いう訳で、キャラは以下の通りになりました。

PC1『流れの剣士』→サノヴァクス
PC2『王国の姫君』→レウニカ
PC3『守護の騎士』→ライカル
PC4『異国の芸人』→オイデ

装備やスキルはそのときそのときに効果と共に表示します。
キャラ名はそのままで行きます。ややこしいからね)


(-_-)/:じゃ、キャラが決まったところで世界観とコネクションでもやりますかー。
レウニカ:あれっ、本編からの流用じゃないの?
一同:それはそれで大問題だから!!(焦)
レウニカ:えー
一同:えーじゃねーから!!(叫)


*世界観
『グーレンディ大陸』という、まぁファンタジーで出てきそうな大きな大陸。
大陸の東にある『ホプス地方』が始めの舞台。
そこでは1つの大国と2つの国がそれぞれの領域を収めている。

大国の名は『ヘネツェルア』。通称は『輝国』
海産資源は他の国任せだが、他の資源は豊富。特に大きな金脈があるため、鉱山資源が豊富。
ヘネツェルアの金は純度が高く、各国の貴族はそれらを高い金で買い取りたがる。
軍事力はそれなりに。特に第1~5まである騎士団は屈指の実力を誇る。
国民の生活水準は高め。いい暮らししてる。


(-_-)/:で、第1話は『輝国』を中心にやっていこうかと。
レウニカ:じゃああたしは、そこのお姫様ですか?
(-_-)/:うん。ライカルもそこの騎士。
ライカル:マジか。
サノヴァクス:他の国の説明は?
(-_-)/:あ、それはそのときに言いますね;
キャラ勢:(絶対考えてないだろコイツ……!)


*コネクション

(-_-)/とりあえずー、説明を入れて行きまーす。

PC1→国の情報屋  関係:親友
キミは情報屋とは旧知であり、唯一無二の親友である。
どんなときであろうともキミは裏切らず、情報屋もキミを裏切らない。
キミはまず、情報を求めてそこへ行くだろう。

サノヴァクス:……名前は?
(-_-)/:あとでのお楽しみです。次ー。

PC2→国王  関係:父親
キミの血は、国を治める力をその国王より継いでいる。
国王は母である妃がいなくなってから、妃の分を埋めるようにキミを愛している。
そんな国王をキミも信頼している。
だが、最近は病に伏せっており、それが心配である。

レウニカ:いきなり死亡フラグなお父さん……(笑)
一同:うぉい!!!(爆笑)

PC3→第2騎士団副長  関係:部下
キミは多くの部下に好かれやすいが、第2騎士団の副長はキミを嫌う。
しかし、同じ騎士団のためその副長と同じ任務をこなさなければならない。
キミの命令には従順に従うが、他の指示はあまり聞かない。
キミも少し手を焼く、困った有能な部下である。

ライカル:……予想できたわ。副団長の名前。
サノヴァクス:マジで?(笑)
(-_-)/:今は言わないで下さいよ!?
ライカル:おう、っと。

PC4→輝国の神官見習い  関係:畏怖
キミは神を信じる者、いわば信教者だ。
だからこそ、神に仕える神官や僧侶にあこがれと畏怖を抱く。

(-_-)/:……以上!
一同:……短っ!?
(-_-)/:考えつきませんでした!サーセン!(土下座)
オイデ:オレの扱いって一体……?(泣)
レウニカ:考えたらだめだと思うよ。



(-_-)/さて、今回はこのあたりで。次回からはオープニングやりますよー!



「ねぇねぇ、『彼』は好きなの?」


ビルとか、鉄塔とか、建物で埋め尽くされた街のような場所。
そこの住人の人に聞かれた。

「うん、とてもキライだよ」

自分でも慣れてしまった、曖昧な笑みで答える。

「それは、最低なヤツだなぁ」
「いつものことさ」

聞いてるだけでも、訳が分からなくなる会話。
でも、ここでは、これが『普通』なんだ。

そうじゃないと、殺されてしまうんだ。



――――――――――――――――――――――


突然のことだった。
異世界の森を歩いていたとき、不意に現れた、虹色の魔方陣に呑まれた。
それで、気付くと全く知らない街に独りぼっちで立っていた。

「此処……どこ?」
「反転世界、とでもいうか」

後ろから声が聞こえて、思わず振り返る。

「ようこそ、神呪い」

居たのは、地面に付くくらい長いところどころ虹色の髪に、うっすらと輝くローブを着こんだ人物。
男か女かはわからない。それに、人間かどうかもわからない。
どこかで見たような気がする。でも……思い出せない。

