「優駿牝馬」は、ハナから「金の力で世の中どうにでもなる」というDMMの心根が気に喰わずに、この3戦無敗馬((市)ラヴズオンリーユー)は井の中の蛙と評価し、「忘れな草(L)」が機能しても、キタノコマンドールの「すみれS」程度だとアウトオブ眼中だったので、その同枠馬で「若駒S(L)」を牝馬で3着したフェアリーポルカと言う個人馬主馬に◎を打った。剛士と言っても俳優としても名は知られていないが、スピルバーグなどの英俊の実弟であり、山本優希の兄である。それよりも、2着で穴を開けたカレンブーケドールは、POGの1頭であった点。今回、その関係馬が4頭も存在したので、泣く泣く切った馬で、その代わりにダンゴを残したダノンファンタジー、シェーングランツなどは戦歴的には意味の無いものであった。
さて、そんな中で、今年の「東京優駿」が施行される。炎10には影響されないと言いながら、グランアレグリアなど、影響を受けっぱなしで恥べきところであるが、訳の分からないノイズを遮断して臨む。
特別登録馬を出走資格で並べた際に、まず気づいたのが、今年の「日本ダービー」に資格賞金で参戦する戦歴の低さ、それは賞金出走第1位タイの2頭が3600万円馬であるという点である。
それは、つまり(優)圏内で、収まる事を意味するのか否かを考察しなければならない。昨年のワグネリアンは、2歳夏の7月デビューで「東スポ杯」を制した変わり種である。この点もつなげたいところである。