さいたまマラソン食べたかったエイドのウナギ | My life in Greenwich

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5年間のNY駐在から帰国、アメリカの生活を懐かしみながらランニング、読書、ハープをブログに書いています。

別大のリベンジ用にさいたまマラソンもエントリーしていたのですが、体調不良のためDNSしました。

私がフルマラソンを走り始めてから、必ずさいたま国際マラソンは走っていました。しばらくなくて再びさいたまマラソンとして復活したので楽しみにしていたのに。

別大のリベンジ用とは言いましたが、正直なところ、両方走りたかったのです。

 

従兄も応援に来てくれると言ってくれていました。川高を一番で卒業した従兄です。

 

私が子供の頃、母の実家の近隣には鰻屋があり、食べに行くことがありました。

近くには新河岸川が流れており、私が成長してからいろいろ聴いた話によると、荒川の支流である新河岸川では鰻が捕れたそうです。天然ウナギです。

しかしながら、母は鰻があまり好きではありませんでした。

母は戦前生まれ。戦争中のたんぱく源と言うと新河岸川で捕れたウナギ、田んぼで捕れたドジョウ、池の鯉等々だったそうです。

 

天然うなぎや、柳川のドジョウ、鯉こくと言ったら羨ましい料理ですが、母の実家では、鰻を上手にさばいて蒲焼にすることなく、そのままぶつ切りにして味噌汁に入れて食べていたようで、美味しいというものではなかったようです。そのため鰻嫌いになったのだと私は考えています。

 

話は長くなります。

夫の実家は大阪なのですが、義母はそれはもうたいへんな食通です。東京の食べ物は(値段が)高い割には美味しくないと思ってらっしゃるわけですが、その義母が、鰻だけは東京が美味しいと言っています。

梅田に竹葉亭があり、そこで食べる鰻がどこよりも美味しいのだそうです。

 

大阪では鰻をマムシと言うのですが、それはどうやら、大阪のウナギは蒸すので間蒸し、マムシと言うようです。

義母は、たれをつけながら焼く東京の蒲焼のほうが美味しいというわけです。

 

さいたまではありますが、荒川は、江戸時代、江戸から川越を通り、秩父までを船だけで行き来できる交通路でしたから、徳川のお膝元ですよね。東京よりも江戸に近い。

 

それに、荒川は東京人の水源ですよね。

 

琵琶湖が京都や大阪の水源であるように…。