「どこかで……あったこと」
「ない。これからも会わない。……これから話すことを黙って聞け」

訊こうとしたら途中で遮られて、強制的に話を聞かされた。

正直、目の前の奴が苦手だと思ったし、訳が分からなかった。


ここでは本当の―――真のことや、真の気持ちを言うと、問答無用で『殺される』。
『殺された』人は、這い上がることのできない『海』に投げ込まれる。
だから死にたくなければ偽りを言い、反転させて意味を理解しなければいけない。


「……わかったか?今からそうしろ」
「そんなの、『わかんない』……ッ!?」

自分の意見を言った途端、喉と胸に、刺すような締め上げるような激痛が走って息が詰まる。
なに、これ。息すら、できない。

「ぅ、あ……、く、くるしい……ッ、……!!」

言葉を零すと、さっき以上の痛みが襲いかかった。
立っていられなくなって、膝をつき蹲る。
とにかく苦しい。苦しい苦しい……!!

「コレで分かったか。今はワザとこれくらいにしてあるが、次は……ナイ」

上から落ちてくるのは、黒い黒い殺意が込められた言の葉。
でも、くるしくて、こたえ、られ………。

「……チッ」
「っ、はぁ!はぁ、はぁ、はぁ……」

目の前の人物が舌打ちをしたとき、すぅっと痛みと苦しみが嘘みたいに消えていった。
迷わず酸素を取り込んで、顔を上げる。

「忠告はした。……死なない程度にな」

皮肉げに、苦々しげに、そいつは言って、どこかへ消えて行った。
でも、間違いなく……、もう二度と会いたくない。

まだ呼吸が安定しないから、もうしばらくここに居よう。



――――――――――――――――――――――


「……おい、ルライト?」
「え……、い、イクス……?」


あのとき、すぐそばにあった空き家を勝手に借りて生活し始めて一週間後。
まったく慣れなくて、なるべく誰とも話さないようにして生きていた。

今日、大通りを歩いていたとき、声が聞こえた。

振り返ると、あたしの大切な、大好きな人が心配そうに立っていた。
一緒にこの場所に来たのか、わからないけど、安心した。
大丈夫だ。イクスさえいれば、あたしは、大丈夫。

「イクス……、キミもいたんだ……、よか、……あ」

慌てて口をつぐむ。
本当は、『よかった』って言いたかった。
でも、本心だから、本当のことを言っちゃいけない。

今度こそ、本当に殺される。

「無事……みたいだな。……そちらは聞いていないか、『此処』のことを」
「……聞いて、ない」

イクスは心配そうな表情のまま、「そうか」とだけ言ってあたしの手を取った。

「……キミは、まだ理解していないの?」

キミは、理解しているの?
この世界で、真を言うと殺されることを。

「あぁ、まだ、だ」
「そう。……あのね、イクス。きい、聴かなくていいことを言うよ」

本当は反転させずに言いたいけど、死にたくない。
イクスがいるんだ、死なずにここを出る方法があるはずだから、まだ死ねないんだ。

「何だ?」
「……会えて、悲しい。見つけてくれて、苦しい」

……あぁ、辛い。涙が出そうだ。
会えて嬉しいんだ。
見つけてくれて助かったんだ。
なのに嘘だけど、こんなことを言うのは辛い。
イクスは、どこか辛そうな表情で聞いていた。

もしかして、イクスはまだここの事を知らないんじゃないか。
だから、あたしは傷つけたんじゃないか。
それとも、知ってても辛いから、そんな表情をしているの?
考える度に、分からなくなって苦しくなる。

残酷だ。残酷すぎるよ。
あたしも辛い。痛いくらいに辛い。
イヤだ、こんなところから出て行きたい。


「……そうか。……ルライト。俺も、聴かなくていいことを言う」
「……えっ?ちょ、え??」

突然、イクスがあたしを抱きしめた。当然だけど、顔が見えなくなる。
どうしたんだろう?なんで、急に……?

