そろそろ、ソロ活

そろそろ、ソロ活

人生100年時代。
人生後半をより気ままに楽しく生きるために、ゆるりとソロ活


旅行の日程はなんとか押さえたものの、子どもたちに投げても一向にアイディアが出てこず、なかなか行き先が決まりません。

 

条件としては、

  •  移動時間が3~4時間以内
  •  みんなが行ったことがないところ
  •  母も子どもたちも楽しめる観光地があること
  •  6人でゆっくり過ごせる宿があること

 

 

まず移動時間を考え、中部地方から車で行くなら東は熱海あたりまで。

 

伊豆は何度も行ったことがあるので、今回は却下。


山中湖、河口湖あたりなら6人で泊まれる貸別荘などもありそうです。

 

 

ただ観光としては、子どもたちは富士急ハイランドとか喜びそうですが、母は手持ち無沙汰になってしまう。

 

御殿場アウトレットもいいけれど、男の子2名は退屈しそう。


東には、これといった候補が見つかりません。

 

 

では西に目を向けてみると、京都奈良はありきたりなのと混んでいそうなので避けたい。

 

三重の湯の山温泉あたりなら、2時間もかからず行けるし行きか帰りに伊勢とセットにする、という手も。

 

ただ、三重なら何も2泊しなくても、という気が。

 

 

裏日本の舞鶴あたりまで足を伸ばすという案も考えたのですが、天橋立以外の適当な観光地が見つかりません。

 

個人的には出雲大社のある島根が大好きなのですが、車だと6時間コースになってしまうので、ちょっと辛い。

 

 『アートに浸る瀬戸内旅 ~直島・倉敷旅行①~』7月に続き、今年2回目の母との二人旅。 今回の行き先は、瀬戸内海に浮かぶアートの島直島です。  直島の存在を知ったのは、5年ほど前。 とある雑誌の特集で見かけ…リンクameblo.jp


そこで思いついたのは、一昨年母と旅行した瀬戸内の島です。

 

あの時は直島のみでしたが、豊島や小豆島など、瀬戸内海には他にも魅力的な島がたくさんあります。

 

その中で比較的アクセスしやすく、宿やレストランも充実している、という理由で小豆島が急浮上。

 

 

まず母にお伺いを立ててみると、「小豆島、高校の卒業旅行で行ったことがあるわ。懐かしい!」との返事。

 

84歳の母が高校を卒業した年と言えば、今から66年前です。

 

行ったことがあると言っても、それだけ時間が経っていればもはやなかったことにしてもいいでしょう(笑)

 

 

次にグループLINEで子どもたちに訊いてみたところ、当然誰も行ったことがなく。

 

娘にいたっては「こまめじま?どこ、そこ?」と言い出す始末。

 

被せるように甥っ子のYくんが「こまめじゃないよ、あずきでしょ」と書き込んだのには、大笑いでした(笑)

 

 



そっか、今どきの若者は『二十四の瞳』なんて知らないよねぇ。

 

私は確か中学くらいの時に、小説を読んだ記憶が。


映画もさすがにオリジナル版は知りませんが、田中裕子主演でリメイクされた作品は見た覚えがあります。

 

 

気になって調べてみたら、リメイク版ですら1987年の作品でした。

 

ということは、ヘタしたら今の30代、ひょっとして40代も知らない...?!

 

もはや「小豆島」を「こまめ」とか「あずき」と読んでも、笑えないのかもしれません。

 

 

追記:さらに調べてみたら、最近では2013年に松下奈緒さん主演でドラマ化されているようです。

 

ギリ40代なら、わかる人もいるかも...?

 


母と孫たちと私の三世代旅行することを決めたのは、去年の秋頃。

 

その時点で、日程と行き先は全く不明でした。

 

まずは甥のYくんの進学先が決まらないと、そもそも旅行できるのかどうかすらわかりません。

 

 

まずは母にこの計画を話すと、「ぜひ行きたいわ!」と大乗り気。

 

次にウチの子どもたちにも伝え、娘には「3月はなるべく予定を入れないように」、息子には「3月こちらに帰ってこれるようにしておいて」と根回ししておきました。

 

 

Yくんが第一志望の私立大に合格できた、という知らせを受けたのが、2月の第2週頃。

 

これでようやく、旅行の計画が立てられる!

 

 

まずは全員の日程を押さえるところからスタートです。

 

6人のグループLINEを作り、カレンダー機能を使って、NGな日を入れてもらうことに。

 


私はこうした日程決めの連絡をもらった場合、メッセージに気が付いたその時、もしくは遅くともその日中に返信するようにしています。

 

なので、当然翌日くらいには全員の予定が分かるもの、と高をくくっていたのですが...。

 

 

今時の若者たちは、返事が遅い!

