2024年4月4日から10日までの、家族でのアメリカ旅行の模様を綴ろうと思います。
ブログのメインが『ソロ活』なのに、家族旅行を入れていいのかどうか...。
ちょっと迷いましたが、まぁ誰に迷惑をかけるわけでもないし、自分のための記録ということで。
今回のアメリカ行きの目的は、皆既日食を観ること。
夫が皆既日食マニア(?)で、2009年7月に日本のトカラ列島を含むアジアで皆既日食が起きたときに、わざわざ上海まで観に行ったくらい。
その時はあいにく天気に恵まれず、あたりが暗くなったことが体感できた程度でした。
続いて2017年8月、アメリカ西海岸での皆既日食。
このときも家族で観測に行き、見事ダイヤモンドリングを観ることに成功。
太陽が完全に隠れ、周りが夜に近い暗さになり、一気に気温が下がる。
ほんの数秒間でしたが、この不思議な体験は言葉では表現できない感動でした。
その時、帰りの飛行機の中で、次に皆既日食が観られそうな場所と年を調べたら、2024年4月アメリカ中東部がヒット。
私たち家族は、夫の海外赴任に帯同して、2011年から2014年の3年間、アメリカのミシガン州で暮らしていました。
また、私はさかのぼることさらに20数年前の大学時代、お隣のオハイオ州に交換留学生として1年滞在していたことが。
今回の皆既日食は、まさにそのエリアを皆既帯が通るというではありませんか。
これはもう、行くしかないでしょう!
ただ、2017年当時は中学生と小学生だった子どもたちも、2024年現在は高校生と大学生。
親の旅行に大喜びでついてくる年齢ではなくなっています。
特に大学生の息子はカリキュラムがかなり厳しい学科のため、年度始めに1週間も休めるかどうか...。
でも幸いなことに、子どもたちの意向を聞いてみると、「行きたい!」と二つ返事で快諾してくれました。
今回は、子どもたちに学校をあまり長く休ませることはできないし、夫も私も仕事があるので、1週間の短めの旅程です。
それでも旅費を計算すると、一瞬クラッとめまいがしそうな金額に。
それもそのはず、時代は超円安。
私たちがアメリカに駐在していた十数年前は、1ドルが110円程度でした。
それに比べると、何もかも約1.5倍で計算しなくてはいけません。
特にホテル代は、チェーン系のお安いモーテルでさえ、1泊2万円近くする。
そこで思いついたのが、私が留学時代に仲良くしていたアメリカ人の友達を頼ること。
私が留学していたのはオハイオ州のクリーブランドという都市ですが、ちょうどそのあたりでも日蝕が観られるはず。
早速Facebookで連絡してみると、”Sure!”と快諾してもらえ、家族で3泊お世話になることに。
持つべきものは友、ですね。
ということで、飛行機のチケットも無事取り、必要最低限のホテルも抑え、いよいよアメリカに向けて出発!
どうかお天気に恵まれ、皆既日食がクリアに観られますように...。