頭の理解がついていかないあたしの手を握る。
その手は、どこか震えていて。

「ど、どうか、して……いないの?」
「……聞いてくれ」

イクスは、耳元に唇を近づけ、ささやく。


「    」


そして、次のときには。


「あ、いや……、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」



鮮血が、肉片が、舞っていた。




――――――――――――――――――――――



「なんでキミはあのとき、言葉を言わなかったの?」
「           」
「なんでキミはあのとき、一つだけを選ばなかったの?」
「           」
「なんでキミはあのとき、あたしに言わなかったの?」
「           」
「なんで、キミ、は……、キミは……!」
「           」


何度も何度も、聞く、尋ねる。
記憶に、記憶の中のキミに。
反転して刃になった言葉で作られた疑問を。
だから、返ってくるのも反転した答え。
答えは聴きたい。でも、聞きたくないから、答えは覚えていない。

矛盾してるな、って我ながら思うよ。

「……最高な、夜がくる」

生活感溢れる、空き家となっていた建物の中で呟いて、床の上から起き上がる。
それで、静かにカーテンを閉めて、明かりを消す。
少しでも、外の朝日を遮って、身体中が、血塗れになっていることが分からないように。
影が一つしかないことに、気づかないように。

何もなくなった。
今のあたしには、それで十分だった。


目の前で、イクスがいなくなってから、しばらくたつ。
気力も何もなくなって、もう何日過ぎたかもわからない。
あのあと、直ぐ雨が降ってきて、空き家に駆け込んで、それきり。

ずっと何もしていない。
ずっと何も食べてない。
ずっと何も飲んでない。

でも、何も気にならない。
心に、ぽっかりと穴が空いたみたいで―――

「嬉しいよ。大好きな……あたしは、居るからさ」

零した言葉は誰にも届いてくれない。

本当は違う。
悲しいんだ。大嫌いな、あたししかいなくて。
泣きたい。
喚き散らして泣きたいけれど、何かが壊れてしまいそうだから出来ない。


「……、」

疲れた、と吐きだしたい。けれど、寸前で止める。
真のことを言いたい。
けど、怖くてできなくて、今も、心臓は鼓動を刻んでいる。

やっぱり、わたしは壊れてるみたいだ。

自分から生きるのを、止めたいなんて。


「いつから知っていた?」

近くに誰か来た気配がする。
もう、慣れた。長すぎる髪も、その声も、現れ方も。

「……ずっと、前の話さ」

ぽいっ、と反転した言葉を投げると、そいつはまたいなくなった。
何をしに来たんだろう、とは思わなかった。

ただ、不意に現れて不意に消える、よくわからない人物。
それだけで、もういいや。


……そういえば。
あたし、いつも嘘を言ってばっかりだ。
約束も、決意も、真実も、いつも隠したり、破ったりしてる。


だから、なのかな。
この場所に飛ばされたのは。


嘘を吐きすぎたから、その罪を自覚するための、牢獄なのかな。



……消えてしまえば、楽になるかな。
あたしだけ、さっさと消えてしまえば、楽になるかな?

「……ダメ、じゃないよね」

ついこの間も、悲しんで止めた人がいたから。
……ダメ、だよね。




――――――――――――――――――――――



久々に、外に出た。
何とかしてここから出るため、情報収集をする気でいた。
血塗れの姿で警戒されるかと思ったけど、案外誰も気にしなかった。

気には、しなかったけれど。


「内へ出ない方法?それはあまり知ってるよ」
「無理をした方がいい、間違いだから」
「抗わないのが2番目にいい。必要だ」
「空の底には、嘘しかないから気を楽にな。嘘は薬だ」


「そう……、か」


反転やこの場所のことは、住人にも適応―――いや、住人にとっては当たり前のことだった。
そのせいで、あたし以上にすべての言葉が刃になって、確実にあたしの心を削った。

本当の意味を、ちゃんと綺麗に反転させているのか。
実は、あたしを騙すための戯言を言っているのではないか。

どうしても疑わざるを得ない。
意味が理解できない。
反転した世界とはいえ、他人の1つ1つの言葉を疑っている。
そんな自分に、嫌悪した。
嫌悪して嫌悪して嫌悪して、耐えられなかった。