 

娘には個別に脅しLINEを送ってその日中に入れさせましたが、息子はそもそも個別LINEすら既読にならないし。

 

どうにかこうにか全員の予定を把握できたのは、私がLINEでメッセージを送った3日後でした。

 

 

そして、次に行き先問題。

 

私としては、せっかくなので2泊くらいで、今まで行ったことのない場所にしたいと考えていました。

 

そこで、LINEでみんなの意見を募ってみることに。

 

 

母の「みんなと行けるならどこでも嬉しいわ」という言葉は、頷けます。

 

が、肝心の子どもたち。

 

母のメッセージに「いいね」風のリアクションはつけるものの、アイディアが一向に出てこない。

 

 

ここまでLINEでやり取りして、ようやく気が付きました。

 

それは、若者はギリギリにならないと行動しない、ということ。

 

 

最初、みんなもう大きくなったし、おばあちゃんや伯母(母)との旅行なんて、気乗りがしないのかな、と思っていました。

 

が、少なくともウチの子どもたちは喜んでいる様子。

 

さらに娘にコッソリ姪甥にLINEで本音を探らせたところ、「2人とも、ムッチャ楽しみみたいだよ~」とのこと。

 

 

だったら、もうちょっとLINEでも盛り上がろうよ!

 

と言いたいところですが、今どきの若者はわざわざ「楽しみ~♪」なんて書き込んだりしない、ってことでしょう。

 

ひょんなことから、世代間ギャップを感じてしまったのでした。

3月は卒業シーズン。

 

我が家の子どもたちは今年は卒業はありませんが、弟のところの姪のWちゃんが大学を、甥のYくんが高校をそれぞれ卒業しました。

 

4月から、Wちゃんは社会人、Yくんは大学生として実家を離れ、ひとり暮らしを始めることになっています。

 

 

姪のWちゃんがウチの息子の1つ下、甥のYくんが娘の1つ下と年齢も近いため、小さい頃からいとこ同士とても仲良し。

 

弟家族は母と同居しているので、私が実家に帰ると言うと、子どもたちは大喜び。

 

子ども同士、いつまでも飽きずに楽しそうに遊んでいたのを昨日のことのように覚えています。

 

 

また、ウチの子どもたちも姪甥も、母、つまりおばあちゃんのことが大好き。

 

特にウチの息子は、「あーちゃま(母のことを孫たちはこう呼んでいます)と結婚する!」と宣言するほどのおばあちゃんっ子だったことは、以前も記事にしました。

 

母も孫たち4人を分け隔てなく可愛がってくれて、本当にありがたい存在です。

 

 

そして子どもたちが小さい頃は、孫4人と母と私の6人で、夏に旅行するのが毎年の習わしでした。

 

海水浴や遊園地に行ったり、コテージに泊まったり。

 

私たちが駐在していたアメリカに母がWちゃんとYくんを連れて来てくれて、私たち一家と車でイエローストーンまで1週間かけてロングドライブしたことも。

 

 

ところが子どもたちが成長するにつれ、受験や習い事、部活などで忙しくなり...。

 

当然のことではありますが、次第に全員の予定を合わせるのが難しくなってきました。

 

最後にこの6人で旅行したのは、息子が高校2年生の時なので、今から6年前のことになります。

 

 

これからそれぞれが就職や進学で家を離れていくと、全員で集まるのはますます難しくなるはず。

 

今年85歳になる母も、いつまでも元気でいられる保証はありません。

 

 

そこで、母と孫たちの「卒業旅行」を企画しよう、と思い立ちました。

 

題して「あーちゃまと孫たちの卒業旅行」

 

さて、どんな珍道中になることやら...?!

春休みで、今月の始め頃から3週間ほど滞在していた息子と娘。


娘は一昨日、息子は昨日、それぞれの下宿先に戻っていきました。



2人ともが大学生になり違う県で暮らしているため、長期休暇になってもなかなか予定が合いません。


家族4人が揃うのは去年のゴールデンウィーク以来なので、かなり久しぶり。



普段は夫と2人だけなので、一気に人数が倍に増えると、なかなか大変です。


料理は倍量作らなくてはならないし、洗濯も倍なので1回では済まない。



お味噌汁4杯分って、鍋にどれくらいの水を入れるんだっけ?


