ウオッカが安楽死処分となった。この血統がどうなのかは知る由も無いが、この馬が64年振りだかのダービー馬となった事は押しも押されぬ事実として競馬史には残り続け、必要に応じて引出から出されることになる。親子制覇馬の1頭でもある。享年15歳の身からは7頭の産駒を出したが、そこに驚くようなものはいない。Frankelとの産駒が3頭と多いが、オーナーやファンも期待していた(市)ディープインパクトとの産駒は実現するに至らなかった。どちらにしても繁殖牝馬としての成果は左程のものでない。
まだ、「3代ダービー制覇」の夢も話題もタニノフランケルの「京都新聞杯」惨敗で滅失した。最後の産駒(ウオッカの2019)は、牝馬で、昨年は受胎しなかった。
まぁ、「Vマイル」の歴代とは言え、同馬と「阪神牝馬S」とは因果は無いと言っても「第3回Vマイル(2008)」時に2着に負かしたエイジアンウインズは、(優)を発行しなかった頃の「第51回阪神牝馬S」勝歴馬である。

特別登録馬は15頭で、桜花賞馬レッツゴードンキは昨年も登録しながら出走せずに「宮記念2着」からの直行の「Vマイル」を選択した。結果は人気馬総崩れの一角を担った。 特別登録馬に「桜花賞」出走馬は4頭、内アマルフィコーストは、ラッキーライラックと同枠で取り消した。
メディアは、アーモンドアイが日本に居ない事で、ラッキーライラック推しになるのは当然の話でアーモンドアイとウインブライトのお陰で、ここでは増量の権利は持っていない。
それは、つまりG2昇格した「チューリップ賞」は、その後の賞味期限内に於いて勝馬に増量歴を1度も与えなかったという事になる。
出走馬には3頭の過去の「阪神牝馬S」を戦った戦歴がおり最上位はクロスコノミアの4着である。同馬には4歳秋に「府中S」勝歴を得たが当該出走時は、その年の春だったので増量権利は無かったし、3歳秋の「ローズS」では、その後、引退するシンハライトに勝てずに2着に甘んじていた。最後の4歳降級時には1000万条件クラス(現在の2勝馬に該当)にまで蹴落され秋になるまではフルオープン馬として扱われる事は無かった。
結局、同馬が増量歴を駆使したのは、昨年の「第66回府中牝馬S」に前年1着馬としての出走であったがディアドラの前では機能するには至らなかった。単純出目は、15頭立戦であれば、2枠、それ以下になるなら4枠になる。






