ツウな神社めぐり ~京都旅行⑤~ | そろそろ、ソロ活

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スパークリングワインでほろ酔い気分で向かったのは、晴明神社

今回の京都旅行では、今まで行ったことのないちょっとマイナーな場所を回るのが目的のひとつ。

陰陽師として名をはせた安倍晴明を祭ったこの神社は、厄除け魔除けのご利益で有名です。

特に『鈴守り』は、身に着けていると危険から守ってくれるそう。
 

 

 

この日はあいにくお天気が下り坂でしたが、小雨がパラつくかな、という程度。

かえって、しっとりとした空気が神社特有の雰囲気に合っている気がします。

清明神社のご神紋は五芒星。

これは陰陽五行説、つまり木・火・土・金・水の5元素の働きの相克を表しているのだとか。

ただの星マークではない、ってことですね。

 

 

境内には、撫でることで厄払いができる厄除桃や、安倍晴明が念力で湧出させた井戸なども。

それほど広くない神社ですが、見どころが満載です。
 

 

 

こちらがお目当ての鈴守り。

 

そっと揺すると、水琴窟にも似た清らかな音がします。

この鈴の音には、神社の鈴と同じお清めの意味があるんだそう。

 

神前で鈴を振るように鳴らすことで、身を清め、福を招き運を開くと言われています。

 

 

次に向かったのは、梨木神社


ここでのお目当ては、京都三名水のひとつである『染井の井戸』のお水をいただくこと。

(ちなみに、他の2つは『佐女牛井(さめがい)』と『縣井(あがたい)』だそう)

ペットボトルなどを持っていけば、誰でも名水を分けていただくことができます。
 

 

 

境内の中に入っていくと、緑の中になにやらおしゃれな雰囲気のお店を発見。

ここ、Coffee Base NASHINOKIは、茶室として使われていた旧春興殿をリノベーションしたカフェ。

染井の水を使って淹れたコーヒーをいただくことができる、とわかれば、これは行くしかないでしょう!
 

 

 

のれんをくぐるとカウンターがあり、先にオーダーするシステムでした。

ここは当然、染井の水を使用した水出しコーヒーを。

頼んだものを受け取ったら、お座敷や茶室の好きなところを選んでお茶をいただくことができます。
 

 

 

ちょうどお昼時だったので、逆にほとんどお客さんがおらず、貸し切り状態!

雨上がりの緑が鮮やかなお庭を眺めながら、ゆっくりとしたひと時を過ごすことができました。

染井の水を使ったコーヒーは、すっきりとした清涼感が。

歩き回って汗ばんだ体に、スーッと染み渡ります。
 

 

 

帰路は、京都から名古屋まで直通バスを利用することに。

バス比較なび』というサイトを利用して、当日のネット予約で片道1,960円でした。
 

 

 

京都八重洲口を15時過ぎに出発し、名古屋駅に着くのは18時頃。

約3時間ほどかかりますが、急ぐ必要がなければ座っているだけなので楽チン。

 

バスにはWi-Fiが完備されており、フットレストもあって快適でした。

 

 

 

お昼ご飯を食べ損ねたので、京都駅でバスの中で軽くつまめるものを調達することに。

 

あれこれ物色してみつけたのが、こちら八代目儀兵衛のひめいなり

 

『金のいぶき』というプレミアム玄米を使用した、一口サイズのおいなりさんです。

 

 

何気なく買ったのですが、後からネットで見てみたら、祇園の本店では連日行列ができるほどの人気商品だとか。

偶然にも京都旅行の最後を飾るにふさわしい品に出会えて、ラッキーでした。


ということで、私の初おひとり旅は大大大成功!

こんなに快適で楽しく過ごせるのなら、もっと気軽にひとりであちこちへ行ってみたい。

さぁ、次の旅は、どこにしようかな?