ラグカフェ編集部の取材メモ

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FMラジオ番組「ラグビーカフェオンレディオ」
第2回公開収録&トークイベントのお知らせ

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日  時●2025年 6月10日(火)18:30開場/19:00開演(予定)
会  場●調布市文化会館たづくり 映像ホール(8F)
アクセス●京王線調布駅下車、徒歩3分
定  員●50名(先着順・事前申込不要)、入場無料
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今回は、日本協会&コカ・コーラの津岡翔太郎選手をゲストに迎えて、セブンズの最先端で体を張り続けるマインド、オリンピックや世界の舞台で感じたことをうかがいながら、セブンズの魅力に迫ります。

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ラジオ番組「ラグビーカフェオンレディオ」
第2回公開収録&トークイベントのお知らせ

こんばんは。

 

アシスタントの佐野です。

 

NTTジャパンラグビーリーグワン2024−25の決勝戦は、東芝ブレイブルーパスがクボタスピアーズ船橋・東京ベイに一度もリードを許すことなく18対13で勝利し、リーグワン2連覇を達成しました!

 

 

早速ですが決勝戦を終えたばかりの選手インタビューをお届けします。

 

 

まずは東芝ブレイブルーパス、杉山優平選手

 

 

ー今年はスタメンで決勝の舞台に立ちました。どんな気持ちでこの試合を迎えましたか?

 

「まず、チーム全体として、自分たちらしくラグビーをするというのを掲げた上で試合に臨んだんですけど、それがしっかり達成されたんじゃないかなと個人的には思います。で、それが達成された上で、優勝できたのは嬉しいなと思います。」

 

ーどんなことを意識してボールを回していましたか?

 

「もうとにかく速く。相手の選手たちが大きくてフィジカルがある選手が多いのでそこに真っ直ぐ当たるのではなくて、しっかりずらしてボールを運ぶということを意識していました。」

 

ーハーフタイムはどんな話をしましたか?

 

「特に変わらず、前半すごくボールを回していて…ただトライ取りきれないところが何回かあったんですけど、それでももっともっと速く回しながら前半に見えたスペースを取っていくっていう話をしました。」

 

ー小川高廣選手と交代する際に言葉を交わされていたように見えたのですが、どんな話をしましたか?

 

「いつも(小川選手に)『サイン何言ってた?』と聞かれるんですけど、僕は聞かずに出るので

『すみません、わかりません、聞いてください』っていう話を毎回(笑)ネタのように毎回しています。」

 

ーリラックスした状態で交代しているのですね。

 

「はい、そうです!」

 

ー勝因はなんだと思いますか?

 

「自分達らしさを出し切ったところと、東芝の伝統だと勝手に思っているディフェンスをしっかり発揮できたところではないですかね。」

 

ー杉山選手にとってどんなシーズンでしたか?

 

「昨年優勝して、結構な試合数出させてもらいましたけど、昨年よりもっとラグビーを勉強して成長できたシーズンだったのかなと思います。」

 

ー最後に、ファンへのメッセージをお願いします。

 

「シーズンは終わりますが、また来シーズンすぐ始まるのでリーグワン全体の応援をお願いしたいと思います。」

 

 

 

続いてはフルタイム出場した佐々木剛選手

 

 

ー優勝の瞬間はどんな気持ちでしたか?

 

「やっとシーズンが終わったなというか、やりきった達成感みたいなのが多かったです。」

 

ー昨年の初優勝の時とは違いましたか?

 

「初優勝の時は、下から取りに行く、チャレンジし続けるという、アップセットみたいな気持ちがあったんですけど、今年はゲーム展開もリードしながら流れていくような試合ではあったので、耐え切ったやりきったという安堵感みたいなのがありましたね。」

 

ー今日はどんなプランで試合に臨みましたか?

 

「クボタさんはすごく大きな選手が多いのでディフェンスで堅く入ろうと、二人でしっかり入って前で止める。そうすれば相手が切り返してくるのでそこから僕たちがアタックしようというゲームプランでした。」

 

ー最後、5点差まで追い上げられましたが、どんな声を掛け合っていましたか?

 

「すごくフォワードがバチバチやって疲れてはいたんですけど、ワーナーから『もう1度僕らのエリアを考えて、敵陣でプレーしよう』ということで『僕たちのアタックする時間を増やせば勝てるよね』ということを言われたのでその通り、やろうという気になりました。」

 

ー2連覇の勝因は何だと感じますか?

 

「一人ひとりすごく、考えてラグビーが出来るようになってきて、昨年からそうなんですけど、より一層みんなが考えてスペースを見つけてプレイするというのが出来たかなと思います。」

 

ー佐々木選手のベストゲームはどの試合でしたか?

 

「準決勝の時は自分中ですごく良いメンタリティというか、すごく集中して1つ1つのプレーにフォーカスして出来たのでそこがベストだったと思います。」

 

ー今日は5万人の観客の中での試合でしたがいかがでしたか?

 

「すごい声援でしたね、スクラムのセットアップの時にお互いのファンからの声援が聞こえて、すごく励みにもなりましたし、常に集中を保つすごく良い力になりました。」

 

ー今季、佐々木選手にとってどんなシーズンでしたか?

