もちろん両社の投入したレーサーはワークスマシンなので、市販車では使わないような高価な材料を注ぎ込んで徹底的に軽量化を図り、エンジンの発するパワーも上限の回転数も、ブレーキのストッピングパワーも、サスペンションの動きも、それ等を受け止めるフレームも市販車よりも高いレベルでまとめ上げたモデルばかりですが…
同じく直列4気筒エンジンを搭載したRCB400の半乾燥重量が(冷却水&オイル入りの状態で)115kg
さらに驚くべきことにRVF400の半乾燥重量は(同じく)113.5kg
まるで2サイクル250ccクラスのバイクの数値です
'88年型のRVF400では88.2ps/15,750rpmになり、同年の最終戦では90.4ps/16,350rpmを発生していたと言うのですから、驚くほかありません
250ccでは軽すぎる
750ccではパワーと車重があり過ぎると言うどちらかに偏っていたバランスが、最も良く取れていたことがハンドリングの良さに帰結した結果だと言うこと
私が何度か言ってきたNSR250Rでは反応について行けない
RC30ではパワーと車重が手に余ると言うことと一致しているワケですね(苦笑)