2015年以降のR1にはETCを取り付けるスペースが無いとは聞いていた。
唯一あるのが、右ナックル部分の書類ケース?
CCUのユニット入れる部分?
2015~2019はここに入れているのは見かけたが、
2020はナックル部分を外さないとこのケースにアクセスできない。
この年式からなのか、それとも昔からなのかは分からないが、
パチパチ嵌めていくタイプの固定方式のカウルなので、
ツメが折れそうで脱着が怖い
最初に外した時カウルがぶっ飛んでった。
まるで、ここに入れて下さいと言わんばかりのスペース。
ディーラーの人も言ってけど、カード入れっぱなしなら問題ない。
そんなに頻繁に高速乗る訳ではないので、その時だけカウルを外せばいいのだが、
どうも面倒くさい
カウル内側から取り出せるようにとも考えたが、とにかくスペースが無い。
良く言えば無駄がない、悪く言えば詰め込みすぎ。
そこで、他車種では定番のタンデムシート下に入れてみる事に。
純正のタンデムシートではスペース無いので無理だが、
シングルシートカバーならスペースが確保できそう。
新品未使用の中華カウルを格安で入手したので、
これなら切り刻んでも大したことない。
これを見てETC装着をされる方。
あくまで、シングルシートカバー装着前提なので、
ノーマルのタンデムシートでは装着できません。
CCU付きのシングルシートカバーも多分ムリです。
2015~2019モデルも、基本的にはリア周りは共通のはずなので、
同様に装着できるはずですが、自己責任でお願いします。
イメージ的にはこんな感じで置ければベストなのだが・・・
色々干渉してしまって意外とスペースが無い。
で、早速加工開始
干渉する部分をホットナイフで切り抜き。
最初は四角かったが、段々大きくなって最終的にはこの形で落ち着く。
くり抜いた部分から飛び出すゴムのストッパー部分もカット。
最初は縦置きを考えていたが、やはりスペースの関係で横置きに変更。
大きく開口したので、念の為プラ板で塞ぎシリコンでシーリング。
まあ、気休め程度って事で。
本体はこの辺りに設置。
干渉する部分は100均の滑り止めシートを両面テープで固定。
横から出ているコードがテールカウルと干渉するので、
その部分は切り欠き。
テールランプを固定しているステー 兼 唯一の車載工具である六角レンチの
ホルダーも干渉するので、六角レンチは外し、ホルダーの一部角を面取り。
ステーを固定しているボルトも、超低頭のボルトに変更。
こうする事でかなり自由度が出てきた。
配線の取り回しは、バッテリー周辺にコネクターが入るくらいのスペースはあるので、
そのあたりに這わせていく。
電源は、先日取り付けたフェンダーレスのライセンスランプから分岐。
タンク左側下を通して、
メインハーネスに沿わせて、
メーター上にインジケーターとセンサーを設置。
無事導通確認。
多分この位置ならセンサーもちゃんと反応するはず。
パニガーレで使用していた物なので、再セットアップすれば終了。
ここまではかなり面倒な作業だったが、カウル外すよりは、
シングルシートカバーの固定ボルト2本外すだけなので
そっちの方が全然楽
これでやっと、高速乗れる。