ポルトムインターナショナルホテルには、あちらこちらに芸術品が展示されています。
ロビーにずらりと並んだアイヌの首長の絵や、各部屋に飾られている葛飾北斎の木版画、伊藤若冲の掛け軸など。
うっかりすると気が付かないくらい、さりげなく展示してあるのもまた、風雅です。
中でも圧巻なのは、宿泊者専用のゲストサロンギャラリー。
2 宿泊客ならルームキーをかざすだけで、24時間好きな時に入ることができます。
江戸の文化を紹介する浮世絵や当時の工芸品など、貴重な美術品が展示されていて、見応え十分。
大きく宣伝していないからか、あまりお客さんもおらず、私たちが見ている間は貸切状態でした。
ポルトムといえば、この写真が出てくることが多いですが、こちらは客室が並ぶフロアの真ん中の吹き抜けにあります。
絹を草木染めで染めた巨大な布が使用されていて、春夏と秋冬で掛け替えるのだそう。
写真で見るより実物は何倍も素晴らしく、ずっと観ていられそうな不思議な魅力があります。
秋冬のバージョンも、ぜひ見てみたいなぁ。