それは突然起こった。
真夜中のことである。
胃が気持ち悪くて目が覚めた。脂っこいもの食べたかなぁ?
いや、昨夜はタラチリ鍋だったからな。
吐きそう・・・!
吐いたものを見てびっくり。食べ物は微塵もなかった。
出てきたのは、胃液に混ざった緑色の液体・・・・!
嘔吐は朝まで続いた。
病院で点滴を打って血液検査をしたら異常なしだった。
熱は平熱、便も良好。
その後、吐き気は治まり、検査結果を眺めながら原因を自分なりに考えてみた。
ɤ-GTの欄が70Hとあり、赤丸がしてあった。基準値の倍の値になっている。
酒の飲み過ぎか?
その日は缶ビール1杯飲んだだけである。
そこで ɤ-GT マラソン を入力し検索してみたら、出てきた出てた…。
詳しく知りたい方はご自分で、肝機能 マラソンで、検索してみてください。
つまり、走り過ぎると肝機能障害を起こすのです。
自分でも思い当たることがあります。
私の場合、別大は35㎞の関門にかかる程度でしたから、別大が原因にはなっていません。
1月のトレーニングで何回もブログに書いた、高度2,000mの低酸素下でのトレッドミル時速12.5㎞の5㎞閾値走です。
自分でもかなりきく感じましたが、たった5㎞のことだからと毎週3~4日ぐらい続けていました。
通常、インターバルとか閾値走とかのスピ練は週一回にしましょうとありますが、足に支障がなければ平気と思っていたのです。
今まで、走り過ぎや、スピ練で支障が出たのは足や膝だけでしたから。
それが!!!!!
肝機能に支障が出たのです。
ɤ-GTが70で済んだのは幸いでした。100になったら確実に肝機能がやられていました。
ASTとALTが正常値だったのも幸いでした。早く気づいて良かったです。
「マラソンの肝機能に及ぼす影響」という長崎大学の論文が検索すると出てきます。
結論は、フルマラソン(レース)を走ったら、2週間ほどは休んだ方がよいとあります。
肝機能は異常が出ても自覚症状はないので、気を付けましょう。
私の場合、吐き気があったのが幸いでした。
そして、ダニエルズのランニング・フォーミュラにもこうあります。
きつければ効く、とはかぎらない。