リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~ -37ページ目

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 残念ながら、「MCS」を炎の十番エントリーしたミスパンテールは今週の「E女王杯」に参戦し2ケタ馬場掃除で終わった。関西であろうがヨコテンを起用し続けた昆貢師の意匠とは何だったのか疑問である。人間の脳は、事象を関連づけることに快感を覚えるらしい。快感は、一種の自己満足に終始するからタチが悪い。良いことばかり口にして、学者気分に浸るのは勝手だが、誰もが、聞く耳を持つとは限らない事を自分に言い聞かせるのである。
 さて、「E女王杯」から距離を600m短縮して施行される「MCS」は、春季から夏季に移動した「安田記念」と共にJRA競馬のマイルの頂点である。
 「E女王杯」と同様に特別登録馬名には、前年1着馬ペルシアンナイトも2着馬エアスピネルも記名がある。前年1着馬は、今年、「大阪杯」2着歴で賞金書換を行って「安田記念」へ出走したが6着惨敗。「東京優駿」*1着同枠歴は、無力であった。同馬は「アーリントンC」で引いた幕を「皐月賞」の2着枠に届け「富士S」5着から3歳で「MCS」で現物起用されたスペックである。2着が4歳であるから「E女王杯」のように連年起用されると短絡するのは早計。
 昨年の3着馬も3歳馬サングレーザーで、ここには出走しないが既に「秋天」で2着に機能した。同一年度マイルG1連覇の権利は(外)モズアスコットが持っているが、その安定感は「E女王杯」に続いて集票の役回りになるのだろう。OPでもG2でも2着に敗退するのに、G1競走では、しっかり単勝を配当する珍しいスペックである。同馬はダービー施行の頃、まだ未勝利の身であった。
 前年2着馬アエロリットも「Vマイル」は4着に負けながら「安田記念」の梯子を2着し「秋天」の(優)をここに持ち込む牝馬で、好調が長続きする牝馬として、こちらも集票力を示すことになるだろう。
 今年の「MCS」には「SS」からの経路は存在しない。2015年モーリス(安田記念1着)以来のことで、それ以前では2008年ブルーメンブラット(府中牝1着)、2006年ダイワメジャー(秋天1着)だから珍しい事でもあると同時に前走1着歴は重視しておきたい。 なんか、安くなりそうでモチベが下がる。さらに有力馬にガイジン騎手が乗るとなると、さらに。。

 外国人の受け入れを容認していたら、こんな事が起こるのである。本日の京都競馬、、メインを終了時点で総てのレースで外国人騎手が1着している。しかし、ここで、リスグラシューかいな。モレイラ頼みの糞予想と思われるのを嫌って、△まで、落としたのに。それでも、モズカッチャンクロコスミアは先んじたのは、読み通りだが、モレイラは落馬しても無傷なんか?どこか痛いんちゃうの。

 一見、昨年を再現したかのように見える想定だが、そんな単純な結論では無い。「紫苑S」は、記念で施行され、その1着(優)も2着(優)も「秋華賞」には持ち込まないことで何を示唆したのか。そして、当該「E女王杯」にも、「秋華賞」の連対馬の力関係を持ち込まずに施行されるのである。



 G1の予想の方が後でアップしようとしたが、チマガエタ。まぁ、公開予想なんて、ドンピシャにするには後から理由をつけて、アップする方が余程、楽なもの。いつも、事後の理由ばかり考えていると、混乱して、外国人労働者の受け入れを移民ではないという辻褄の合わないことになる。
 本日の勝負レースは、福島最終の「ウインズ新白河開設20周年記念~西郷特別~」である。


 下級条件の府中のマイルダートを戦う際には、出走馬の東京ダ21戦歴を確認することがルーチンになっているのだが、当該重賞の場合は、そのシンボリックな存在が2013年のベルシャザールになる。先週、JBCクラシックが施行され、翌週のここに「武蔵野S」が存在する。
 そのシンボルは「ブラジルカップ(ダ21)」「武蔵野S(ダ16)」「JCダート(ダ18)」を3連勝で締めくくって幕引を行ったダービー3着馬である。
 「JCダート」が消失前に施行場を「阪神」に移し、距離を普通のダ18にした理由は、表面上のリセットを行う為である。その為なのか、翌年より、うどん屋からラーメン屋に商売替えを行った。いや、そんな幼稚な比喩は余計に混乱を招くから、撤回して、言い直すと、翌年の2014年より、当該「武蔵野S」はWIN5を売らない対象となった。継続新設「第15回チャンピオンカップ」の幕を開けたのが、その年盛岡で施行された「JBCクラシック」を4着に負けたホッコータルマエである。同枠は「JBCレディースクラシック」1着馬サンビスタ
 ダート戦は「連勝歴」と言っている立場上、狙う対象は限定されるのは仕方ない。その分、方向転換には非常に脆弱になってしまう。また、重賞で、突然、芝からダートに方針変更される戦歴にも非常に弱い。ただ、そんな方針変換で成功、若しくは結果オーライとなったスペックは言う程多く無い。その殆どが、囮である。


