穴場酒蔵で利き酒、そして足湯 ~奈良旅行⑫~ | そろそろ、ソロ活

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春日大社から歩くこと15分ほど。

 

昨夜泊まったホテルで夕食時にいただいた梅焼酎の製造元、奈良春日山酒造へ。

 

明治10年創業の、奈良酒を製造販売されている酒蔵です。

 

 

私が昨夜いただいたお酒は、こちらの『牡丹に蝶』

 

お店の看板商品のひとつでもあるこの花札シリーズは、他に『紅葉に鹿(麦)』と『萩に猪(芋)』があります。

 

『牡丹に蝶』は、奈良県月ヶ瀬や西吉野の梅をたっぷり使って、華やかな香りだけを贅沢に抽出した蒸留酒。

 

梅の香りはありますが甘さはないので、食事中に飲むのにピッタリです。

 

ちなみに、この焼酎国税庁の酒類判定で焼酎ではなくスピリッツに分類されているんだそう。

 

 

 

お店は大通りから外れた静かな住宅街の一角にあり、最初、中を覗くと誰もいらっしゃらなかったので、お休みかと思いました。

 

でも、せっかく来たのだからと恐る恐る店内に入ると、奥から女性の店員さんが出てきてくださって一安心。

 

店内は階段箪笥がパッと目を惹く、レトロで落ち着いた雰囲気。

 

お客さんは私しかいなかったので、店員さんのお話を聴きつつ、いくつかのお酒をゆっくり試飲させてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

どれもおいしくて、迷いに迷った結果、自宅用に『牡丹に蝶』と『蜜柑酒』、『赤短の梅酒』を購入。
 
他に父の日用に、お酒好きの義父に『一天一束』というねぎ焼酎を送ってもらうことに。

こちらも試飲させていただいたのですが、本当にネギの香りがしてビックリ!

 でもこれが嫌な感じではなく、スッと鼻に抜けていくネギの風味がなんとも味わい深い。

 お店の方も、「和食にすごくよく合って、私も大好きなんですよ」とおっしゃっていました。

 

 

ほろ酔い気分でならまち通りの方に歩いていくと、『生姜足湯研究所』というお店を発見。

 

かなり歩いて疲れていたので、足湯、いいかも!

 

と、飛び込みで入ってみることに。

 

 

木桶の中には、生姜が詰まった袋が浮かぶお湯がたっぷりと。

 

冷めた時用に、ポットに入った熱いお湯もついてきます。

 

そっと足を浸すと、じわーっと暖かさが広がり、疲れがお湯に溶け出していくようです。

 

おちょこに入っているのは、足湯とセットの生姜湯。

 

ゆっくりと飲むと、身体の中からじんわりと温まります。

 

追加で「清美オレンジとレモンの酵素ジュース」をオーダー。

 

こちらは炭酸と柑橘の香りが爽やかで、気分もリフレッシュ!

 

 

観光地の真ん中にこんな足湯処があるなんて、さすが奈良。

 

観光地だけではない、奥深さを感じます。