「月跨ぎ」とは、土曜日開催と日曜日開催の名目上の「月表記」が異なる事をいうのだが、年に何度も無いのは、言うまでも無いが今年は2度目で最後になるのだが、3場というシバリを加えると今年の唯一になる。どちらにしても、どこを切り取ったとしても、それは「暦(周期)」によって支配されている訳である。
3場の直近は2016年の5月で施行重賞は「春天」「青葉賞」であり、その前は2015年の「秋天」「スワンS」「アルテミスS」で11月。2014年は存在しないが、2013年8月に夏季の3場で「札幌2歳S」「小倉2歳S」そして「新潟記念」である。
遡及を簡単に列挙すると2012年6月、2011年4月、2010年7月、2009年10月、2008年なし、そして11年前の3月と6月になる。だからどうした?的話である。
この程度の検索で再現が確保できたら苦労しないのである。だが「ラジオNIKKEI賞」で、2戦2勝馬フィエールマン(一部メディアは幻のダービー馬と極端な形容もある)が、経験値の低さを能力で補って勝てれば2007年の(外)ロックドゥカンプを持ち出して来るロジックも出て来るだろうし、それはそれで否定する訳ではない。
競馬番組的には、過去に何度となく言及して来たように、土曜日の「月」の規定が、そのまま翌月1日施行の総ての競馬番組に採用される。