(コメレス)令和的瞬間事象 出目連動編 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 メディア、特にグリーンチャンネルの中では、今週から「夏競馬が始まる」というアナウンスが目立ったと感じた令和夏季競馬。

 昨夏は、聞き逃しただけなのかは知らないが、ヤケに耳についた「夏競馬=北海道シリーズ」だが、そんなアナウンスが起用性を左右する訳でもない。と言い切ってしまうのは正解発表が無いからどうとでもなるが、既に「ヅカモード」介入中である事は紛れも無い事実である。

 正否の確認は出来ないが、当研は、「宝塚記念ファン投票」が開始されると同時にJRAも「ヅカモード(貴方の夢モード)」に入って、様々な趣向が凝らされる前提で向き合うのがルーチンとなっているが、その殆どが、後で気づくものばかりなのがJRAケントク部門の優れたところなのかどうかは、その存在も含まて知る由も無いが、この時ばかりは、高本公夫氏を思い出し、サンドやら、馬名の並びやらが


ヤケに気になる。いや気にする限定期間となる。そんな中で現れた「1着出目連動」は、通常時なら聞き流すべき話題ではあるが、この期間だけに、FACTの確認と共に触れておきましょう。
 通常、「これとあれが連動していた」というコメントを見かけて、本当にそうなのかを確認するような生真面目な閲覧者など、あまり存在しない。だから、時に主論者は自らの勘違いを鵜呑みしたのまま、連動している事を主張することもあり、閲覧者も「へぇ、そうだったのかぁ...」と無闇に納得し、このブログはいけてるかも。。などと騙されることもあるし、それが、書き手の戦略的なフェイクなのか、悪意の無い只のミスなのかは知らないが、そんなフェイク記事が溢れているのがネットの波間である。その程度のネタで買うフダの総額は知れているので、実損も気になる程のヴォリュームにはならないのである。

 情報過多を言い訳にしてしまう時勢だからFACT検証が為されないのが問題なのだが、結局は「最終判断はご自分で」という「信じるかも信じないのも貴方次第」という某お笑い芸人の語る「陰謀論」レベルまで、ステージは落ち込んでしまうのである。

 まぁ、そんあレベルの低い話は、どこかのあげ足鳥に負かせるとして、今年の強調に意味があると仮定すると「安田記念」はまだ夏でなく、「宝塚記念」は安全に「夏競馬」であるということになる。つまり、(今更ながら)その事実をより強調する結果が用意されることになる。なんてことは、来週、考えればよろしい。

 で、今回の「令和的瞬間事象」について、コメレスしておこう。コメント自体にはレスを求めるものではないので、FACTチェックを行っておく。FACTなどと書くと大袈裟になるが要するに出目チェック。

 確かに、「目引き」しているのは事実である。この状況は、今年、ダ21のop特別が、競走名の変更でも、準opの昇格でもなく新設されたからこそ、起こり得る訳で、昨年の出目表も引っ張って来て混載したが、そこに目引きなどは見えないし、昨年の「安田記念」は、前日op無施行の編成で施行されている。
 コメ主が、その目引きを「枠連」としたのは、「安田記念」がゲート出目引きでは無かったからである。インディチャンプでなくグァンチャーレが1着していたら非常に美しい数列形成になる。しかし、ここで思考停止せずに、グァンチャーレに着目して「サマーマイルシリーズ」を見るなるしたい。まぁ、出走意思も色気も出さなければ意味の無い妄想に成り下がるが、記憶に留めたい。と言っても同馬は夏に弱いのかこれまでのシリーズ参加は「第65回トヨタ賞中京記念(2017)」のみであるから期待は薄い。なら「MCS」への前哨戦「スワンS(前年3着現物馬)」狙いか?覚えていれば、その時、触れるかもしれない。