時間的余裕がある訳でも無いのだが、寒いが、肩の調子が今のところ、良好なので、調子に乗って、もう1本書いて見る。
既述の記事から、コメント欄で触れて頂いた唯一が3歳時に当該「有馬記念」を制したのが記憶にも新しいサトノダイヤモンドである。その他の歴代「有馬」出走馬には、最も古い2015年の2着馬が4歳時の照哉馬サウンズアースで同馬は3年連続出走馬で今年4年目になる。過去3度の中で、2度だけは自身ゲート±2で1着馬を教唆しているが今年は教唆年にはあたらない事になる。気まぐれに教唆した場合はパフォーマプロミスになる。
シュヴァルグランは大魔人が機嫌が乗り移って集票力を落としているが、同馬は昨年の3着馬で、その時は(地)サクラアンブルールと同枠であった。
いやいや、ここで話たいのは、3歳時に有馬を制して5歳時に夢よ再びを体現した(地)オグリキャップやオルフェーヴルではなく、7枠で3着するかもしれない芦毛の高齢牝馬スマートレイヤーの事でも無くサトノダイヤモンドの事である。
同馬の一面は、「宝塚記念」単勝1番人気馬である。宝塚で、その人気で1着したスペックは当然ながら、そこそこいる。併せて有馬も1着した実績スペックは、(市)ディープインパクトとTMオペラオーの2頭のみで、幻の単勝1番人気馬シンボリルドルフが実現出来なかった偉業である。その前年、G制導入時のカツギエースでも、JCは勝てたが有馬では逆転されての2着。
現物はこれだけで、この偉業を平成最後の「有馬」で単勝1番人気馬と同枠となったミッキースワローの替りに達成すべく出走するのが、サトノダイヤモンド(牡5)であるかもしれない。その部分的な戦歴は、昨年のキタサンブラックと同じものである。但し、サトノダイヤモンドは今年の「有馬」では単勝1番人気馬では無い点で、ブラックとは異なる。
そして、「宝塚」でも「有馬」でも単勝1番人気だったが、負けてしまったのが2015年のゴールドシップである。「宝塚」では*1着同枠馬であった。
それでも、(ここから現実的になり恐縮だが)その年の「宝塚」で単勝1番人気馬が、同年「有馬」に出走したのべ21頭中、馬券になったのが単勝4番人気馬以内の12頭もいるのである。3着内率で57%だから大した事でも無いが、単勝4番人気という条件はサトノダイヤモンドには・・・。
年度代表馬は決まっている状態での「有馬」であるが今年の機能として「最優秀古馬」つまり「最優秀4歳以上牡馬」の選定とすると、JC駆けで期待が集まるキセキではなく、ファン投票第1位のレイデオロを1着起用する方が解りやすいであろう事は誰の目にも明らかである。