こんばんは。アシスタントの佐野です。
2023−2024シーズンのリーグワンの決勝は、東芝ブレイブルーパス東京対埼玉ワイルドナイツ。
今でも私が1番好きなプレーオフの決勝は、2016年の東芝対パナソニック(決まれば、逆転勝利というコンバージョンキックを外した東芝の選手に、1点差で勝利したパナソニックのベリック・バーンズ選手が、残念そうな表情で駆け寄るという劇的ラスト)
あの伝説のカードが再びとあって、とても楽しみにしていた試合でした。
5万6486人の観客が詰めかけるな中での試合は、最後の最後までどちらが勝つかわからず、78分にワイルドナイツが逆転!と思いきやTMOの結果、ノートライに。24対20で、ブレイブルーパスが勝利、14シーズンぶりの優勝を決めました。
試合後には、勝利した東芝ブレイブルーパス東京の選手にインタビューしました。
1人目は、桑山淳生選手
ー優勝おめでとうございます。率直な気持ちを聞かせていただけますか?
「すごい嬉しいです。優勝できたっていう結果を得られたのはすごい嬉しいと思います。」
ー今日の決勝をどんな気持ちで迎えましたか?
「僕としてはいつも通りの感覚で臨めたんじゃないかなという風には思います。」
ー今日はリードした状態でハーフタイムを迎えましたがどんな指示がありましたか?
「キックの部分が上手く使えた結果で優勢に保てたので、そこの部分だったり、早めに外に渡してボールを動かすのを意識してプレーしていたので、それを踏まえて、またそれを継続しようという話が出ました。」
ー今日はどこが良くて優勝に繋がったと思いますか?
「全員がやるべきことをやり続けた結果なんじゃないかなと思います。これはメンバーだったりメンバー外の全員の勝利だと思います。」
ー優勝で締めくくるシーズンですが、今一番どんなことがしたいですか?
「まず少しゆっくりして、またトレーニングを(笑)開始したいなと思います。とりあえずはラグビーの事を考えずにゆっくりしたいです。」
ー最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「今年もありがとうございました。東芝としてすごく面白いラグビーを見せれたんじゃないかなと思います。また来年もグラウンドに観に来てください。」
続いては、高橋昴平選手
ー優勝おめでとうございます。試合を振り返っていただけますか?
「僕たちのラグビーができたのでこの結果になったのかなと思います。」
ー今日はどんな戦略で試合に臨みましたか?
「パナソニックさんは色々なことを仕掛けてくるっていう想定だったので、僕らは自分たちが出来ることをやろうという話をしました。」
ー優勝した瞬間はどんな気持ちでしたか?
「僕たち全員がやってきたことを信じてやってきてそれが結果となったのはすごく良かったですね、めちゃめちゃ嬉しかったです。」
ー今季のチーム、どんな点が1番さ成長したと思いますか?
「誰が出ても自分たちのやるべきことは変わらないと云う、下からの底上げが出来たのでこの結果に繋がったと思います。」
ーファンへのメッセージをお願いします。
「今回、優勝して今日は多くの方の応援が力になりましたので、また来年、最後は優勝目掛けて頑張りたいと思います。」
この試合をもって、堀江翔太選手や内田啓介選手が引退。
試合後のセレモニーの堀江さんの挨拶は涙なしには、聞けませんでした。
内田選手も初めて会ったのは筑波大学生ながら日本代表活動をしていた時で、とても感じの良い選手だな〜というのを覚えています。
そして、今週は各チームから同世代の選手の引退が次々と発表されました。
長閑なラグビー場が、2015年南ア勝利後に一変し、2019年のW杯開催で更に盛り上がり、トップリーグからリーグワンへ。
激動の10年を引っ張ってくれた選手の皆様、お疲れ様でした!
(さの)
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