なんて、4人分の感覚を忘れてしまって、無駄に慌てる始末です。



さらに、朝寝坊で夜更かしな子ども達に付き合っていると、こちらの生活リズムも崩れがちに。


朝は娘→息子の順に起こすのですが、特に息子がなかなか起きてこない。


二度三度階下から大声で「もう起きて!」と叫ぶと、息が切れそうになってしまいます。



でも、やっぱり子どもたちがいると、家の中が賑やかで楽しいことは間違いありません。


食卓は話題と笑いが絶えないし、息子、娘それぞれとの何気ないおしゃべりも嬉しい。


たまには夫の愚痴も聞いてもらって、気分もスッキリです。



かと思えば、息子と娘が、食事の後に出したイチゴの最後の1つを取り合って。


「あんた達、いくつになったと思ってるの?!」


と呆れつつ、翌日またイチゴを、今度は2パック買って来たり。



どれも、ほんの数年前は当たり前だった光景。


その時は何とも思わなかったけれど、今振り返ってみると、本当に幸せな時間だったんだなぁ、としみじみ思います。



今朝は子ども達が出て行った後の空っぽの部屋を見て、ちょっぴりセンチメンタルな気分に。


だけどその直後、それぞれの部屋に忘れ物を発見。


「まったくもう!」とプリプリしながら、忘れ物を送るついでに何を入れようか、頭の片隅で考えているのでした。



3月のある日。


私が卒業した中学高校のホームカミングデーが開催されると知り、同級生数名と参加することに。

 


以前もブログに書いたと思いますが、私の母校は中高一貫の女子校。

 

高校からの編入もなく、6年間ずっと入学当初の200名で過ごすため、同級生の顔と名前は全員わかります。

 

卒業後40年以上経ってもその絆は強く、今回も幹事役の声かけで、15名ほどが集まりました。



まず、懐かしの最寄り駅の改札で待ち合わせ。

 

私は大学まで同じ学校に通ったため、合計10年、この駅に通い続けました。

 

 

「ギリギリの電車になっちゃうと、駅から猛ダッシュだったよね~!」

 

などと話しながら、母校への道をみんなで歩きます。

 

 



私たちが通っていた当時の校舎は20年くらい前に建て替えられたため、パッと見は全く違う学校のよう。

 

「え、正門ってここだっけ?」

 

「前はレンガ造りの階段じゃなかった?」

 

 



戸惑いつつも中に入ってみると、見覚えのある聖母マリアの像が。

 

「あ~!このマリア様はあったよね?!」

 

「そうそう、ギリギリで予鈴に間に合わないと、朝のお祈りをここでさせられた!」

 

(私の母校はカソリック系なので、朝と帰りの会では必ずお祈りの時間があったのです。)

 

 



このステンドグラスは、あの頃のまま。

 

「確か、制服の採寸してくれる部屋もあったよね?」

 

「洋裁室、だっけ?」

 

「そうそう!懐かしい~!」

 

と、次々思い出が蘇ってきます。

 

 

 



当時、担任をしていただいた先生も数名いらっしゃって。

 

「T先生の数学、ホント難しかったよね...。」

 

「あ~、N先生だ!あの頃のまんま~(笑)!」

 

もちろん、先生方も私たちも40年分年を取っているのですが、なぜかお目にかかると当時と全く変わらないような気がするから不思議です。

 

 



新しくなった校舎には全く馴染みはないけれど、同級生とウロウロ歩いていると、中高生時代に戻ったかのような気分に。

 

「お昼、購買のパン買うの争奪戦だったよね~。」

 

「ほら、あのイケメンの体育の先生、誰だったっけ?」

 

「イケメン?そんな先生、いたっけ?!」

 

 

誰かが何かを言うと、それに被せるように他の子が話し出して、ドンドン話題が広がっていく。

 

ノリの良さと有り余るエネルギーは、それこそ今の女子高生にも負けていないと思います。

 

 



そしてあっという間に終了の時刻に。

 

「終礼に、ご一緒に祈りを唱えましょう」

 

という放送と共に、その場にいたみんなで「天にまします我らの父よ...」と主の祈りを唱えます。

 

 

私はクリスチャンではないので、主の祈りを唱えるなんてそれこそ40年ぶり。

 

なのに自然と言葉が出てくるのは、若い頃に毎日のように口にしていたからでしょうか。

 

 



しゃべって、笑って、懐かしんで。

 

3時間ほどの滞在でしたが、とっても楽しいひとときでした。

 

聖母マリア様もきっと、「相変わらずねぇ」と苦笑いしながらお許しくださっていたことでしょう。