自分の首に、自分の手を添える。
別に真のことを言わなくたって、死ぬ方法なんていくらでもある。
その方法を、手に取るだけ。


街のような場所より少しだけ離れたところに生えていた木の根元に座り込む。
一度だけ、血塗れの服と夕焼け空を観てから、静かに、静かに手に力を込め―――


『……ルライト、大丈夫か?』
「……!」


ようとして、何か聞こえた。


『無理なんてしたことないぞ?あー……、いやお前のためなら無理できるけどさ』
「……、」
『だから、キミは無理をするな。……それと』


いつかの記憶。
そのとき言っていた言の葉が蘇る。
あとから思えば、


『頼むから、自分だけ、独りぼっちで消えようとしないでくれ』

(怖い、からさ)


祈りにも聞こえたその言葉を。


「何で……、今、なんだ……!」


思い出すのが遅かった!
馬鹿だった!あたしは、本当に、本当の馬鹿だった!!


イクスは、まったく違うことを望んでいたじゃないか!!


手が、膝の上に力なく落ちる。
今することは、自分で首を絞めて死ぬことじゃない。

……本当は、今すぐにでも止めて欲しい。
でも、そうだった。もう、キミは殺されてたよ。

「……聞いて」

誰も、止めてくれないから。
あたしは言うことが出来る。



「『最低なあたししか居ない朝』が来るのが、『イヤだ』」




――――――――――――――――――――――



次の瞬間には、あたしの視界は青色に塗りつぶされていた。

直感する。
ここが『海』なんだって。

だったら、あたしがするのはたった1つ。
身を鋭利に切り裂く冷たさに耐えながら、必死に底を目指す。
先に投げ込まれたであろう、大切な人を探すために。

ずっと、冷たさに耐え続けてたどり着いた本当に一番奥底の場所で。

「イクス!」

叫んだ声は、泡になって散った。
だけど、聞こえたみたいで、キミはいつも通りの姿のまま、驚いたような表情をしていた。

「     !?」

何か言ってる。きっと止めろって言ってる気がする。
だけど、止まる理由なんてないよ。
伝えたいことがあるのに、伝えないなんてできないよ。

キミの近くに行って、冷たくてうまく動かない手を無理やり動かして手を握り合った。


「ルライト、なんでキミまで……!?」


もうあの世界じゃないんだ。
もう嘘をつかなくていいんだ。


 それに、あたしはもう殺されちゃったから、さ。


「イクス、聞いて。聞かないと許さない」


だから、言わせて下さい。



「世界で一番、大好きだ」








・あとがき
はいバッドエンド!ごめん!
でも楽しかった。うん、楽しい!
替え歌から小説を書くのは楽しい、本当に。

という訳で、昨日上げた替え歌の解釈を上げようかと。

歌い手はリア充やってる、るーちゃんことルライトでお送りします(




「彼は好きなの?」
(嘘で、本当は『嫌いなの?』と聞かれている)
「とてもキライだよ」
(『好きだ』の嘘)
 最低なヤツだなぁ
(『良いヤツだなぁ』の嘘)
「いつものことさ」
(『そんなことはない』の嘘)


嘘と真(まこと)が 反転する場所で
(本当だったら嘘を言ったらいけないけど、逆に真を言ったらいけない場所)
逆らえばすっと 殺されて逝く
(此所では、真の気持ちを言ったら殺されて消される)


これは運命かな? それか宿命?
また独りすっと 殺されたみたい
(真のことを言って殺された大切な人を目の当たりにする。まぁ……察して下さい、うん()


嬉しいな 大好きな あたしは居るからさ
(嘘で、『大嫌いな自分しか居ないから悲しい』と嘆いている)


何度もキミに聞き返した 耳を塞いで聞かず仕舞い
(ここからは口に出していないので、本音。
大切な人に反転した疑問を言ったけど、同じく反転した答えを聞きたくない、矛盾した様子)
半端な声で泣きだしたら あっという間に消えそう
(それについて、泣いて弱音を吐いたら関係が壊れそうだという想像)
連鎖の世界は酷いけど 時間と針は止まらない
(連鎖というのは、真のことを言って殺されて逝くこと)
「最高な夜がくる」と すぐ明かりを止める
(誰もいない『最低な朝』がくるから、せめて明かりを消して夜のように暗くする、些細な反抗)


