当該2歳G2競走は時に圧倒的名馬を出すが、その歴史は前々回の所謂「揃目開催」である「第33回」で終焉したというロジックもある。それは、(外)グラスワンダーが2着馬に6馬身の大差をつけて1着起用され幕を引いた1997年の出来事。
それでも、「成」を「王」に変化した現行であっても、G2である事を自ら証左すべく以後の起用性を継承。それでも、この舞台には(父)ウメノファイバーはまだ誕生していない。
それは、単純に言えば、牝馬の起用という事になる。歴代「京王」の唯一の単勝1番人気の牝馬が一昨年のレーヌミノルなのだがこの時点では「小倉2歳S」を勝ったけの身であった。しかし、「函館2歳S」を2着に負けたモンドキャンノに後塵を拝し差し切られた。
現時点での、それを演ずる「ダリア賞」を勝っただけの牝馬アウィルアウェイは当該重賞2連覇中のデムーロバイアスも加わっているのだろうか、揃非戦となった8種の戦歴には「小倉」「函館」の代表も存在する空間での話である。デッド(確定オッズ)は知る由も無いが、その集票構造はある意味特筆。
このような特筆が裏切られる時に台頭して来るのが、単純出目なら構成因子として狙えるはず4枠配置のシングルアップのような戦歴なのだが、現時点では、未だ開示出来ないが、8頭立戦なので、少点数で3連単か、荒れた時の馬単ぐらいは当てたいものである。