【LO決勝戦】スピアーズ☆紙森陽太選手・藤原忍選手・加藤一希選手インタビュー | ラグカフェ編集部の取材メモ

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こんばんは
アシスタントの佐野です。
 
つづいて決勝のレポートを♪
 
 
リーグワン史上最多のお客さんが入った国立競技場
 
埼玉ワイルドナイツ対クボタスピアーズ船橋・東京ベイのカードで今季のファイナルを迎えました。

 

 

試合はワイルドナイツはいつも観ないようなパスミスが目立ち、ブレずにプレーし続けたスピアーズが17対15で勝ち、初優勝!
 
私はクボタスピアーズ船橋・東京ベイの担当したので早速、選手インタビューをお届けします。
 
 
まずは背番号1番、紙森陽太選手

 

 

ー優勝した今、どんな気持ちでしょうか。

 

「もう素直に嬉しいです。」

 

ー先週の試合も開始5分で交代出場し、今日も長い時間ピッチにいましたがショートウィークの準備はいかがでしたか?

 

「しっかりリカバリーに重きを置いてすることができたので、短い時間でしたけどチームの雰囲気も良く、良い準備ができたと思います。」

 

ー今日は昨シーズンの王者、ワイルドナイツ相手でしたがどんな戦略で臨みましたか?

 

「自分たちが今まで練習してきたことをそのまま出すだけだという風にずっと言っていたので。しっかり出せたと思います。」

 

ー後半に入る前に長い時間ハドルを組んでいましたが、どんな話をしていたのでしょうか。

 

「しっかり今までやってきたことをやろうというのと、下を向くのではなくて、上を向いて人の目を見ながらしっかりコミュニケーションをとってミスした時もそういう行動をとってしっかり修正していこうと、思い切ってやっていこうという話をしました。」

 

ーラストワンプレーまで勝敗がわからない展開でしたが、どんな気持ちで観ていましたか?

 

「ベンチで観ていた時は本当にすごいドキドキしていて、勝ってくれ勝ってくれとずっと思っていたので、ノーサイドの笛が鳴った時は嬉しくて飛び跳ねてしまいました。」

 

ー紙森選手にとってどんなシーズンでしたか?

 

「自分自身は最初は怪我で練習に入ることができなかったですけど、しっかり治してこう言う形で試合に出させて頂いたのは、周りのサポートしてくれた方々のおかげですし、周りの方々に支えられてやっていけた良いシーズンで感謝の気持ちでいっぱいです。」

 

ー最後に、ファンへのメッセージをお願いします。

 

「優勝できたのはファンの皆様のおかげです。精一杯来シーズンも優勝できるように頑張りますので引き続き応援のほどよろしくお願いします。」

 

 

 

2人目は21番、藤原忍選手

 

 

ーまずは試合の振り返りをお願いします。

 

「今シーズンやってきたことをファイナルでしっかり出せたのが良かったです。」

 

ー相手が2点差まで迫るタイミングでの交代出場でしたが、どんなことを意識しましたか?

 

「キャプテンが得点は気にせずにしっかり自分たちのプロセスを信じてやっていったら結果は付いてくると言う中で、僕自身全然スコアは見ていませんし、自分たちがやってきたからこの結果になったと思います。」

 

ー相手ワイルドナイツの印象はいかがでしたか?

 

「ものすごいパンチのある選手がいっぱいいますし、すごく的確に点数を取っていくチームだなとって思っていたので、僕たちもペナルティをせずにしっかり敵陣で戦い続けることを決めてやっていました。」

 

ー今季優勝できたのは、チームのどんなところが良かったからだと思いますか?

 

「しっかりみんなハードワークをしてコミュニケーションをしっかり取って、誰も違う方向を見ずに一丸となってやれたのが良かったと思います。」

 

ー少し早いですが、来季もう一段階レベルを上げたいのはどの部分でしょうか。

 

「うーん、このベースを基準としてもっと隙のないチームを作っていきたいと思います。」

 

 ーファンへのメッセージをお願いします。

 

「今日は多くの応援ありがとうございました。来シーズンも連覇に向けて一つ一つチーム力を上げていくので応援よろしくお願いします。」

 

 

最後は、17番の加藤一希選手

 

 

ー試合の振り返りをお願いします。

 

「最後、大事な局面で出場して、こんなこと人生に無かったのですーごい緊張しましたけど、僕の場合は7月からやってきたことを信じてやって、皆んなはプロセスを信じてやったのが結果につながったと思います。」

 

ー移籍1年目ですが、今どんな気持ちでしょうか。

 

「僕の場合は、移籍というか拾っていただいたというか、前のチームのサニックスが休部になってしまって。本当に行き場を失って引退っていうのが迫っていた僕に、優しく手を差し伸べてくれて。しかもこうやって試合で使って頂いて。本当にこれ以上の幸せはこの先無いんじゃないかなっていうぐらい今嬉しい気持ちでいっぱいです。」

 

ー今日はお客さんが4万2000人近く入りましたが、そのピッチに立っていかがでしたか?

 

「いやーもう、なるべくゾーンに入ろうと思っていて。4万人の前でラグビーなんかしたことなかったので。ただやっぱり緊張はしましたね(笑)」

 

ー昨夜はどんなことを考えていましたか?

 

「いつもそうなんですけど、ラグビーのことはあまり考えずに。リラックスすることを心がけて、昨日もしっかり寝れましたし。今日は朝から心臓がバクバクしていましたけど本当に勝てて良かったです。」

 

ー今ホッとされていますか?

 

「だいぶホッとしています(笑)本当に優勝できて良かったです。」

 

ー昨年7月からスピアーズに加入しているということで加藤選手はチームを客観視できる立場だと思うのですがスピアーズはどんなチームですか?

 

「本当に、学校みたいな。選手が同級生で監督が校長先生みたいな。アシスタントコーチの良い先生がたくさんいて。ラグビーの授業を楽しく受けているみたいな感じで。同級生というか選手たちも皆んな仲が良くて。本当にライバルですけどお互いケアしあいますし、ケアし合うだけじゃなくて競争もしっかりできる、本当にこんな組織、僕は中々無いんじゃないかとすごく思いました。」

 

 ーオフはどのように過ごしたいでしょうか。

 

「すぐ練習も始まるので、しっかり身体も心もリラックスさせて。来シーズン2連覇できるようにまたそこで優勝のピッチに立てるように頑張りたいと思います。」

 

ー最後にファンへのメッセージをお願いします。

 

「オレンジアーミーの方々のサポートが無ければ優勝することは出来なかったので、1年間ありがとうございましたというのと、またシーズンは始まるので今後とも熱い応援のほど、よろしくお願いします。」

 

 

 

 

準決勝の東京サントリーサンゴリアス戦も、決勝のワイルドナイツ戦も、オレンジを着た観客の方が多かった印象でした。

 

ここまでの試合では、一つ抜きでてたワイルドナイツ相手に勝利。

それは会場の雰囲気作りが後押ししたことも大きいでしょう。

 

オレンジアーミーの皆さん、おめでとうございました!

 

 

プレーオフを振り返ると、4試合のうち3試合が6点差以内という、過去にない接戦が多かったシーズンとなりました。

 

リーグワンが終わるといよいよ、ワールドカップモードに突入します。

 

来季はやっとコロナ禍前のような運営に戻るだろうリーグワン。

ワールドカップ から良い流れでシーズンが開幕することを願ってます。

 

さの

 

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