 人気を集めそうなウェスタールンドが2着に負けたオメガフュームは3歳であるからこその53キロであったが、先週の「第18回JBCクラシック」でも人気通りの2着に頑張ったし、3着のサンライズソアこそ、人気に応じず3着に負けたが、誰が見ても「第22回シリウスS」のレベルが高いように思えるだろうから、その結果、集票するのである。
 レースを観戦していた目には、その追い込む姿は「異次元の鬼脚」に見えたことだろう。東京の長い直線で十分、能力を発揮すると期待が集まる。十二分に集まったところで、裏切ると、波乱を呼ぶ事になる。同枠に前年1着馬インカテーションを配した点が、人気に関わっているとは思わないが揃目系が見えれば馬券として成立する。
 両雄並び立たずの相手が、サンライズノヴァで既述のサンライズソアとどっちがどっちなのか混乱するような立場だが、「第22回ユニコーンS」で3歳時に決着したような気にもなったが、ソアの方も「JDD」でノヴァに先んじて2着に頑張って、どちらが強いか解らない状態で、昨年の2着馬がソアの方でノヴァでは無い。それでも、直近成績は、重賞勝歴は無いが、オープン連勝歴を持つ。同じ意味で、4文字ユラノトの方が良く見えるが、果たして、最終的にはどうすべきか悩むところ。

 出走馬とヤネが確定し、1頭を除く17頭が出走予定馬となった。蛇足想定の1つとして、さらに1頭の除外若しくは前消によって、16頭立戦になる事だが、そうなれば、うふふ。の状態であるが、これとて、「タラレバ」の話で、しかも、締切後に、枠入駐立不良→馬体検査→になると手も足も出せない。こういうのがウルトラCなのか、裏技なのかは知ったこっちゃないが、そんな下品なタラレバ想定が強力な時ほど起こる事が多い。枠順予測は行わないが、単純出目の想定は可能。
 ノーザンFが6頭、社台Fが1頭、白老Fも1頭の寡占のG1競走は良く見かける景色で変わり映えはしない。逆にディープインパクト産駒はボックス馬券も組めない2頭のみ、それが武豊の8歳老牝スマートレイアーと3歳馬のカンタービレである。ヴァリューム的には、ステイゴールド産駒の4頭、ハービンジャー産駒が3頭で共に馬場が渋れば、台頭の血筋。秋華賞馬アーモンドアイの不在は、シルクの不在を意味する。オジュウチョウサンの挑戦を受ける事になりそうだ。所謂、一種の捻じれ現象の演出である。
 新馬勝歴が直接機能する訳でもない古馬G1ではあるが、そんなメイクデビューを単勝1番人気でデビュー勝ちしたのはプリメラアスール唯一である。神戸新聞杯施行日のマイル戦で、以降の施行はない。今年の6日目は土曜日でヴァンドギャルド(牡2)が制したが、こちらの将来性の方が良いはず。
 新馬戦と未勝利戦での単勝1番人気か否かは全く意味が異なる事は誰でも知っている事だろうから、詳説はしないが、初勝利が単勝1番人気だったのが既述馬併せて5頭存在する。頭カナのみ挙げると「ヴ」「エ」「カ」「コ」と「プ」である。
 集票特性は読めないが、ディフェンディングのモズカッチャンや秋華賞3着のカンタービレ、そして、このブログでも再々採り上げたリスグラシューモレイラを配して、それなりに、紫苑からの直行ニューモデルのノームコアは絶好調のルメール騎乗。これら人気馬は総じてガイコク人騎手によって占拠されてしまうのが現在の中央競馬である。だから、世界のユタカもスマートレイアーに乗せられるし、昨年の2着馬クロコスミアにも岩田騎乗で人気が下がる。(いや、人気は下がるものではなく、それ以上に集票する対象によるものである)。後は組み合わせ次第になる。