みな様、龍です
さて、念願の「長袖パワーネットシャツ」が
発売されました
実はこれ、15年くらい前から、
オリジナルでしばしば登場していた、
シャツやボディの、今どきバージョンなんです。
きっと、まだ持っている方がいらっしゃると思うんですが、
毎シーズン色を変えてずいぶん長い間作りました。
でも、なんだか時代にそぐわなくなって、
ここ10年くらいは作らなくなっていました。
でも、こういうアイテム、
実はすごく便利なんですね。
だから、復活してほしいというお声を、
ずっと頂いていました
そこで、色々考えました。
特に、
襟ぐりをどうしよう・・・
袖口と、裾の始末はどうしよう・・・
と、ずーっと考えていました。
いくつかサンプルも作ってみたんですが、
どうも、かっこ悪い・・・
いまのファッションに合わないんですね。
で、色々やってみた結果、
この始末に落ち着きました。
・ものすごく細いメロウ仕上げ※₁
これも出来る縫製工場は、
そんなに多くはないです。
・パワーネット
薄いので、ミシンが巻き込んじゃうんですね。
素材は、15年前と変わらず、
ベルギー製のパワーネット。
このパワーネットは、本当にいいんです
何がいいって、
ゆーっくり伸びて、
ゆーっくり戻るんです。
だから、一切締まらない。
締め付けない。
けど、気持ちよ~くフィットする
こんな、素材は他にありません。
このメーカーだけの質感なんです。
しかも、ネットに入れて洗濯機で、
ガラガラ回してもぜーんぜんオッケー
で、肝心の着こなし方。
要は、美しい下着を上手に見せて欲しいんです。
自特に、コンシャスコレクションや
今まさに発売中のクラウンシリーズのビュスチェの上に着れば、それはもう、美しいです
もしくは、皮膚一枚分暖かいですから、
一切厚みの無いあったかシャツとしても良いし。
アウターから覗いても、
全く気にならない、どころか、
この透明感のあるネットを通して透ける素肌を楽しんでほしいな・・・
さて、来週はクリスマス
こんな艶々のネットから、
あなたの自慢の素肌を、
是非誰かさんに「魅せて」下さい
メジャーを使わない下着屋
※1 メロー始末
ロックミシンの機能の一つ「巻きロック」での布の橋のほつれ止め(飾り縫い)の仕方の事。
(洋裁用語辞典参照)