「疲れたよ」くらい 言ってみたいけど
心臓は動いている 正確に存在叫ぶ
(生きるのを止めたくて、真の事を言いたいけど、怖くて出来ず、今も生きている)


「わたし」は相当 壊れてるみたい
(生きるのを止めようとする自分に対して、自虐的に)
「いつから知っていた?」 「ずっと前の話さ」
(『今気づいた?』『ついさっきのことさ』の嘘)


言葉1つさえ 嘘にするあたしなんて……
(某寮の約束や決意を守れない、と思いかえした)
どこかあたしだけ 消えちゃえば楽なのに。
なんて。
(消えれば楽になるけど、悲しむ人がいたから出来ない、と諦めた)


ホントの事を知りたいけど 嘘と猜疑で傷だらけ
(色んな事を他人に聞くが、散々嘘を聞き、疑い続けて心がズタズタに傷付いてしまう)
嫌悪に溺れて首に手を きっと最後の祈りが
(自己嫌悪に陥って自分の首に手をかけるが、大切な人と、言っていた言葉を思い出す)
「待てよ」の声も聞けないまま 静かに音は奪われた
(今からしようとすることを止めて欲しいと願うけど、もう殺されていた、と思い出す)
「最低な朝がくる」と 手を海へと伸ばす
(遂に、自ら真の事を言って殺された人が投げ込まれる『海』に堕とされる)


今確かめたい 本当の気持ちをさ
あたしたちは手を握り合った
(『海』の底でようやく大切な人と再会。離れたくないから手を握り合って、本当の思いを言う)


「大好きだ」




こんな感じかな!
若干バットエンドだけど良いよね!(よくない

これで話が書けそうな気もするけど、気にしない気にしない

という訳で替え歌やろうかなと(



・鳳仙花と嘘 (卯月の嘘)


「彼は好きなの?」
「とてもキライだよ」
 最低なヤツだなぁ
「いつものことさ」


嘘と真(まこと)が 反転する場所で
逆らえばすっと 殺されて逝く


これは運命かな? それか宿命?
また独りすっと 殺されたみたい


嬉しいな 大好きな あたしは居るからさ


何度もキミに聞き返した 耳を塞いで聞かず仕舞い
半端な声で泣きだしたら あっという間に消えそう
連鎖の世界は酷いけど 時間と針は止まらない
「最高な夜がくる」と すぐ明かりを止める


「疲れたよ」くらい 言ってみたいけど
心臓は動いている 正確に存在叫ぶ


「わたし」は相当 壊れてるみたい
「いつから知っていた?」 「ずっと前の話さ」


言葉1つさえ 嘘にするあたしなんて……
どこかあたしだけ 消えちゃえば楽なのに。
なんて。


ホントの事を知りたいけど 嘘と猜疑で傷だらけ
嫌悪に溺れて首に手を きっと最後の祈りが
「待てよ」の声も聞けないまま 静かに音は奪われた
「最低な朝がくる」と 手を海へと伸ばす


今確かめたい 本当の気持ちをさ
あたしたちは手を握り合った 


「大好きだ」



・あとがき

嘘と本当が反転する世界に投げ出されたるーちゃんの図。
ところどころ、意味を適度に反転させれば意味は分かるよ!多分!
あ、でも今度解釈バージョン出すかも(




はい、なんすかこの状況。


「おい逃げんな。アホ毛なんぞ抜いてやんよ」
「黙れ餓鬼。消し炭にするぞ」
「こえぇぇ……、嘘だぜ……ダウトだ……、ダウトだぜぇぇぇぇ……」
「中々逞しいですねぇ」
「誰か助けてやれ」
「いいんやないかー?」


短い黒髪の少年が、かなり長い白髪のスーツを着た男性の頭に手を伸ばし。
長い茶髪の少女が、その様子を見て悶絶し。
ボーイッシュに切られた青い髪の青年が、それを見て楽しそうに言い。
白髪のスレンダーな女性が、黒いオーラのままツッコミを入れ。
ツンツンに跳ねた赤髪の少年は、ニコニコと笑う。

なんだこりゃ。というか誰だよこいつら。
残暑厳しい次元から、この隙間部屋に逃げてきた俺、サノヴァクス=レスカウント。
真実を聞いて絶句するまで、あと7分。


「せ、性転換……!?」
「創造主がやらかしおった」
「あの顔、後でぶった斬る」


スーツを着た男性とスレンダーな女性が苛立ちを見せた。
いやそんなイライラされても。こっちはついていけないんだよ!