 

「1番最初に脳震盪をして出鼻を挫かれた感じはあったんですけど、そこから上手く持ち直して怪我もなくずっと出てこれたので、すごく充実したシーズンでしたし、最後に素晴らしい結果で終われたのが何より最高かなと思います。」

 

ーどんなオフを過ごしたいですか?

 

「最近結婚したので新婚旅行だったりとか、ちょっと羽を伸ばすじゃないですけどリラックスできるようなオフを過ごしたいです。」

 

ーファンへのメッセージをお願いします。

 

「1年間通して、すごい応援ありがとうございました。おかげさまで優勝という最高の形で終わることができました。これからファン感であったりパレードだったり色々ファンの方に恩返しできる場面があると思うので、そこで皆さんに恩返し出来るように頑張ります。ありがとうございました。」

 

 

 

3人目は、スピアーズから紙森陽太選手

 

 

ー今日はどんな想いで試合を迎えましたか?

 

「2年ぶりの決勝ということで、優勝するぞという気持ちで迎えた1日でした。」

 

ーどんな展開を予想していましたか?

 

「東芝さんはアタックをすごく強みにしているので、ディフェンスがすごくタフになってくるなと予想していました。」

 

ースクラムの競り合いの中でどのような駆け引きがありましたか?

 

「ヒットの駆け引きだったりとか、ヒットの後の競り合いの部分で駆け引きがいろいろありましたね。」

 

ー悔やまれる点を挙げるならどんなところでしょうか。

 

「アタックの部分でミスが多かった部分が悔やまれる点で、そこは学びだと思うので来シーズンに向けて修正できたら良いなと感じます。」

 

ー昨年は6位で、今年は2位まで順位を上げましたが、好調の要因はどんなことだったと思いますか?

 

「今年、リーグワンで最小失点を記録することができたので、ディフェンスの部分がすごく伸びたなっていう風に感じていて。今日も前半攻め込まれていたんですけど良いディフェンスが出来ていたので点数を抑えられたと感じます。」

 

ー最後にファンへのメッセージをお願いします。

 

「ファンの皆様、応援ありがとうございました。来シーズンもリーグワンの応援よろしくお願いします。」

 

 

 

最後は試合出場はありませんがラグカフェでは長年取材を続けている豊島翔平選手にインタビューさせてもらいました!

 

 

ー8シーズンぶりの決勝メンバー入りでしたが、どんな気持ちで今日を迎えましたか?

 

「8年ぶりの決勝ということですがプレッシャーはあまり感じていなかったですが、こうやって昨年は立てなかった国立の決勝の場に立てるというのは良い緊張感を持って挑めました。」

 

ーその決勝の舞台はいかがでしたか?

 

「5万人が入って、たくさんの人たちがいる中での舞台というのは特別ですし、良い景色で良い環境でした。」

 

ー2011年入部の最年長同期の選手がまだ3人(リーチマイケル・森太志・三上正貴)いますが、切磋琢磨していますか?それともサポートし合う関係でしょうか。

 

「そんなにみんなでサポートし合うっていうのはそこまでなくて(笑)自然とそうなっているというのはあるかもしれませんが、太志のために、リーチのために、三上のためにっていうそういう考えは持っていないですね、みんな自由人なので。それぞれが自分たちのやるべきことすることが、それぞれのサポートになるというのが分かっているので、そういう意味だと良いサポートはし合っていると思いますね。」

 

ー豊島選手の今のモチベーションは何ですか?

 

「年齢関係なく動けているので。昨年度はこの決勝戦を上から見て、優勝したけど悔しい思いをして。今年もリザーブでピッチに立ちましたけど、優勝したけどまたそこでも悔しい思いをしたので、来シーズンは決勝のフィールドに立って試合に貢献して優勝するというのが今のモチベーションです。」

 

ー先のことはどれくらい考えていますか?引退も視野に入っていますか?

 

「身体が動けている間は、やれるだけやりたいと思っています。なのでそこまで先のことは考えていないですね。」

 

ー最後にファンへのメッセージをお願いします。

 

「今シーズン、たくさんの応援ありがとうございました。結果として2連覇ですが、来年の3連覇ということはリーチも含め、あまり言わないようにしているんですけど、1戦1戦東芝らしく勝っていきたいと思います。また応援よろしくお願いします。」

 


 

豊島選手が決勝メンバー入りしたのは2015-16シーズンのパナソニックとの決勝以来。

 

その試合では交代出場し、後半41分に劇的なトライを決め東芝は1点差に追いつく…という歴史的名場面は今も鮮明に覚えています。

 

あのトライが再び観れるかもとワクワクして迎えた決勝。結果的にピッチに立つ姿は見られませんでしたが、また来年に更なる活躍に期待ですね。

 

 

今シーズンも本気で日本一を目指す選手、日本一になった選手のインタビューができて幸せでした。

 

ありがとうございました!

 

さの

 

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●FMラジオ番組「ラグビーカフェオンレディオ」

【2025年6月1日現在、全国4局ネット放送中】

☆火曜日

調布FM(東京都調布市)★午後10:30~

☆木曜日

FMピッカラ(新潟県柏崎市)午後7:00~

鎌倉エフエム(神奈川県鎌倉市)★午後10:10~

☆金曜日

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