【PO3位決定戦】東京サントリーサンゴリアス★小澤直輝選手・森川由起乙選手インタビュー | ラグカフェ編集部の取材メモ

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こんばんは!

アシスタントの佐野です。

 

先週末をもって終わってしまったリーグワン2022-2023

 

すっかり私も終わった気でいましたが…

レポートするまでがシーズン

 

ということで選手のインタビューの文字起こしを、シーズンの振り返りとともにやっていきます!

 

 

まずは3位決定戦、東京サントリーサンゴリアス対横浜キヤノンイーグルス戦は5月19日(金)秩父宮ラグビー場で19時キックオフのナイター開催となりました。

試合は最大点差7と言う接戦に。

イーグルスのファフ・デクラーク選手が果敢に攻めこむ世界レベルのプレーはとても見応えがあり26対20でイーグルスが勝利しました。

 

 

3位決定戦と決勝は有働さんと分担して選手にインタビューを!

私はサンゴリアス担当として昨年の決勝戦後にもインタビューさせてもらった2人に取材させてもらいました。

 

まずは、7番で出場した小澤直輝選手

 

 

 ー試合を終えた今、どんなことを考えていますか?

 

「ファンの皆さんには、勝ちきれなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。」

 

ー今日は久しぶりの試合でしたが、メンバーに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?

 

「今までプレー時間もあまりなかったので、出ていないメンバーの気持ちも背負ってプライドを持って戦おうと思いました。」

 

ー勝利以外どんなことを意識して試合に臨みましたか?

 

「見ている後輩たちや出ている選手たちにサンゴリアスがどうあるべきか、どうあるべきかというとちょっと押し付けがましいんですけど。サンゴリアスのプレーヤーとして何か示たらなと思ってプレーしていました。」

 

ー小澤選手のトライでチームも湧きましたね

 

「(笑)いやーもうあれは、ありがたいことにボールが転がってきたので、置かせて頂きました(笑)」

 

ー今季のサンゴリアスはどんなチームでしたか?

 

「サンゴリアスのプライドって何だろうとか、自分たちのアグレッブアタッキングラグビーっていうものを見つめ直した1年だったかなと思います。」

 

ー今季のチーム、ここが良かったと言う点を教えて頂けますか?

 

「うーん、結果として現れなかったのは残念ですけど、そこを除いて言えるとしたら、戦う姿勢、うちの強みであるアグレッブアタッキングラグビーにチャレンジできたかなと思います。」

 

ーリーグのレベルは上がっていると感じますか?

 

「そうですね。僕が入ってきた当初と比べたら当然上がっていますし、リーグのルール含めて外国人選手の起用とかも増えてきていますけど、その中でも日本人選手もうちのチームは頑張ってレベルを上げてますし、これからも上手くミックスしてリーグもチームもレベル上げれたらなと思います。」

 

ー最後にファンに向けてメッセージをお願いします。

 

「シーズン通して応援いただきありがとうございました。もう1回自分たちを見つめ直して、またサンゴリアスが強くなって優勝目指せるように頑張ります。」

 

 

 

とても礼儀正しく、柔らかく、負けた試合でもしっかり話をしてくれる小澤選手。

昨日、引退が発表されこの試合が引退試合となりました。

 

今となっては少なくなってきた社員選手として12シーズン在籍。

移籍が活発になる中で、こうやって1つのチームを全うする選手も減ってくると思います。

 

お疲れ様でした!!

 

 

 

続いては1番で出場した森川由起乙選手

 

 
ー試合の振り返りをお願いします。
 
「プレーオフでクボタ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)に負けてから、もう1試合サントリーのジャージを着て戦う上で、そこに対してチーム一丸となってプライドを出すという所と、選ばれた23人がそれをしっかり示すというところで、80分間戦い続けたんですけど、キヤノンさんの気持ちの方が勝ったのかなと思います。」
 
ー先週の敗戦から、気持ちの切り替えに時間はかかりましたか?
 
「そうですね、僕自身も仲間もそういう人が多かったですけど、オフを挟んでショートウィークの中、チームとしてタイトになろうというのを若いキャプテン2人がしっかり先陣切っていってくれたので、そこで切り替えられたとは思っています。」
 
ー今日の試合、想定外はありましたか?
 
「いや、想定外はなかったですけど、自分たちが最後出し切る上で、やりきれなくて。後半10分以内に相手に1本取られるというのは自分たちの甘さであったり。今季はそういうところが直しきれなかったと思います。ジャパンメンバーは切り替えて頑張って欲しいですし、また強いサンゴリアスに戻れるように頑張りたいです。」
 
ー森川選手自身にとってはどんなシーズンでしたか?
 
「開幕から出られたものの、膝のコンディションがすごく悪くて、コンディション面ですごい悩まされて。監督とトレーナースタッフがしっかりコミュニケーションを取ってくれて、後半シーズンは6試合くらいですけど自分のパフォーマンスが戻るところまでサポートしてもらって。シーズンの後半は何の不安もなく思い切ってチームに貢献できるように頑張れたかなと思います。」
 
ー最後にファンへのメッセージをお願いします。
 
「珍しく負け試合が多いシーズンでしたけど、シーズン通して変わりのない熱い応援をありがとうございました。僕らも悔しいのは勿論ですけど、ファンの皆さんも悔しいでしょうし、僕らは次に向けてしっかり準備するので、ファンに強い姿を見せられるようにまた1年間頑張っていきたいです。ありがとうございました。」
 
 
 
この試合、記者会見に臨んだイーグルスの梶村祐介キャプテンとサンゴリアスの堀越康介キャプテン
イーグルスの沢木敬介監督とサンゴリアスの田中澄憲監督はそれぞれサントリーの入社同期でした。
 
イーグルスがサンゴリアスに勝利したのは初めて。そしてチーム最高順位の3位と言う結果に終わりました。
元サンゴリアス勢の活躍はずっとサンゴリアスを通して取材をしてきた身としては、嬉しいことです。
 
そして今季はいつになく多くの選手が退団したサンゴリアス。
レベルの高いチームでプレーした選手が、いろいろなチームに移籍することはリーグ全体レベルアップに繋がるでしょう。
今後の活躍が楽しみです♪
 
 
さの
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