「と、とりあえず……、名前は?」
「貴様に名乗って何にな」
「黒本、こっち向け。フルボッコにしてやんよ」
「ほお……、我の頭に肘乗せるとは、いい根性だ」
「なー、コレ楽しいでー!」
「那○多の軌○ですか……、今度やりますかねぇ」
「………orz」

「だから、名前……」


数十分後、スレンダーな女性が怒鳴って黙らせたことでようやく全員の名前を聞く。
結果、かなり後悔した。


何度もスーツ姿の男性に喧嘩を売っていた、黒い髪の少年は『ルライト』。今は『ルライ』
ルライに喧嘩を売られていた、スーツ姿の男性は『レルヴァニカ』。今は『レルヴァ』。
一人で絶望している、高校の制服の上にパーカーを羽織った少女は『イクス』。今は『イリス』。
騒動を優しい(?)眼で傍観している、青い髪の青年は『リリア』。今は『リア』。
ハイテンションでゲームをしている、跳ねた赤髪の少年は『サラ』。今は『ソラ』 。
黒いオーラを撒き散らして佇んでいる、白髪の女性は『リュウ』。今は『リウ』。


全員、ガチで性転換したようで。


「嘘だぁ……、あり得ねぇ……」
「わたしだって、そう思いたいんだぜ」
「現実を視るんだな」
「ちょ、ギブ!絞め落とし寸前とか反則!!」


俺が思わず呟いた言葉に、イリス、レルヴァ、ルライの順で続く。
つーか、ルライがレルヴァに首絞められてじたばたしてっぞ。
転換前の面影が全くない程に。


「イクス……、と言うかイリス。一人称おかしくね?」
「性転換の追加作用、なんだぜ……」


曰く。
皆『自分の』創造主に性転換させられたらしく、外見以外の変化はバラバラらしい。

ルライとレルヴァは性格も変化し、前者が悪餓鬼の一歩手前、後者は……変わったのか?
イリスとリアは口調と一人称、前者は『わたし』、後者は丁寧語で『オレ』。
ソラとリウはテンション、前者がハイテンション、後者がどん底だそうで。


「まともなヤツはいないのか」
「いないな」


きっぱり、とリウに即答された。
それじゃあお前もまともじゃないことになる、とは言えなかった。
手に持ってる槍が恐ろしすぎる。
ところが、急にソラがゲーム画面から顔を上げて、笑い始めた。


「ぷっ!リア見てや、リウの顔おもろいでーー!」
「確かにですねぇ。クールビューティーな顔が台無しだねぇ」
「な……っ!」


ピキッ、とリウのこめかみに青筋が浮かび、背負っている黒いオーラが弾けた。


「ざっけんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」


次の瞬間、鈍い鈍い打撃音とソラの断末魔によく似た悲鳴が響いた。


「あ、ぐ……っちょ、ガチでお、ち……っ、」
「ルライの意識落ちたぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ふん、静かになったな」
「誰かぁぁぁぁぁぁ!!ファーストエイド!この際リレイズでもリザレクでもいい!!」


「ソラ、星になったねぇ。オレも丁度いいからイリス黙らせてきます」
「……勝手にしろ。俺は知らん」


「リア!お前何か使えたろ!?出来ればルライにかけ」
「黙ろうかイリス」


次の瞬間、重い重い打撃音とイリスの悲鳴が響いた。


「貴様、いい仕事をしたな」
「それはどうも」
「今度、三滅亭に来ないか?いいようにはするぞ」
「え?うーん……、」
「リア、止めておけ。レルヴァとか三滅亭の奴等が言う甘言に良いもんはない」
「小娘、後で隙間部屋の裏に来るんだな」
「断る。面倒にはもう巻き込まれたくない」



………暑いのを我慢して、帰ろう。
ダメだカオス過ぎてついていけない。


俺は、静かに隙間部屋の扉を閉めた。





・あとがき

チャットで言ってた、性転換ネタをやってしまったwww
ナマコさんからイリスさんとリアさん、炬燵さんからソラさんとリウさんを借りました!
ごめんなさい本当に楽しかったwwww